連休の初日に、友達と一緒にレストランへ行った。
港郵便局の目の前にあるレストラン。隣のアルテリーベの方が有名(みくりが平匡さんにプロポーズされて一悶着あった店)。
いつも前を通るばかりで一度も入ったことがなかったんだけど、9月末で閉店するってんで、せっかくなら行ってみたいなと思いまして。まこちゃんがみえちゃんに会いに横浜まで来ると聞いたところだったので、この店に予約を入れることにした。
味は普通だった。でも閉店するからか、いっぱい人が来ていた。
窓からは、わりと横浜らしい景色が見える。日本大通りだ。
この日は、横浜スタジアムの入場制限が1.6万人に引き上げられる日だったからか、ベイスターズファンの人がたくさん街を行き交っていた。今までになく活気がある。
お目当てはデザートのアップルパイ。名物らしく、閉店日まで特別価格500円で提供している。
味は普通だった。
まこちゃん、おニューのいいブラウスを着ています。ソースやらなんやらが飛ばないか終始ドッキドキでした。どうやら無事だった。まこちゃんの雰囲気にとても似合っている、すてきな服だ。
そうか、味が普通でこの立地条件なのに、つぶれるのか・・・。
いったい何がいけなかったんだろう。普通さだろうか。
数日前、ともちゃんが食べたがっていたのにお店で品切れていた羊羹を、ちょうど集まりの前の日にとらやで発見したので、お土産にみんなに一本ずつ持って行った。
イスパハーン!
私はバラの香りが好きではないので、食べてみてちょっと(いやだいぶ)苦手だったんだけど、ともちゃんは美味しく食べたらしい。
好き嫌いがある味だと思うが、今回、敬老の日の贈り物や、他の友人への贈り物の羊羹詰め合わせにも、これを一本ずつ入れてしまった。やめとけばよかったかしら。
しかし、今更どうしようもない。どうか美味しく食べてくれることを祈るばかりだ(ピエールエルメすいません)。
*今週の押しピン*
脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。
・部屋とYシャツとアイロンと私の話
10年溜めたLEEのバックナンバーを、順次処分している。
とりあえず自分が何かしらの形で載ってるやつは置いとこうと思って、その可能性の高い古いものから順にぱらぱらとチェックしていたら、最初に載った号が出てきた。
パナソニックのコードレスアイロン・・・。
やせてる。わかい。かわいい。年月って残酷ね・・・。しかし、二の腕なんかを見ると、これからだんだん太っていきそうな感じは既にあるなあ。29歳だった。
これは調味ソースアワードの初回の時だった。
この時、すごく素敵な人たち10人以上と一緒にスタジオに集まって、座談会的なものをやって、集合写真がバーンと見開きいっぱいに載ったので、並んだ他の人らとつい比べてしまった。なんて自分って冴えなくて野暮ったいんだろう・・・と思って落ち込んだりしたなあ。
でも、今見ると今よりだいぶかわいい。ってことは十年後、今の自分の写真を見て、あの頃まだかわいかったなあ・・と思う可能性もあるよなあ。そんな悲観しないどこう。
息子氏も可愛かった。しかし、この頃は本当に落ち着きがなくて、母は大変だったらしい。
悩んで東村アキコ先生の育児相談に投書したらしいが、とうとう実践できなかった・・。
しかし、これが載った直後に全然知らない人から突然メッセージをもらい(mixiとかだったと思う)、「参考になさるんですか?実践したら虐待ですよ」という内容だったので、いろんな意味ですごい怖かったぞ。
旦那さんも今より若い。この時47歳のはずなんだけど、驚異的に若いよな。旦那さんは老けるのが遅く、私は普通に老けてきたので、だんだん年の差は縮まってきている(そんなことはない)。
・そんな時代もあったねという話
中島みゆきかよ。
前項の続きなのだけど、処分するためにLEEを含め、雑誌のバックナンバーをぱらぱらと見ていると、あまりにもいろいろなことが今と違っててびっくりする。服やメイクの話だけではない。
今回、特に2013年くらいまでのLEEをたくさん見たが、見開きの化粧品広告に江角マキコの顔のアップがばばーんと載っていたりするし、みんなおやつにクリスピークリームドーナツを食っている。
ともさかりえはスネオヘアーとの夫婦愛を語り、ミポリンはパリで辻仁成と息子と素敵に暮らしているのだった。
そして、ケンタロウさんのがっつり美味しそうなレシピが毎号載っている。好きだった。せつない。
人なんて、次の瞬間何があるかなんて分かったものではない。
・中華街でいかがわしい何かに遭遇した話
こないだ、人生初の台湾式マッサージを受けた。
足裏をゴリゴリするやつだ。しばらく前に、重たい段ボール箱を持ち上げた拍子に腰を痛めたのだけど、そのあとなんとなく足腰の調子が悪かったので。前から気になっていた中華街の店に行ってみることにした。
しかし、webに載っていた道案内を詳しく見てみて、ちょっとした疑惑が持ち上がった。
「世界一立てパイパン屋」ってなんだ・・・!?!?!?!
これは、もしや、いかがわしいマッサージの店なんじゃないのか。
そんないかがわしい店には行けないぞ。
ちょっとひるんだのだが、普通にホッ◯ペッパーに載ってるわけだし、まさかそんなことはないだろう。
実際足を運んでみたら
「世界一の焼きたてパイ」屋だった。
ホッ◯ペッパーのライターの入力ミスなのか、提供情報がカタコトだったのかは、定かではない。
で、実際行ってみたら、湿っぽくて独特の匂い(タイガーバームとか、白花油とか系の)が店全体に籠る、古くて薄暗いお店だった。施術はそこそこ痛かったけど、安くて上手だった。
長椅子で足を揉んでもらっていたら、なぜか途中でリリー◯ランキーにそっくりな人が2人連れで入ってきた。
マスクをしていたが、顔もメガネも全部がテレビで見たことのあるリリー◯ランキーそのものだった。そのうえ施術中にマッサージ師の人と話してる声もリリー◯ランキーだったので、あれはたぶん本人だと思う。中華街では、わりといろんな人と遭遇する。
・・・伏せ字もあいまって、全体的になんとなくいかがわしい雰囲気の話になってしまった。いや、一切いかがわしい店ではなかったんだけど。
・「カッ」てするだけ、の話
毎週ともちゃんとコストコに行くのだけど、だいたい冷蔵庫からたまごがなくなったタイミングでお誘いをかけることが多い。20こ入りで売っているのを毎回買う。
息子氏が弁当を持っていくようになってから、減るペースが早くなった。なくなると、朝からともちゃんに「たまご警報発令」とLINEする。すると「おー」という返事が返ってくるのだ。ともちゃんの都合がつけば、その日の夕方に集合の約束をする。
夕方までの間に、ともちゃんはご家族に買い出しに行く旨を伝え、買いものを募るのだそうだ。でっかい紙パックの下に栓がついていて、ひねるとワインがじゃばーと出てくるやつとか、紅茶味の豆乳とか、ダウニーとか、そういうものを言付かるらしい。
たまごは、2人ともマストだ。重たいカート1つを2人で押し、カゴ内をともちゃんエリアとゆきちゃんエリアになんとなく分けるのだが、たまごパックは必ず両側に入る。
コストコのたまごは安く、味もふつうに美味しいと思うのだが、欠点がひとつある。ゆでたまごに向いていないのだ。
息子氏はゆでたまごが好きなので、かなりの頻度で弁当に入るのだが、コストコのたまごは卵膜が非常に剥がれにくく、買いたてであろうと多少古かろうと、全然きれいに剥けない。ほとほと困り果てている。
あるとき、ともちゃんに相談した。「たしかに、あんまりゆでたまごには向いてないよね〜」という答えが返ってきたので、どうやら自分の作り方が下手なわけではないらしい。
「底に穴開けてもダメ?」と言うのだが、毎回ちゃんと開けてはいるのだ。ダイソーのそれ専用の便利グッズも持っていたのだけど、手入れが難しくてなんとなく清潔さに欠ける気がするので、捨ててしまった。その後は、それ専用の画鋲をちゃんとキッチンに常備していて、3〜4箇所に穴を開けている。それでも失敗するのだ。
「ともちゃんも穴開けてるの?」と聞いたら「ううん、私はめんどくさいからヒビ入れちゃう〜」とのこと。
「えっ、底に!?!?割れて、そこから白身がぐちゃぐちゃハミ出てきたりしないの?」「うん、ならない。ただ底にヒビ入れるだけ。カッて。」「まじか」「うん。カッてするだけ。カッて。」
じゃあ次回ゆでる時やってみよう、と思い、さっき実践してみた。
カッ。
・・・。
めっちゃきれいにつるんと剥けた。
昨日買ったばかりの、コストコのたまごだぞ。いつも通りの茶色いやつ・・・。
ともちゃん、アンタすごいな。
同じことに悩んでいるコストコユーザーの方、もしいらしたら、カッてやってみてください。ぜひ。カッ。
・たまごトーストの作り方の話
連休中だったので、翌日の弁当や学校に送り出す心配がないのをいいことに、前の日夜中まで雑誌の処分に精を出していたら、翌日かなり寝過ごした。息子氏に起こされる。
「ママ〜。パパって、たまごトースト作れたんだね!すごくない?今朝作ってくれたの」とのこと。
・・・うん。そっか。目をこすってあくびを漏らしながら、
「息子氏よ・・・実はな、それはママがゆで卵を潰してマヨネーズと塩で和えておいたやつを、塗って焼いただけなのだ」
「えっ」
「しかも3日前のやつなのだ」
「えっ」
旦那さんにその話をしたら、「黙っていてもよかったんだよ」とのことであった。
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2020.09.25 13:51
2020.09.25 13:45
2020.09.25 13:32