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journal 2025-04-③

いくちゃんとともちゃんと、3人でパリヤへ。☆2025/04/13朝、いくちゃんとみなとみらいで待ち合わせ。二人ともちいかわ焼きの予約抽選に申し込んだのだが、いくちゃんだけがご当選されたのだった・・・。そういうわけで、一緒にワーポへ行ったのだが、私は買えず。私も数日後に別枠の予約が取れたんで、今日は下見ということで。エッヘッヘ。無事、各種ちいかわ焼きを入手したいくちゃんとともに、今度はニュウマンへ。パリヤでともちゃんと合流し(並んで待っててくれてありがとう)3人でお昼を食べたのでした。ともちゃんは本日、いくちゃんは数日前に、それぞれ人生のコマをひとつずつ前に進めた。お誕生日おめでとう!毎年この時期3人で会ってる気がする、そしていつもバースデーガールズがプレゼント交換するのをみている。ともちゃんからのプレゼント袋を開けた時のいくちゃんの顔が忘れられない。爛々と光る目をみはって、3回くらい袋を覗き込んでいた。インパクト大。ふたりとも贈り物のセンスがいい。そして、ちゃんと相手に対する思いやりがあっていい。いいね、人のお誕生日ってのは!自分が歳をとる時はなんとなく気が重いけどさ、大事な友達が無事にまたひとつコマを前に進めたってのは、ただただ嬉しくめでたいもんな。そうだ、今日はいくちゃんに旅の土産(フランスで買った誕プレ含む)を渡せた。ちょっと誕生日を過ぎてしまった。いくちゃんの肌は白く美しいから、セフォラのキラキラも難なく馴染むだろうと思うので、塗ってコンサートやフェスなどの現場に行ってほしい。お、今日3回目のカルビークリスプCM!最初は朝、家で佐久間さんのを。2回目はいくちゃんと車に乗ってた時、いくちゃん御推しのしょっぴーさんのを。そして夜、岩本さんのを見た。1日に3つ集められた。上出来である。残り6つもすぐだな、きっと。コンプリートすると、何かいいことが起こりそうだ。いくちゃんはちいかわ焼きに並びながら「もはや今後はうさぎのスタイルを見習って、ハァ?という感じで生きていこうと思うの・・」と、今期の決心を口にしていた。いいじゃないか。場の空気や何かの気配を敏感に察知する人なので、きっと周囲の気持ちや(あまり好きでないとしても)相手の立場を気にして、その場ではなかなかパンチ(ジャブ程度の)をとっさに繰り出せないんだと思う。別に喧嘩モードのスイッチまで入れなくても、皆もっとカジュアルに「ハァ?」を繰り出せたら、相手に舐められたり腹に色々溜め込むような結果にならずに済むかもしれん。心に黄色いうさぎを住まわせて、いつでもドアを開けて「ハァ?」とできるようにしておこう。ちいかわの愛らしさと強運、ハチワレの勤勉と思いやり、そしてうさぎの「ハァ?」を全部備えれば、色々と楽勝であろう。・・なかなか、そういうわけにはいかないが。さて、今週もアストリッドとラファエルを見なくては!リスナーからのお便り(ではなく、実際はがま口ご注文の際の備考欄メッセージ)にも、楽しみに見ているという方がいらっしゃったわ。先週めっちゃ気になるところで終わったんで、もうテレビの前で待ち構えてます。しばらくはこれが、毎週日曜の夜のお楽しみになりそうですな。☆2025/04/14昨夜、剥いて下茹でしておいた筍を、朝から刻んで梅煮にする。出汁パックを煮出して、少し白だしを足してちょっとの間煮て、梅干しを3個入れてしばらく煮て止めて、放置。昨日の雨でまた新鮮な落葉がたくさん落ちてきたので(ゲンナリ)掃き掃除をする。お隣に工事に来た人が挨拶してくれたので、実は毎年この木の落ち葉が大変で・・とささやいておいた。伝わるんだろうか?謎。で、午後。旦那さんが大阪に出かけていて夕方に帰るので、筍ご飯も炊きはじめた。バーミキュラからいい匂いがする。そういえば昼間、息子と二人でガストに行った。ハンバーグセットを軽くたいらげた後、マルゲリータピザを食べたいと言い出す。緑色のものをほぼ食べたがらない彼ではあるが、このバジルソースは嫌がらずにふつうに食べる。猫ロボットが持ってきた薄いピザを、ローラーを転がしピシーッと8等分して、「いつか本場のを食べてみたいねえ」とか言いながら、嬉々として食べている(えっ、今度はイタリアへ行こうと言い出すのでは・・??と、内心動揺する)。昔からこんなふうに綺麗に切っていただろうか?と、ふと疑問に思った。よく言われる、ケーキが切れない・・というようなことは昔からなかったと思うが、こんな丁寧な作業をする感じでもなかった。何らかの成長があるのだろう。小学校くらいまでは、後先を考えないとか衝動性が強いなどの特性はあったが、今はそうでもない。そして、昔から今に至るまで、反社会的でも暴力的でもない。日によって気分に波があるという感じでもない。昨日は一人でコンビニに、今日は私とスーパーに行っていたので、外が怖いとかいうことでもなさそうだ。昔はカートのハンドル部分を握らせようものなら、前に体重をかけた勢いに任せて走り回ろうとしたものだが・・。ちゃんと重い物を私の代わりに運び、通路でゆっくりしているお年寄りの脇を気をつけて対向し、すっかり落ち着いてカートを任せられるようになっている。ごく普通のことのようだが、数年前の落ち着きのなさを思うと信じ難い。買ったものを分類して袋に詰めるのは、旦那さんより息子氏の方がうまい気がする。全てのものを詰め終わり、最後に「これは帰りに食べちゃうから出しとくわ」とバニラモナカジャンボを手に持ち、店内から出るなり「まだ開けちゃまずいかな」と辺りを見回し、駐車場までの通路に人が少ないのを確認してから、袋を開けてパリパリサクサクと食べ始めた。天下泰平である。やれやれ。ケーキを等分する話に戻るのだが、できないことの多い子がいたとして、反社会性や暴力性を持つまでの間には、きっといろいろな段階と過程があるのだろう。そうならないことが一番大事で、その他のことは二の次でいいのだ。☆2025/04/15土日に隙間時間を見つけ、コツコツと新しい袋部分を作っていたので、それを口金に詰め始める。なかなか、可愛いのができ上がってきた。夕方、ともちゃんとコストコへ。帰ってきて、夕飯を食べながら問題のアン・シャーリーを見る。事前の評判をチラ見した上での思い込みで、誤解していたことがたくさんあった。やはり百聞より一見である。原案でなくちゃんと原作と書いてあったし、座り込んでる写真で着てたのは光の加減でピンクっぽく見えてただけでたぶんグレー。他にもこの時代に革製のトランクを子供(しかも孤児)が持ってるのがおかしい・・などという、細かい指摘が色々ネットではされていたが、そのような表面的なことは瑣末なことで、どうでもいい。とにかく、アンを好きになれなかった。その一言に尽きる。うわあ・・・こんなキャッキャした陽キャだと思ってなかったなあ・・・。と、思わず箸を置いて呟く。横で見てた息子ですら「これがやばいということはいくら俺でもわかる」とのことであった。アンは確かにうるさいほどのおしゃべりで夢見がちな子ではあるが、あんなふうに子供らしい、明るく騒がしい感じの夢見る夢子ちゃんタイプでは決してない。過酷な境遇によって普通っぽい子供らしさを奪われた子なのだ。想像を繰り広げるのは厳しい現実から逃避するための手段で、どちらかというと物語開始時点では陰キャの部類に入る、だいぶヘンテコな感じの子だったんじゃないかと思う。よく喋るのと明るいのとは違うよな・・。自分だってよく喋る方ではあるが、決して明るいとか騒がしいとかいうタイプではない。登場人物の台詞などはほぼ原作通りであるにも関わらず、こんなに解釈違い感があるなんて!マシュウがアンを面白い子だと表現しているが、そういう面白いじゃないんだよう。などと言っていたら「ママめっちゃガチ勢やん」と息子氏がびっくりしていた。当たり前だ、アンがグリーンゲイブルズに来た日からアンの産んだ子が戦死するような時代まで、何回も何回も繰り返し読んだんだぞ。ものすごくよく知ってる子なのだ(と、世界中でいろんな人がそう思ってる)。ともかく、ガチ勢はみんなこれを見て「この子面白い、変わった子だけどなんか好きになっちゃった」とはならないんだよ。マシュウは一体、この子の何が気に入ったの?カスバート家からスペンサーさんのところに連れて行かれて、女の子のお手伝いが必要な他の人(意地悪そう)に引き合わされる場面。原作ないし高畑版のアンならば、読者なり視聴者なりはアンを気の毒に思い、どうかマリラが気持ちを変えて連れ帰ってくれるよう願うと思うのだが、今回はまったくそんな気持ちにはならなかった。なんなら実は、マリラまじでやめとけ・・とちょっと意地悪な気持ちになったくらいである。いくらキリスト教精神に従っても、ここまでわずらわしい子家に連れて帰りたくない。ただただうるさいだけで、品がない。芯がない。Eのついたアン・シャーリーは、うるさいくらいよく喋るのは間違いないが、なんというかもっと・・気位が高くてしゃんとした子なんだよ。こんなクネクネしてない。少なくても開始時点では、現実の過酷さをいやというほど知っていて、常に怯えている。曲がりなりにもアン・シャーリーと名の付くものを見て、こんな意地悪な気持ちにさせられると思ってなかった。いい大人なのにこんなしょうもないことで腹を立ててる自分が嫌になるので、もう二度と見ないと思います・・。☆2025/04/16ゆうべあれから、ではこのアン・シャーリーなるアニメの優れた点は何かあるだろうか、と考え直した。あの子が好きじゃないからと言って、頭から否定してはいけないものな。まずは、背景などが美しい。これは大事なことだよな。そして、アン以外の登場人物も皆、表情がとってもデフォルメされていて、幼児にもわかりやすい。魔法少女とかプリキュアとかが好きな年代の女児でも、この場面でマリラやマシュウが何をどう思っているのか、ちゃんとよくわかるだろう。あのマシュウに、この初回から、色々な表情があるのだ。もっと控えめでもいいと思うが、やはりつかみは大事だからな。今後何回あるのか知らんが、この刺激に溢れた令和の世の中で、初回以降生き残ろうと思うなら、インパクトは大事だ。ターゲットは幼女なのだから。さて、美容院に白髪染めをしてもらいに行ったはずなのだが、なぜか染めずにパーマをかけて帰ってきた。白髪はまた来週、なんとかしてもらおう。マツモトさんとキャンドルジュンさんの話になる(二人は同じ村出身の幼馴染み)。だから言ったじゃないですか、すごいいい子なんですよって!とドヤるマツモトさん。もちろん信じてましたよ。ただピアスがなあ、あんなデカくなけりゃなあ(あれはチベット仏教と関係あるらしい)。あいかわらず韓国ブームのマツモトさん。日本で手に入るおすすめのお菓子は、海苔を天ぷらみたいに揚げたものらしい。商品名は忘れたが、スカイビルにある韓国ショップで入手できるとのことであった。今度行ったら見てみよう。ちいかわ焼き当たったんで、わーぽ行かなきゃ。夜。ピクニックイベントで良いガチャチケットを入手して回しまくったら、パジャマパーティーズが出た。おたすけの先頭に配置したらすごい働いてくれる・・・。ちいポケの話です。☆2025/04/17朝からディーラーへ、新車6か月点検をしてもらいに行く。昨日パーマをかけたばかりなので、24時間はシャンプーできない。しかしボサボサの脂じみた頭で出かけるのは絶対むり!と思って、色々考えた結果、お湯だけ使って流した。いわゆる湯シャンである。なんとなく頭がもったりとしている気がするが、やらないよりはだいぶマシだった。今年に入ってから、工事してるなあ・・?と前を通るたびに思っていたのだが。ディーラーはリフォームで新しく生まれ変わり、黒を基調としたすっきりと落ち着いた店内になっていた。以前はオープンだったスタッフのデスクとか置いてたスペースが壁で中にしまわれ、だいぶ大幅な改装だ。リニューアル記念だと言って、なぜか中華街のお菓子をくれた。点検は1時間ほどで問題なく済んだ。待ち時間の間にいつも飲み物を出してくれるのだが、リニューアルに伴い新しいマシンを入れたらしくて、これまでになかったアイスカフェラテがメニューに増えていて、旦那さんはそれを頼んだ。私は普通にアイスコーヒーを頼んだ。マシンで入れたらしいアイスコーヒーは、口に含むとひいた豆の味がしていい匂いだったが、ちょっと酸味があって苦手な味だった。次からは私もラテにしよう、と思った。何も問題なければ、次は10月だ。帰宅して、口金に袋部分を詰める。今週も可愛いのができた。いつもよりちょっと数が少ない。

journal 2025-04-①

全ての葉を落としたメタセコイア。ここからまた始まるのだ。☆2025/04/01この並木道の木は、丘の一番高いところから外縁に向かって並んでいて、遠くからでもよく見える。ちょっと買い物に行って帰ってくるような時でも目に入るし、高架の上を走る高速道路からもよく見えて、例えば羽田から旅立つのに横浜駅から高速バスに乗るような時や、湾岸線を自分の運転で走って帰ってくるような時も、必ず目に飛び込んでくる。ああ、あのすぐ向こうに、私の帰るささやかな家がある。大きくて立派な目印だ。長い冬を超えて、今はいったん葉を落としてスカスカとしているけれど、ここから夏に向けて緑に茂ってくる。秋冬には紅葉もする。Aラインのドレスを着ているような形で、きっと赤毛のアンなら貴婦人たちと呼ぶのだろう。美しくて大好きな針葉樹の並木道。どの季節にも違った美しさがある。今日は朝から、いくつか袋部分を口金に嵌めたのだが、まだ半分ほど残っている。花冷えが長引いているせいか首の調子があまりよくないので、あまり無理せず明日また続きをやることにした。久々に首に巻くあったかい小豆のやつとかを使って温めたりしているのだが、それでもここ数日、けっこう頭痛になる。午後、整骨院に行き、首を見てもらう。肩甲骨や脇の下の方までつっぱっているらしい。夕方、ともちゃんとコストコへ行く。あまりの寒さにこりゃニットじゃないと無理だなと判断し、久々にユニクロアニヤのカシミヤセーターを引っ張り出して着たのだが、ともちゃんも春コートの下にしっかりセーターを着込んでいた。コートの下ではあるが、マゼンタピンクのセーターに薄ピンクやらラベンダー色やらが入ったショールを肩がけしていたので、雨で視界が悪い中遠くから見ても、配色でどれがともちゃんなのかすぐわかる。いくらともちゃんでも今日はニットじゃないと無理よね!と言ったら、「そう、色で(春っぽく)ごまかした」とのこと。以前は4月になったら絶対セーターなんか着なかったと思うのだが、やはり歳と共に、こだわりもまろやかになってくるのだった。つっぱっていても何ひとつ良いことなどない。☆2025/04/02今日も相変わらず寒い。朝、たまたま付けてたテレビでヒュー・グラントのオンラインインタビューを見たら、おじいちゃんみたいになっててびっくりした。そんなことあるか!?まだ64だぞ。

journal 2025-03-⑤

コストコ行った日の服。☆2025/03/30上の写真、銀色のでかいボールはスマホストラップなの。シンプルで気に入ってます。金色のブレスレットはフランスで買ったフィリップオーディベールのです。国内にはあまり金色のもの入ってこないのよね。多分シルバーのが人気なんだろうな。よほど難しい顔でテレビを見ていたのだろう、いま君の立場にいるのは日本中で一人だけだろうね、と旦那さんがいう。智辯和歌山から上京してきて、こっちで家庭を作って子どもが横高に行って在学中(しかも明日でやめる)という話は、確かに全然聞かないなあ。そもそも、全くタイプの違う学校だからな。誰も共感しようがないレアケースの話だとはわかっている。しかも負けているしな。難しい顔にもなるわ。おお、まだ5回だがジョックロックを使い始めたぞ。まあ、なんでも使えるもんは使ったらいい。・・・どっちの応援曲もスタンドで聞いたことがあるので、うっかり無意識にどっちも応援していて、気づいてすげえ微妙な気持ちになるな。ご覧の通りの結果ではあったが、9回に意地を見せてくれてよかった。よう頑張った母校。そして甲子園に流れたのは、ここ2年よく聞いたあの校歌であった。さよなら横高(地元の人は皆そう呼ぶ)、保護者でいるギリギリ最後に聞かせてくれてありがとう、と嬉しく思ったのであった。正直最初から、総合力では母校が下回るだろうと思っていた。横浜は昨秋から無敗だから。対決になったら負けるとずっと思っていたんだな。ブロックが違ったからこの結果になったけど、もし逆だったら準決勝で健大高崎に勝てたかどうか怪しい。それくらいの印象だった。それでも、途中点差はついたが、最後までもしかしたらと相手を脅かすいい勝負をしてくれた。それにしても、最後は台所のテレビ前で、高嶋監督の仁王立ちのポーズで見ている自分に気づく。真剣に見守っていると、皆きっと自動的にこの体勢になるのだと知る。なるほど・・。夏は何もかも忘れて、ただ地元の学校と母校という感じで応援できるといい。そのために、両校共に地方大会を勝ち抜いて、甲子園に戻ってきてもらわないとな。表彰式、航空石川の応援団が優秀賞をもらったのは嬉しいね!最優秀を逃したのは残念だったが、カントリーロードも民衆の歌も素晴らしかった。輪島の校舎に戻るのが何年後になるかはわからないけれど、これからも細々と能登への寄付は続けるからね。応援するよ。☆2025/03/313月最後ですな。なんだか午前中は体調がすぐれなかった。どこもかしこも冷えてる感じがする。久々にあずきのやつを温めて首に巻いたりした。午後は持ち直したので、がま口の袋部分を縫った。ワントーンのペッパーにカペルの模様が入ってるカペルペッパーという柄があって、地味なようで実はすごい可愛いんだけども、それを大き目の袋に縫ったのが楽しかった。可愛い柄は、縫ってて本当に楽しい。夕方テレビ見てて思ったんだが、なんか胸が悪くなるような内容だったな(調査報告の話です)。卑怯で姑息で驚き呆れる。マジでキモいしクソダサいなとLINEでともちゃん相手に憤慨する。よく普通にラジオやってたな・・とドン引きしている。なんだろう、ラジオそのものからちょっと距離を置きたくなるくらいだ。いつも聴いてる番組で喋ってる人皆が皆やばいやつだとは思わないが、そうだったらどうしようと思っちゃうよね。テレビよりやだ、ラジオの方が。そのあと、旦那さんが無印に用があるというので、ニュウマンへ。白いブロードのシャツを買っていた。今日までルミネで使える500円チケットを持っていたのだが、それをギリギリちゃんと使えたのでよかった。気付いたのが朝だったんで、もう使うのは無理かと思った。下のシァルでコウイカの刺身が安くなっていたので買って帰った。おいしいたけは入荷なし、もしくは売り切れ。おいしくなさそうしいたけしかなかった。旦那さんには、おいしいたけとそうでないものとの違いがよくわからないらしい。いや見ればわかるやろ。コウイカはうまかった。あまりに会見が長引くので、119エマージェンシーコールが普通に放送されるのかどうも信じられず、直前までどうかなあと思っていたが、ちゃんと放送されたわね。なんか横浜めっちゃ治安の悪い怖いところみたいに見えてそうでちょっとアレだけど、いいドラマだった。局がこんなんでほんと災難だったよな、製作陣も出演俳優さんたちも。最後まで走り切ってくれてよかった。清野菜名ちゃん大好きになった。あんなふうに他責思考を拗らせた恐ろしい人が何回も電話してくるなんてことあるのかしら。あるかもなあ、300万人以上住んでるんだもんなあ・・。ああ、色々あった3月!やっと終わろうとしている。あんなに大変な旅だったのに、なんかもうまたロンドンやパリに行きたくなっている。保護者の立場で行ったので、旅を満喫できなかったからかもしれない。アリーを見てたらボストンにも行ってみたくなった。たぶん、腰が重くてこれまで手を出してないようなことでも、やってみたらめっちゃ楽しいようなことや、やりがいのあるようなことって、他にもたくさんあるんだろうなあ。40代も中盤だし、足腰が弱ったとか言ってないで、色々やってみたらいいのかも。と、年度末だからこんなふうにいい感じに終わっとこっと。4月もよろしくお願いします。

今週のコストコ☆250328

月末です。3月までで期限が切れるブルーボトルのチケットがあったので、コストコ前にちょっと寄り道。アイスコーヒーとワッフルをいただきました。おやつだおやつ!毎回忘れて店員さんに聞いちゃうのよね、アイスコーヒーの酸っぱくない方はどっちですか?って。アメリカーノのアイスが正解でした。コールドブリューの方はね、すごい酸っぱいの。いつも夕方にともちゃんと飲むコーヒーといえばセブンイレブンのやつなので、だいぶ贅沢な感じです。ここのアイスアメリカーノは情報量が多い。セブンのだって普通に美味しいが、甲子園でみるかテレビで見るかくらい違う、という話になった。いや、違う例えだったかもしれない!!アリーナでみるかブルーレイで見るかくらい違う、だったかもしれない。あ、それも違う、思い出したぞ。この直前に、ナビのテレビにスマホを繋いで、ネットフリックスにあった藤井風の日産スタジアム公演を流していたのだ。なんだ、風くんの話だったんじゃないか。真夏の日産で見るか、車のモニターで見るかくらい違うって言ったんだよな。なんだか話がだいぶ逸れたが、時々は五感で何かを味わうのもいいって話でした。そんな年度末のコストコです。期限が来る前に使えてよかった・・・

journal 2025-03-④

パッペルスビョルクの菫色のグラス。わたしゃ色ガラスに弱いのだ。☆2025/03/23センバツの一回戦最後の試合、日本航空石川を応援するために、寝坊しないで起きたぞ。初回表から早くも一点とられているが、頑張ってほしい。アルプスからはカントリーロードが流れてきて泣ける。この選曲は、さすがにせつなすぎる。高校は地震被害を受けて青梅に仮移転したのだが、グラウンドなどの設備上の問題でどうしても折り合いがつかなかったらしく、野球部だけ輪島に戻ったのよね。そんで豪雨被害を受け、復旧作業を手伝ったりして地域を助けながら練習して、地方大会で成績をおさめて今大会に出てきたのだ。でも、校舎の基礎が地震でやられていて、やはりこのままでは倒壊の危険があることが最近わかったので、この大会が終わったら、今度こそ青梅に移らねばならないと決まったらしい。輪島の校舎に戻れるのは数年先になる。送り出してくれた能登の人たちのためにも、勝ちを上げたいじゃないか。応援してるぞ。浪漫飛行は例年の定番だったと思うが(航空だから)、民衆の歌もあるのね。逆境の中での闘志と明日への希望を歌ったいい選曲だ。ああ、残念だった!いやあ野球は9回までわからないねえ。両チームとも守備のミスが割と多かったのかな。そんで果敢に打っていく・・なんというか、シーソーゲームではあった。やはり、何事も最後まで諦めてはいけないのだな。午後はがま口の袋部分をたくさん作った。今回も可愛いのがたくさんできてしまった!フハハハハ!!明日からは口金に詰めようと思います。たくさんまち針を打ったので、目が疲れた。疲れ目でべらぼうを見ていると、本宮泰風が俄で着てる衣装が、はなかっぱに見えた。あれは確信犯やろ、どう見てもはなかっぱやん。春夏!秋冬!あさひるばん!!ところで、松坂桃李と吉岡里帆の教員コンビが過去にも存在したということを、しばらく前まですっかり忘れていた(まあ、あの時吉岡里帆は教育実習生だったけども)。二人とも芸達者だからな。御上先生、いいドラマだった。真弓がどこにいたのか、結局あんまりわからなかったけど(あの中で、唯一生で見たことある子だったのに!)。旅に出てて見落とした回ですごい活躍してたとかなんだろうか。御上先生の言う、人生かけて考えていかねばならない答えの出ない質問、まさに今も頭の中に満載である。いつだってあまりに苦しくて、だから迷いのない強い大きな声で簡単に答えをくれる、教祖みたいな人の教えに飛びつく人間が一定数いるのがわかる、だから宗教というのはこわいんだと思う。自分で考えることを手放してはいけない。あんぱんのキャスト発表の中にぜったい戸田恵子がいるはずだ!と、私もともちゃんも思ったのだが、出てこないのか・・。いや、まだ終了までわからないぞ。半年待ってみよう。☆2025/03/24ただいま22時、雷の音と稲光がさっきからすごい。春の嵐ってやつかしら。今日は、一日中がま口を口金にひたすら詰めていた。大きいのがあと少し残っている。明日も引き続き詰めるのである・・・。あと、おまけの在庫が減ってるから、そっちも作らねば。夕方、皮膚科へ行ってまたイボ取りをしてもらう。首は慣れてきたが、まぶたはやっぱり痛い。少しずつ取れてきていて、また紫外線も強くなってきているので、痕にならないようくれぐれも日焼け止めはしっかり塗りましょうとのことであった。めんどくさいが、忘れずちゃんとやらねば。ところで最近、ディズニープラスで見ているアリーマイラブだが、ついにシーズン4まできた。各シーズンに1話は鬱回があり、当たるともれなくエーンと泣いてしまうのだった。ゆきちゃん選りすぐりの鬱回を紹介するね!(見てない人には全くわからないやつ。)シーズン1はなんと言っても10話「無慈悲な天使」。アリーが公選弁護を担当することになった、売春容疑で三度捕まってるステファニーって子、女装してるけど実は男の子なの。今はトランスジェンダーという概念が広まってるけど、このドラマ初放送時の90年代後半はまだ性同一性障害という言葉自体が一般的ではなかったかもしれない(そういう時代の変化みたいなのも、改めて確認できてなかなか良い)。彼は女の子の服が好きで、衣装デザインやヘアメイクのすごい才能があるんだけど、その日暮らしのお金を得るために、街に立って男たちに身を売っている。でも悪い子ではなくて、本当にいい子なの。交流を持つうちに情が湧いたアリーは、なんとか彼を刑務所送りにしなくて済むよう、服装倒錯を精神障害と専門医に認定してもらい、それを盾に弁護する。そしてなんとか実刑を免れ、昼の定職につくことを条件に、彼は釈放されたのだった。アリーは事務所の雑用で彼を雇い、この先もちゃんと生きていけるように面倒を見るつもりだったのに・・・その夜、彼はまた街に立ち、女の体でないことに気づいて怒った売春相手に殺されてしまったの。刑務所に入れとけば命は助かったはず。こんな虚しいことってあるか。クリスマスなのに霊安室でステファニーの遺体に綺麗にお化粧するアリーというラストシーンで泣いた。シーズン2の鬱回はすごいですよ、なんとあのハーレイ・ジョエル・オスメント君(シックスセンスの)がゲストなのだ。13話の「天使と飛行船」。恋人グレッグの務める病院で、白血病とたたかう少年エリックと知り合うアリー。死期が近いことを自覚するエリックは、アリーが弁護士だと知ると「神様を訴えたい」と言い出した。父は早くに亡くなり、母一人で自分を育ててきてくれたのに、自分も病気になってしまった、神様は不公平だからと。新薬の効果に賭けたいけど、母子家庭で経済的にそれは難しい。同僚のリンの助けもあり、彼らが家族で通っていた教会(かつて父親が存命時に多額の寄付をしていた)を訴えることに。こんな訴えが公になったら、マスコミが飛びついて面白おかしく報道され、教会にとって大変不利益ですよとなかば脅迫に近い形で説き伏せようとするリン(ルーシー・リューはどの時代でもめっぽう強いのだ)。見事に功を奏し、新薬治療のためのお金は教会が出してくれることになったのだが、喜んだのも束の間。薬が届く前に急変したエリックは、そのまま天に召されたのであった。これだけだと、本当に鬱回。でもね、この話はルーシー・リュー演じるリンが本当に素敵なんですよ。意地悪で気が強いように見えるリンだけど、実は本当にいい子なんだよね。もしかしたら登場人物の中で一番好きかもしれない。病室のエリックが、神様を信じるかとアリーに問う場面があるの。幼くして亡くなった妹の話をするアリー。妹が死んだその日から神様を信じるのをやめたアリーだったが、そんな娘を両親はとても心配していた。そんなある日、空を見たら、飛行船が浮かんでいた。母に「あれが神様よ」と言われ、さすがにいくら幼くてもそれは信じないアリーだったが、「神様が人間にいつも見てるって知らせるために、飛行船を創らせた」という母の教えにどこかよりどころを感じたのだろう、それから飛行船を見るたびに、誰かが見てくれてるのかなってなんとなく思う、みたいなことを言うの。アリーが。そして、病室の外でそのやりとりを黙って聞いていたリン。前述の通り、結局エリックは薬が間に合わず亡くなってしまうんだけど、そのあとかなりアリーは落ち込むんですよ。めそめそするアリーに厳しい言葉をかけて出ていくリンだったが、外に出てから、堪えきれなくなって彼女も顰めっ面からボロボロ涙を流す。この演技が素晴らしいのよ。その夜、いつものようにバーで同僚と飲むこともなく、一人で夜の街を歩いて帰るアリー。見上げると、そこには飛行船が浮かんでいる。その側面に「Just Looking」と電光掲示が浮かぶの、いつも見てるよって。アリーが信じる心を失わないために、リンがこっそり飛ばした飛行船だった。という話。とにかくリンがめっちゃかっこいいのよ。お金持ってて、その使い方をよく知ってる。富豪とはこうあるべきね(あの大ベストセラー「富豪入門」の、タ行「と」のところには「友のためなら飛行船も飛ばす」と書いてあるに違いない)。なんだ、わたし昔からルーシー・リューめっちゃ好きやったんやな。途中になってる「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」も続き見なくっちゃ。で、シーズン3はもちろんビリーが法廷で脳出血を起こして死ぬ回だし、シーズン4はラリーが手紙一枚で出ていく回ね。まだその回は来てないけど。☆2025/03/25母校のアフリカンシンフォニーが聴こえる。今や全国の応援団によるいろんなアレンジのがあるが、自分の在校当時はこの曲を演奏してるのはうちだけだった。確か吉本先生という・・文系の我々には全く縁がなかったので多分数学とかの先生だったと思うのだが、その人が編曲したのが全国に伝播したのだ。時々ブラバンに混じってタンバリンを叩いてたんで、母校のアフリカンはちゃんと聞き分けられる。クラスの女子の多くがチアをやっていたので、本当はちょっとやってみたかったのだが、一年の夏に募集があった時、担任の先生にわざわざ呼び出されて「君は成績が悪いし家が遠いんだからやめなさい」と言われたのよね。何十年経っても思い出す、シュンとなった出来事だった。確かにひどい落ちこぼれではあったからなんとも言えないのだが、結局それに従ってなんとか大学には行けたわけだから、まあ何が幸いかはわからない。ちょっと心残りではあるが。エナジックスポーツの応援団からもアフリカンが聞こえてきた。もちろん、全く別のアレンジである。全校生徒60人くらいでその半分以上が野球部らしいので、おそらく甲子園近隣の・・尼崎とかの高校が助っ人に来て演奏してくれてるのよね。そしてきっと、大正から応援に行ってる人が多いのだろう。むかし興南の応援に行った時のことを思い出し、沖縄の人々の絆の強さを思う。一回戦はボヤッとしか見てなかったが、強いよな。点差のついた試合だったと思うが、打撃より守備がすごく良かった気がする。名護の奥の方の、廃校になった小学校の跡地に作ったもともと通信制の高校で、創部3年目の快挙だと聞く。学校の前に砂浜があって、そこで走り込みをやっていると言っていた(我が部の名物紹介、というコーナーがあるのだ)。さぞ足腰が強くなりそうだ。アルプス横断幕に「スマイルポップコーン」と謎の呪文が書いてあったので、一瞬どういうことなのか考え込んだのだが、笑顔弾けるということだなきっと、と納得した。あれ、ベンチから伝令が行ったぞ。そうそう、エナジックの他と違うところは、生徒の自主性に任せたノーサイン野球。監督の指示に従うとかではなく、基本そのとき次どうするかを自分自身で、つまり守備たちや走者本人がその場で判断して、アイコンタクトなどで伝え合うのだ。なんとも令和らしいと思ったが、やはり勝敗に関わる大ピンチが訪れたような時には、監督の指示が入ることもあるのだな。持ち味が崩れるってことは、やはり厳しい戦いなのだ。それでも、点差はついているが、それほどの力量の差がある感じはしない。高校球児がみんな頑張ってるから、わたしも頑張ってがま口を詰めよう・・・。ここでジョックロックか。まだ4回なのに!我が部の名物、智辯和歌山はジョックロックを紹介していたなあ。確かに名物では、ある。☆2025/03/26えらい目にあった(2回目)。二子玉川でですよ。返しに行ったんです、無印のふとんカバーを。そしたら、決済の時に使ったカードを出して処理してもらうことになったんだけど・・。もし間違ったカードを出して手続きしたら、返品処理はシステム上正常にできてるのに返金がされない、という事態になるので、正しいカードを絶対出さねばならんのですよ。で、レシートを見た店員さんに、レシートに書いてある番号に当てはまるカードを出してくださいと言われたの。まあここまでは普通よね。レシートには、16桁の番号が伏字入りで書かれている。仮に、1234-XXXX-XXXX-5678のように、真ん中の8桁がXになっている状態で記載されているのだ。そして、MUFG系のカードだと書いてある。だが、私の財布やカードケース類の中に入っている全部のカードをひっくり返して出して探しても、該当のカードは存在しなかったのだ。そんなことあるか?そして、良品週間なので、後ろにどんどん列ができる。うわあ申し訳ない!と焦ったが、やはり見つからない。めちゃ迷惑客。やむなく、途中で店員さんが別のカウンターに案内してくれた。もちろん、先週の話なので、あの日玉川高島屋で使った可能性のあるカードはちゃんと覚えていて、2枚に絞り込める。ひとつはまあ普通にタカシマヤカードで、もう一枚はiPhoneの・・ウォレットに登録してる三井住友系のカード(こっちをコンビニ等でタッチ決済の際いつも使っている)。しかしゆきちゃんはあの時、ユニクロと戦って敗北したせいで疲労困憊していたので、きっと財布から何か出すのめんどくさくて、絶対スマホのタッチ決済で済ませたと思っている。自分のものぐささは、自分が一番よくわかっているからな!で、最初にそのカードを出したのだが、最近よくあるナンバーが表面に書いてないカードだった。本当にそのカードかどうか念のため確かめてくださいと店員さんに言われたので、カードのアプリの方で確認してみたのだが、レシートに書いてある番号と、確かめたカード番号は全然違うものだった・・。そして、三井住友系なので、MUFG系のわけがない。でも、このカードでたぶん95パー間違いないのだ。困り果てた私は、別の階にいた旦那さんにヘルプを出した。旦那さんが来て、別の目で見たらあるかもしれないと言い出し、また一から財布類をひっくり返して調べる。が、結局見つからなかった。店員さんに、このカード以外考えられないんですけどねえ・・と言うも、確かでないと返品処理はできないという。そのやり方以外では処理は無理らしいので、なんだかもう申し訳なくなり、ふとんカバーを抱えて帰ろうかなと思った。が、ここで旦那さんが別のことを言い出した。曰く、スマホなどの決済機能を用いてものを買った場合、クレジットカード番号とは違う番号がデバイスごとに割り振られていて、レシートにはそっちが印字されるという話を聞いたことがあるとのこと。思い当たるところがあったのだろう、店員さんが確かめに奥に引っ込み、実際そういうことがあるようなので、今回は現金で返金しますとのこと。そんなことあるか??さっきまでと言ってることが違うぞ。あんなに財布類を全部ひっくり返して調べたのに!あと一息なんだから、一回処理してみて、そのカード番号が印字されるのか確かめてみればいいのに!だが、万が一間違ってるといけないので、今回は現金で返金しますとのことだった。なんだか納得がいかないが、ここまででもう数十分を浪費しているので、ありがたく現金を頂戴して終了。ちなみに、帰り際に前回と同じレジを使い、猫草を買ってレシートを見たら、印字された番号はやはり、さっきまで返品のために使っていたレシートに記載されていたのと同じ番号だった。旦那さんが正しかったのだ・・・。

journal 2025-03-③

ギャラリーラファイエットの屋上から見たパリ。この雲は、日本では秋の雲だよね。☆2025/03/16朝寝坊して、また時差ボケスケジュールに戻ってしまった・・とほほ。旦那さんも大阪に出かけてていないしな(さっき帰ってきたけど)。エンジンがかかるのは遅かったものの、今日は作業がだいぶ捗った。袋部分がたくさんできたので、明日からは口金はめを開始します。かわいいのいっぱいできそう。夕方、息子氏とガストへ。夕飯を食べてから、持参したノートパソコンを使って、転校先に出す志望動機と課題作文(短いもの)を作る。横から文体などのアドバイスはしたが、基本自分でちゃんと書いていた。本人なりのこだわりがあるらしく、ああでもこうでもないとイライラしながらも、仕上がったのでよかった。これを来週提出し、4月からは通信制高校に移ることになったのだった。たぶん1月くらいまでは、本人は転校のことを挫折として捉えていたと思うのだけど、先月くらいからは徐々に前向きになり、納得して前に進むことを決めた。旅に出たこともいい切り替えになったようだ。自分以外にはなり得ないという事実を受け入れ、そんな自分を愛して進んでいってほしい。人間、状況を変えるために限界まで頑張ったり、何かのために大きな我慢をせねばならないような時期というのは誰しもあると思うが、そのタイミングは自分で選んで決めればいいと思う。誰かに強制されたり、納得いかないまま流れでむりやりそうするのでなくてもいい。今がそうじゃないなら、いつか逃げられない時が来たら腹を括って立ち向かったらいい。そうするに足ると自分が思えるものに出会ったら、その時に。そんな彼は明日、17歳になる。どんな17歳になることだろう。今年よりも楽しいことがいっぱいあるといいわね。☆2025/03/17先日まで行っていた旅行ツアーの申し込みを検討していた時、同じ内容だが3/2出発のと3/16出発のと候補が2つあって、当初、第一希望は後者の方だったのだ。だって、浪人街2回の間にイギリスとフランスを経由するのはちょっと・・と思っていたからな。でも2〜3日迷ってるうちにすぐ埋まっちゃって、そのままキャンセルも出なかったので、やむなく3/2出発の方に申し込んだのであった。もし当初の第一希望の日程ならば、今日、息子氏の17歳の誕生日、私たちはストーンヘンジにいるはずだった。ちょっといいなあと思ったのだ、ストーンヘンジで誕生日ってのも。丸く並んだでっかいろうそくみたいじゃないか。でも結局、旅は息子16歳最後の思い出となり、今日は私たちはこたつで豚しゃぶ鍋をつつき、クリーム類があまり好きでない息子のリクエストで買ってきたサーティーワンアイスにろうそくを立てて祝うこととなった。これはこれでいい。誕生日は家族揃ってるのがいい。明るかったあの添乗員さんは、次のツアーも担当するとおっしゃっていたので、今頃ストーンヘンジにいることでしょう。お天気だといいな。午前中は口金はめをし、首がガチガチになったので午後は久々にジムへ行った。silentを見ながら歩いていたのだが、速報でいしだあゆみが亡くなったことを知る。ロンドン行きの飛行機で室井慎次二部作を見たことは書いたと思うのだが、元気に秋田の売店のおばちゃんをやっていらしたので、訃報が目に入った時めっちゃショックだった。「生き続ける者」の中にいたのになあ・・。せつないね。silentの再放送を見てて、夏帆ってやつぁすげえなと思う。最近他に何をやってたかなと思い返すと、パニック障害を患うシングルマザー、トラウマを抱えた医者、初恋相手に敵わず婚約者に振られる女、地元埼玉の友達、山梨のビジネスホテルのフロント。何歳にも見えて、お姉さんにもおばさんにもなれるんだなあ・・・。silentでは、水仙の花のような美しさだ。恋愛ドラマで超人気アイドルと恋に落ちるヒロインとなるような華があるかと問われたら、そういうのとはちょっと違うのかもしれんが、役者として間違いなくすごいのはこの人だなあとしみじみ思ったのだった。いや、川口春奈ちゃんは川口春奈ちゃんですばらしいのよ。ピンクの薔薇みたいにかわいいけどね。アンサンブルはやばいけどね。やばいのは脚本だから。ところで、ロハスがアルハンブラのネックレスをしている。もちろん、ドジャーズのミゲル・ロハスよ。8番打ってる・・。試合中にもしている。オニキスの、あのお花がいっぱいついたネックレスを。しかもピアスもしている時がある、そっちはマザーオブパールのだ。こわいくらい馴染んでいて、すてきだ。一日の終わりである。草刈正雄がギルバート・オサリバンのアレをカバーしてるのをつい最近発見したんで置いときます。歌すげえうまい。山崎まさよしを軽やかにしたような感じの美声だ。

journal 2025-03-②

憧れのアニヤカフェにて。Googleマップってすげえな。☆2025/03/09ぶじ日本の我が家のこたつに戻ってきております。夕方帰って、スーツケースを空にし、洗濯したり、ポーチやら何やらから取り出して元の場所に戻したり、猫を愛でたり、旦那さんに向こうで買ってきたものを見せたりして、夕飯に鍋を作って今に至る。十何時間も狭いお席に拘束されてたもんだから、帰宅して自由に動けるのをいいことに、堰を切ったように動きまくってしまった。あんなでかいスーツケース二つもどこにしまうかが課題だったけども、あまり使ってないロフトにとりあえず入れておいた。帰りの飛行機では、ビリー・ジョエルのマディソンスクエアガーデン100回記念公演がプログラムに入っていたので、それを見た。途中で一回寝落ちしちゃったんで、目を覚ましてからもう一回見た。学生時代に海外に行った時も、移動のバスや帰りの飛行機でビリー・ジョエルを聞いていた気がする。そうだ、ビリー・ジョエルとブライアン・アダムスとミスタービッグを交互に聞いていたんだった。たしかMDを、その3枚だけ持って行ってたと思う。行きの飛行機では気づかなかったのか、帰りの便にしか入ってないプログラムだったのか。だいぶおじいちゃんになっていたけど、ビリーがピアノを弾いて歌うと、箱いっぱいの観客が嬉しそうにニコニコと揺れて一緒に歌っていて、本当に素晴らしいなと思った。私も一緒に揺れたかったけど、真っ暗な機内で周りの安眠を妨げると良くないので我慢した。何かのご褒美のようだった。頑張ったことを誰かがちゃんと見てくれていて、プレゼントにこっそり入れといてくれたのかなと思うくらい嬉しかった。ありがとう、JALの神様。空港に着いて荷物をターンテーブルから引き上げ、色々お世話になった添乗員さんによくお礼を言い、出口から出たら、旦那さんが待っていた。あろうことか息子は、黙ってガバッとパパにハグをしていた。もう私より大きいのに!来週17歳になるのに!!妻の私より先に!!そして、何より早くセブンイレブンに行き、世界一うまいと痛感したおにぎりを買い、バス乗り場の待合室でものも言わずむしゃむしゃと食べていた。よかったね。。☆2025/03/10時差のせいかなかなか寝付けず、起きたら10時だったのでびっくりした。えらいことだ。急いで朝の薬を飲み、久々に野菜がゆを作って食べる。美味しかった。茅乃舎だしの味がだいぶ恋しかったのだ。普段野菜がゆみたいなものを朝から食べてる人間が、1週間もクロワッサンやらベーコンやらの朝食を食べていたら、当然胃の調子が優れなくなる。家にある柑橘類を全部剥いて冷蔵庫にしまい、洗濯機を何回もまわし、待ちの間におみやげ類の仕分けをする。トートバッグ屋が開けるほど各地で買ったな、と我ながら驚く。この子にはこれ、あの子にはこっち、と袋に分けて片付けていった。午後、C&S自由が丘の周年記念が今日までだったので駆け足で行ってみたのだが、もう記念トートバッグは売り切れていた・・ぐぐぐ。しょうがない。これだけよその国でトートバッグを買いまくったのに、帰国してまだ買おうとするのおかしいよな・・と冷静になり、諦めてラミネート生地だけ買って帰った。夕方、整骨院へ。向こうで腰痛がひどくなったらどうしようかと思っていたが、何とか大丈夫だったので良かった。とはいえ疲れてないわけではないので、しばらくはあまり無理せずに過ごそうと思う。。そういえば、小さめの首イボがいくつかなくなったことに気づいた。もしかしてイギリスかフランスに置いてきたのか・・!?☆2025/03/11なぜか家族全員で皮膚科へ行った。息子は息子の、旦那さんには旦那さんの診てもらいたいポイントがあったので全員でぞろぞろと行った。私はもちろん液体窒素。中華街でお昼を食べ、旦那さんがアウトレットに用事があるというので、時差ボケの息子氏だけ家に置いてベイサイドへ。きょう一日でいろんな店に入ったが、どこに行っても日本語が通じるんだぜ!すばらしいな!(笑)今日は震災の日なので、ニュースを見ながら黙祷に参加する。津波で家を流されて建て直した人が、今回大船渡で火事にあってまた家を失くされたというニュースに愕然とする。ささやかながら楽天クラッチ募金から寄付をさせていただいた。ベイサイドでは、ゆとりの空間でちょっと欲しかったフライパンに乗せる蒸し器を買った。アウトレット品ではないので、特に安くはなかったけど。夕方、ともちゃんとコストコに行く。色々と旅の話などする。お土産とホワイトデーの品を渡したら喜んでくれた。二週分なので買い物はたくさんだった。米が高くて二人とも涙をちょちょぎらせながら買う。帰宅して、冷凍の塩鮭を焼き、昨日のすき焼きで余った牛肉で肉じゃがを作り、白だしと生姜の千切りできゅうりを浅漬けにする。和食最高。しかし、食べながら何か違和感を抱き、そこで初めて自分がもうジャガイモに飽き飽きしているということに気づいた。だってイギリスでもフランスでも、毎食出てくるんだもん、ジャガイモが。潰したりマッシュしたり揚げたりとあらゆる方法でテーブルに乗せてくる。なぜ肉じゃがにしてしまったのか・・・やめとけば良かった。まあ食べるけど。そうそう、昨日すき焼きだったの書いてなかったな。息子、よせばいいのにシャルル・ド・ゴール空港で搭乗待ちの間に、すき焼きを作る料理動画をまじまじと見て、そのあと私にも見せ、「帰ったらすき焼き・・すき焼き食べたい・・」と呪文のように小声でささやいてきたので、もはや作らざるを得なかったのだ。整骨院の前に、大急ぎで焼き豆腐やら白滝やら牛切り落とし肉やらを買ってきたのだった。すき焼き用じゃなくて切り落としってとこが微妙でしょ(笑)だからまあ、肉じゃがにはぴったりであった。そういえば、ともちゃんとコストコで旅の話などして、あのやばいおばさんの話になった。実際、帰国して友達にこんなこともあったあんなこともあったという話になると、ここに書いた数倍やばい人だったなと実感した。というか、夫婦してやばい人だった。ともちゃんが呆れて爆笑するほどであった。おそらく60代のご夫婦で、夫は糸井重里の輪郭に佐藤B作の顔をはめた感じ、妻は江口のりこを20ほど老けさせて機嫌悪くした感じの見た目であった。S玉県からのご参加で、悪い人たちではないのだろうが、とにかく価値観が令和の現代のそれではなかった・・。まだこういう人っているんだなあ、と笑い話にできたので良かった。あれは確かモン・サン・ミシェルについた日の夕飯時だったと思うのだが。ツアーの中に、M張から参加したまだ20代の新婚さんがいたのだが、C葉Jッツ(本当に伏字の意味がねえな)のファンだという彼らに、おじさんの方が「うちの会社、あ俺役員なんだけど、スポンサーだからこれこれのここに社名入ってるから、今度試合行ったら見てみて。社でチケットもらえるから部下が争奪戦してるよ」などと、赤ワインのグラスをこう・・揺らしながら言ってたの。と、ともちゃんに説明したら「うわキモッ」と一蹴していた。若いM張夫婦に結婚式はどうだったのかと聞き、「まだなんです〜」と答えたらば、おばさんの方が「えっ式もまだなのに先に海外旅行??式いつやるの」と物言いをつけ、微妙な笑顔で「まだ予定もないんですよ」と困っているご夫婦。「やんなきゃダメだよ〜」「あ〜親戚とかからも言われます〜〜」「そりゃそうだよ普通〜〜」いや、今やらない人いっぱいいるって。と内心辟易した。そんでおばさん「子供の方は?早く産まなきゃダメよ」おじさん「俺ら23で結婚してすぐ子供できて3人もう成人させたんだよね」おばさん「親戚の子41で産んだけどすごいしんどそう、やっぱり若いうちにさっさと産んだ方がいいわよね」などと怒涛の産めハラスメントが始まる。M張夫婦の奥さん、眉をハの字にして「やっぱりそうですかね・・予定全然ないですけど・・」と言っていた。小声で「やべえな、こんな漫画みたいな人いるんだ、本当にいま令和かな」と言ったら、隣のギャルがニヤッと笑っていた(看護学生なのだという。嬢たちを思い出した)。翌日、パリの夕飯でM張夫婦の向かいの席になった時、たまたま息子がお手洗いに並んで席を外していたタイミングだった。出産や子育ての話になった。私があの子を産んだのはあなた方くらいの歳だったと思うけど、もっと遅くても全然良かったし、当時でももっと年上のご両親たちがPTAにたくさんいたし、今はもっと遅めの人もたくさんいるから、楽しいこと二人だけで全部やったらいい、その後考えたらいい、焦らなくていいからと言ったら、二人とも嬉しそうだった。実は入籍もまだ少し先の予定なんだという。子供ができる前に、二人で行ってみたい国がまだ他にもあるらしい。いいじゃないか。若いのに海外に行けるほどの大金をよく貯めたし、そんな大金を頑張って作ったんだから、誰に何を言われようと使い道は自分たちで決めて好きにしたらいい。式にこだわらずにそのお金で行きたい国に二人で行ったっていい。ドレス着たかったら綺麗にして写真だけ撮ってもいいし、友人にもそういう風にした人いるけど、とっても幸せそうに今も夫婦やってるよ。私は今、少し子育てに行き詰まって、息子の自分探しのために一緒に海外来たりして、大変な時期だけども、信頼できる夫と協力して、自分達だけの良心に従って、この難局を一緒に乗り切ろうとしている。こんなふうに苦しい問題に直面した時、夫婦二人だけの頃に楽しいことをたくさん共有した日々が、きっと糧になると私は思ってる。だから今楽しいことをたくさん二人でして、いい家族を作って。普通こうするものとかそんなのはもういい、自分たちが幸せならそれが間違いなく、あなたがたの普通。そう言ってるうちに息子が帰ってきたので、ニコッと目配せしてその話は終わったのだった。そうします、と奥さんがにっこり笑って頷いていた。よかった。幸せにな。フランスまで来てゆきちゃん節を唸ったのであった、という話をともちゃんにしたのだった。いろんな種類のおばさんがいるが、おばさんにだって人それぞれの考え方があって、私みたいなのもいると若い夫婦に知って欲しかった。広い世の中、世代によって本当にいろんな価値観の人がいる。ともちゃんいわく「思うのは自由だけどさ、思ったこと全部本人たちに言っちゃうのマジでやばいよね・・・言わないよ普通・・」とのことであった。ほんまやで。それがともちゃんの「普通」なのであった。私も、そっちが普通だと思った。あはは。まあ私も思ったこと全部言ったけどね。☆2025/03/12朝から、白髪を染めてもらいに美容院へ。マツモトさんにモノプリの板チョコを渡す。昨日までは割と元気で色々と活動的にしていたのだが、散髪の途中なんだか疲労を感じたので、家に帰ってからちょっと横になる。ああ、時差ボケ完全解消への道は遠い。夕方、マイメロちゃんの生地を切って、JK嬢の卒業&入学祝いがま口を作る。久々の手作業で楽しい。だんだんエンジンがかかってきたのを感じる。明日からはまた工房長に戻ろう・・と言いたいが、実は楽しみな予定が入っている。えへへ。相棒のある半年間が終わったのであった。来シーズンも必ずある、という確信をこんなに持てるシーズン終了も珍しいのではないか。でも、もしかしたら次が最後になるのかもしれない。だってめっちゃラスボス感あるやんあいつ。すっかり日本の我が家での日常生活に戻り、日に日に、旅の記憶が遠くなっていくのを感じる。思い出して書き留めておけるエピソードについては、まとまりはなくとも、ちゃんと書いときたい。主に息子のことだ。息子は、集団行動が苦手な子だった。おそらく昔からそうだったのだろうが、学校に行って友達と過ごす時間の楽しさの方が勝って、高1まではそんなに問題が表面化せずに来たのだろう。たとえば給食がすごく嫌だったり、決められた時間に合わせて行動できないと叱責されたり、皆が当たり前にできていることができなくて恥ずかしかったり、その場に出来上がっている雰囲気を壊すのが怖かったり、そういうことはずっとあったのだと思う。今回、ツアーの途中でいっときしんどくなった息子が、このツアーの嫌なとこは学校行ってた時と似てる、学校の中で嫌だったことと一緒だ、と吐露した場面があった。興味があってもなくても決められた場所に絶対ついていかねばならず、足が痛くても立ち止まれば置いていかれる。さして美味しくもないものをあらかじめ決められた店で食べ、クソ不味いと思っても他の人たちの手前あまり顔に出さないようにするべき。自分でどうするか全く選べない。その時、この方法でここまで連れてきてしまったことを本気で後悔しかけた。ごめんね、やってみるまでわからなくて・・・と言ったら、違う、そうじゃない、これを決めてお願いしたのは俺で、ヨーロッパを見てみたかった気持ちは本物で、素晴らしいものをたくさんみたし、連れてきてくれて良かったとって本気で思ってる。でもしんどいから休める時は休みたい、自分がもうダメになりかけてて、今休まないと次に動けないのも予想できてるから、時々予定を飛ばしても許してほしい。一生懸命そう説明してくれた。集団行動にとことん向いていないのだ。自分も幼い頃からそうだったから、息子の言うことがよくわかった。でも、大人になった今ならば、団体行動のメリットもわかる。状況がよくわからなくてもわかる人について行けば安心だったり、コストを抑えられたり、効率的だったり、孤独感や恐怖を紛らわせることができたり、色々だ。たとえば全くの個人旅行だったら、こんなに多くの場所や出来事を息子に経験させることは難しかったろうと思う。保護者の私が英語や仏語をできなかったり、無知だったりするから。それを克服する努力を放棄した結果、集団のしんどさ面倒さを甘んじて受け入れているのだった。反省はした。令和といえども、多様性と言われていても、まだまだ息子のように学校を長期間休んで何かを探すようなことに理解のある人は少ない。実際のところがよくわかった。ツアーの前に誰かに突っこまれるような場面(学校は?なんで?行ってないの?休んでるの?等)を予想しなかったわけではないが、息子氏は悪い子でも、悪そうに見える子でもないし、休んで自分探し中ですと説明すれば、曖昧な笑顔で適切な距離を保ってくれる人がほとんどだと思っていた。前述のS玉から来た熟年夫婦のような人がいて、積極的にちょこちょこ否定してくるとは思ってなかった。甘かった。それ以外にも、「何年生なの?高2?じゃあ来年すっごく大変だよ〜受験。こんな遊んでていいの?」と息子氏に直接言ってきた女性がいた。世の中には立ち止まって同じ学年を2回3回やる人もいれば、大学に行かない人もいるとは思わないのだろうか。わざわざ詳細に説明するのもなあと思い、息子と二人笑ってその場をやり過ごしたのだが、意外と令和でもそういう感じの決めつけを本人に向かってしてくる人というのは、普通にいるのだなあと思った。自分の世間知らずを恥じる。M張夫婦や、看護学生のギャルや、1Dのファンの女子みたいに、若い世代の人の方が色々なことを心得てフワッと優しくしてくれた気がする。オプションで飲み物を頼むような時でも、流れに従って周りに合わせるようなことはせず、嫌いなものは残し、頼みたいものだけ頼んでいた。今日マツモトさんともそんな話になったのだが、熟年の夫婦のような参加者層とは、お金の価値が全く違うのだ。このシビアな時代、若いのにそれぞれの思いを持ってお金を貯め、ここまで頑張って来たしっかりした子たちだから、みんなすごくちゃんとしていた。世代差というか、考え方や価値観の違いをくっきりと感じた。いい経験だったと思う。話は息子のことに戻るが、意外と頼もしいなこいつと思えるような場面も結構あった。特に旅の最後、パリの二日間はだいぶ息子を見直したのだった。Googleマップを見るのが私より上手だったり、ユーロへの換算が早かったり、そういう小さなことだが、頼りになって嬉しかった。印象的だったのは、なんと言ってもパリのメトロでの出来事だ。前述した通り、走行中急に音を立てて止まって、電気が消えて真っ暗になったりした。私は暗いのも大きな音がするのも苦手なので、相当怖かった。そして、同じ車両にいたアコーディオン弾きが演奏しながら寄ってきて金をせびったりしてきた。彼は周りの全員にいちいちせびって回り、ついに息子のすぐ前にいた人から小銭をせしめているのを間近でみたので、ふるえた。メトロを降りたあと、ああ怖かった、やばかったねあのアコーディオンの人、と息子に言ったら、俺はそんなに怖くなかったけど、という。いやでも、いろんな人にたかって回って、結局あんたの向かいの人からむしり取ってたじゃん・・。そう言ったら、いやママ、それはちょっと違うと思うよ、と息子。「俺ちゃんとみてたけど、あの人たちはちゃんと何かを会話して、向かいの人もうんうんってちょっと頷いたりして、コミュニケーションをとった上で財布出して、納得してチップを渡したんだよ。強制したり奪ったりしてないよ、アコーディオンの人は。怖がることなんて何もなかったよ」頬を叩かれたような気持ちになった。要するに私はあのアコーディオン弾きを、物乞いのように思って、おそらく心のどこかで蔑み、異質で怖いものと判断していたのだ。同じ人間だと思ってなかった。そして、そのことをしっかりと息子に見抜かれたのだ。けれど、言えばちゃんと私がわかってくれる親だと信頼したから、そのことを臆せず伝えてくれたのだ。息子は、私が見ようとしなかったものを、ちゃんと見ていた。こんなふうに育ってくれたことを本当に嬉しく、ありがたく思ったのだった。集団行動が苦手な息子だが、いろんな局面でのとっさの判断には問題がないということがわかった。意外としっかりした子だった。最終日にモノプリでパパに頼まれた買い物をする際、すごくざっくりとしたメモだけが箇条書きで送られてきたので、息子も私もどれを買っていいのか分からずに最初すごく困った。「オリジナルエコバッグ(できれば無地)」「Palets de Bretagneのビスケット」「エシレのバター(保冷剤、保冷バッグが入手できないなら不要)」「塩(CAMARGUEとか)」「常温で持ち帰れそうなチーズ」みたいなリクエストだった。まず息子氏は、これだけ膨大なチーズの中からパパがどのチーズを欲しいと思っているのかを聞くところから始めた。「コンテって言ってる」「わかった探そう」となど言い、チーズの冷蔵庫へ行ってコンテを探す。いっぱいあるコンテの中から、「味に差があるかもしれないからとりあえず2種類は買おう、一つ一つは小さめの方がいい」などと現実的なことを決め、カートに入れていく。エシレバターは溶けるといけないからなるべく最後にしよう、と後回しにし、ちゃんと息子はそのことも覚えていた。ビスケットは、旦那さんのいう「ビスケット」が棚の表示の「Biscuit」を指すのかどうかをまず確かめねばならない・・と思っていたのだが、種類が多いのはコンテで懲りていたので、もう画像を送ってもらおうと息子がパパにメールで頼んだのだった。送られてきた画像を、息子は店員さんを捕まえて、見せて棚まで連れて行ってもらったらしい。戻ってきた息子は、Palets de Bretagneの塊を2つ抱えていた。塩も同じ方法で見つけてきた。最後に、オリジナルエコバッグだが、レジに並んでいる間に見つけたのだが、無地のものはカラーが色々あり、どれにするのか息子がメールで画像を送ってパパに希望を聞き、ちゃんとセルフレジの決済に間に合った。唯一、持ち帰りのための保冷剤だけが最後まで見つからなかったのだが、結局それも息子が店員さん(日本のアニメが好きとわかる感じのTシャツを着ていたが、そこまで日本語を解するわけではなかった)にGoogle翻訳で何度も聞き、取り扱ってないということを確かめた。そして、よほど真夏で暑くない限り、保冷剤なしでもバターは溶けずに日本に持ち帰れるということを調べたのも息子だった。自分一人では結構大変だったと思うが、息子がいたので、短時間で全てのリクエスト物を集めることができた。集団行動が苦手でも、一人で判断できることの精度を今後頑張って上げていくことで問題なく生きていくという方法もあるのだ。この子は、そっちの生き方の方が性に合っているのかもしれない。ちょっと光というか、希望みたいなものが見えた瞬間だった。☆2025/03/13今日は旦那さんの誕生日。節目の年を迎えられた・・。赤いちゃんちゃんことか用意してないけど。何か欲しいものはないかだいぶしつこく聞いたのだけど、何もないらしい。本当はロンドンかパリで贈り物を探したかったのだが、そんな精神的余裕が全くなかった。なんと、あの中島健人氏と同じ誕生日なのね。うお座の男はいい男。午後、ともちゃんと都内へ。有楽町でお茶してから、2週間ぶりの(?)新橋演舞場へ。マルの浪人街2回目です。いや〜、チケット取れたの昨年末だったんだけど、まさか浪人街1回目と2回目の間に、イギリスとフランスを挟むことになるとは・・・。強行スケジュールに我ながらびっくりですが、申し込めるツアーがこの日程しかなかった!正直、1回目は一回の最後列だったので良席とはいえなかったのだけど、今日のチケットは6列目の花道脇だったので、近い近い。マルのお膝にできてる小さいカサブタまで見えちゃった。今回は幕間になんかいいものを食堂で食べようってことになってたので、入ってすぐ予約に並び、雪月花で松花堂弁当をいただきました。ちょっといいお値段だけど、入ってたもの全部美味しくて最高であった・・・。ヨーロッパ圏から帰ってくると何もかもが安く思えるが、こんな値段でこんな美味いものが食べられていいのかと改めて驚く。もはや他国では暮らせない。1回目の時に、今回2回目で入る席がどのあたりなのかあらかじめ確認して、こりゃ石にかじり付いてでも絶対ぶじに日本に帰ってこなくては・・!と固く決意したほどの良席だったのでした。ああ、帰ってこれて本当によかった。今ひとたび浪人・源内さんにお会いできて本当にようござんした。日本の素晴らしさを噛みしめたのであった。マルの舞台の時ってなぜか、自分がにとっての節目の時期だったり、何か精神的に追い込まれてるようなことが多い気がする。そういう巡り合わせなのかしら。そんで大体幕が降りる時、ちょっと半泣きになってる。確実に何かがチャージされたのであった。ところで、とも家ではママに続き、弟さんのお嫁さん(ともちゃんにとっての義妹さんだな)がtimeleszのファンクラブに加入したのだそうだ。二人とも寺さん。なんとなく好みって似通ってくるものなのかもしれない。あれは確かフランスに滞在中だったと思うのだが、旧ツイッターか何かで、新体制で音楽番組に出て歌を初披露したのを「8人なのにこんなに華がないなんてやばい」みたいに酷評されてるのを見たので、一体私の留守に何があったのだ・・!?!?と訝しく思い、帰ってすぐにともちゃんに聞いてみた。そしたら、だいぶぷんすこしながら「それは一部の悪意のある人だけで、我が家では毎日あの録画を一回は見てるよ」と憤慨していたのだった。そんで、新橋演舞場から帰ってきて、配信が終わる前に一回ちゃんと見てみようと思い、TVerで見逃し配信を見たら、ちゃんと踊ってたし楽しそうだったし歌もうまかったし、以前からこういう感じで活動してたと言われても驚かないくらいちゃんとアイドルしていた。あんな酷評を受けるほどか・・?悪意があるのではないか・・・??それにしてもとも家では、空前の寺さんフィーバーが訪れているようだ。ともちゃんが加入するのも時間の問題かもしれないぞ。うーむ、なんだかちょっと置いてかれるようでさみしいな。secondzになっても、eighterやめないでおくれね。☆2025/03/14ぜんぜん時差ボケが治らない。困ったもんだ。来日・・じゃない、帰国したオオタニサンが「まずは時差ボケを治したい」と言ってるニュースを見て、私もそう思います!!と心の叫びを上げたのであった。オオタニサンと同じ志を抱く機会など滅多にない。一昨日の夜、どうしても息子氏はスシローに行きたいと言っていたのに、7時前くらいに出かけようとしたら寝てしまっていて、結局行けなかった。昨日は私が浪人街で留守だった。そんで今日のお昼に声をかけたら行くというので、やっとスシローへ。スシローは安くて美味しくて最高だが、唯一、ソフトドリンクのグラスがいつでも脂系の汚れでベタベタと曇っているのがいただけない。これさえなければもっといいのに・・。ここの店舗だけなのかな。もちろん、息子はまたストーンヘンジ(ハンバーグ寿司)を頼んでいた。これとあれが似ていると、そう思った人はたくさんいるだろうが、その後実際現地まで行って自分の目でそれを確かめた人は、日本広しといえども数少ないであろう。やれやれ。午後、ダイソーへ行き、USB-Cのコードを買う。スマホが新しくなったのに、車載の充電ケーブルがLightningばかりだなと思って、買い足したのだ。とはいえ、まだ車内では一回も充電したことがない。電池が長持ちするので出先で充電しなくても事足りている。ずっとこうならいいのに。夕方、整骨院に行って帰宅。どこからか沈丁花の匂いがして、春だなと思った。だいぶ暖かくなったけど、来週また寒くなるという。ところで、フランスはルーアンもパリもとっても暖かかったのだ。とはいえ最高気温が16℃とかそんなものだったと思うのだが、街角のオープンカフェでは肌をあらわにした半袖どころかノースリーブドレスの女性が必ずいて、びっくりした。あの人たち、春の訪れを過信しすぎ。喜びすぎ。帰宅してから、少し生地を切ったり、料理をしたりした。ディズニープラスにアリーマイラブが入っていることをadmiの人(あのブロックプリントの、テキスタイルデザイナーの)のThreadsで知り、大喜びして見始めた。しばらく作業BGMに困らない、嬉しい。ありがとうadmiさん。日本アカデミー賞を途中から見始めた。石原さとみのお腹が大きいのをここで初めて知る。何もかもが光り輝くように美しい。☆2025/03/15時差ボケを解消すべく、頑張って目覚ましをかけ、ゴミ出しの時間に起きる。なんとか二度寝せずに済んだ。家にいるとうっかり寝ちゃいそうだなと思っていたが、ともちゃんからランチ行ってちっちゃいIKEA行こーというお誘いが来たので、しめたと思ってお出かけ。もうちょっとおしゃれなとこでもよかったのだが、なぜかアリラン亭に行って肉を焼いた。あそこのランチは安いし美味しくて満足度が高い。ともちゃんと行くのは初めてだった。(二人とも水キムチは苦手だということがわかった・・・笑)それからニュウマンにいき、ヌキテパで、あれ以来お会いできていなかった同じ誕生日の店員さんとタイプロの話になる。ロイくんは確定だと思っていたのにね・・としょぼんとなる。まあもはやひと月前のことなので、ショックはだいぶ薄れているが。ともちゃん「うちの母が入会しました!」店員さん「うちの母もですよ!寺ちゃんで」ともちゃん「うちの母もです」という会話があった。なんなんだ、母世代からのこの支持率は・・。IKEAはすごい混んでいたし、品数も少なかったが、ちょっとジップ袋が欲しいような時にはいいかもしれない。たぶん今後も用事があるときは普通に港北に行く。ロピアも隣にあるしな。実はこれ大きい。そんで、ルミネで息子と旦那さんに贈り物を買う。ニュウマンに戻ってアイスクリーム食べて、選ばれし浪費家のみが集うラウンジでコーヒーを嗜み(混んでた)、下のスーパーで椎茸を買って帰った。どうやらわたしは、美味しそうな椎茸を見つけると「おいしいたけ!」と小声で叫ぶ癖があるらしい。毎回そう言ってるらしいことが判明した。それにしても、ドッキリのパイクリームって甘いんだねえ。ちゃんと味付けしてあるものだとは。ふつうは味わうものじゃないから、味はないものなのかなと思ってた。あれの味に言及してる人を初めて見た。