みんなセールでいろんなもの買ってるなあ。
わたしは、家にいながらもまあ色々と買ったもんだけれども、とりあえず届いたその日からガンガン使っちゃってるものをご披露しましょう・・・。
初めてハイテクスニーカーというものに手を出してしまった。エアマックスですよ。
だいたい、スニーカーは年に一回、この時期にセールで適当なものを調達する事が多いかも。とはいえ、スニーカーも靴なんで、試し履きないで注文するのはバクチに近い(笑)
だから何か一足買ってみて、はき心地がよければ、色違いで淡色と濃色を揃える事も・・あるあるだな。NIKEはだいたい24.5で大丈夫な事が多い。
こちら、ちょっと欲しいなと思ってたら、伊勢丹オンラインのセールに出ていたので注文した。
NIKE AIR MAX UP
差し色の赤が効いてる。これがまた、実際に見るともうちょっと濃くて、レッドとオレンジとピンクの要素全部入った朱赤なの。元気出そう。
かかとのエアーんとこの色は
写真じゃわかりづらいけども、ちょっと緑入ってる。こ、こんなの初めて〜〜というすばらしい履き心地。
サイズは24.5で本当にぴったりだった。
・・・で、もう一足は、
NIKE AIR MAX VERONA
黒にピンク。中敷までピンク。エアーもピンク入ってる。
UAのオンラインに載っていたが、残念ながらセールにはなっていなかった。他で探したら安くなっていた。今もNIKEの公式サイトではだいぶ安い(ただしサイズが限定される)。
実は、はき心地はアップの方がいい。なぜなら、ヴェローナの方が甲が浅いからなのだ・・・!当初、ちょっと窮屈かもしれんと思った。
でもまあ、バクチに負けたというほどでもない。エアマックスって、履いて歩くと全体的に沈むのだな・・・。体重をかけると、中の空間がちょっと広がる気がする。そんで甲部分がそう気にならなくなるのだ。だからまあ、結果的には良し。
よく履いてるのはヴェローナの方かも。黒だし。
2〜3年前はほとんど履かなかったスニーカー、今ではかなりの頻度で履くようになった。年かな。
ところで、これらの靴を購入後、楽天マガジン仲間のともちゃんから、今月のLEEにスニーカー特集が載ってると聞いたもんで、おおっと思い開いてみた。
結構バラバラにいろんなタイプのスニーカーが載っていたんだけども、自分にとっては、読んだ後に新たな何かが心に湧いてくるような感じではなかった。・・・何かが違ってきている。
やはり、これは年のせいなのかもしれん。読者層をついに離脱してしまったのだな。
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*今週の押しピン*
脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。
・小正月の火渡りの話
私らが子供の頃、成人式は15日で固定だったし、その日は祝日で学校は休みだった。
で、自分の生まれた村では、その日は老若男女皆が、お昼過ぎには山の上にあるお寺に集まった。餅まきがあったからである。寺の境内に大きな櫓が組まれ、その上から丸もちを撒くのだ。集まった人々はそれを拾う。
餅の中にはアタリがあって、朱色の墨で「二」とか「五」みたいに漢数字が書いてある。後で持っていくと、賞品と換えてもらえるのだ。ちなみに「四」だか「五」だかを拾って持って行ったことがあるが、確かサランラップをもらったと思う。アタリを引いたのが初めてだったので、嬉しかった。
その餅まきだが、実は「護摩焚き」と呼ばれる一連の行事の締めに行われるイベントで、護摩焚きが終わらないと餅はもらえない。
護摩とは、ちっちゃい板みたいなもので、みんなお布施をして(たぶん)その板に願い事と名前を書く。無病息災とか、学業成就とか、そういうことを。
それから、護摩の前には、生木を組んだものや針葉樹の葉っぱみたいなものが高く積まれる。だいたい大人ひとりが見上げるほどの高さくらいの焚き木の小山ができる。
やがて、法螺貝の音ともに修験道の行者姿の人たちがぞろぞろと出てくる。山伏だ。村のおばあちゃんたちが組織する鐘子(かねこ)さんたちがシャンシャンと鈴を鳴らし、太鼓がドンドンと鳴らされ、謎の念仏とともに、焚き木に火がつけられる。
そこに、山伏が護摩を次々と投げ入れていくのだ。高く燃え上がる護摩焚きをぐるりと村人が囲み、皆手を合わせて祈る。その年の五穀豊穣や、無病息災を。
・・・どんな田舎やねん!びっくりするやろ?でも、割と最近までやっていたぞ、今は知らないが。
しかし、本当に驚くのはここからである。
冷たい境内の土の上に、燃え上がった護摩を平らにならすと、ぶすぶす言いながら燃え残りの炭が赤く光る。それが徐々に白っぽくなり、まだ少し赤く熾っているくらいになったら、皆でその上を歩いて渡るのだ。火渡りという。
老いも若いも裸足になって列に並び、一人一人手を合わせながら、熾る炭の上を歩く。もちろん、村人全員がやるわけではない。やりたい、やれると思った人だけがやるのだ。
でも、私の記憶の中に残る限り、うちの祖母はちゃんと渡っていた。私が6歳の時に病気になって7歳の時に亡くなったので、数回しか見ていないはずだけど。そして、無病息災を祈ってもあまりあてにならないと知った。
こどもながらに内心、みんな頭がおかしいんじゃなかろうかと思っていた。だって火の上を渡るんだぞ。熱いし火傷するに決まってるやん。火から降りたら境内の土がめっちゃ冷たいから、冷やされて火傷にならないのだという。んなわけあるか、火傷から土のバイ菌入ったらどないすんの。
ゆきちゃんもやってみいと言われたが、頑なにやらなかった。やってる子もいたけども。
・・・しかし、どういうわけか、一回だけ渡ったことがあった。何故そんな気になったのかは、自分でもよくわからない。確か受験の年だったと思うので、中3か高3かどっちかだと思う。そんなしてまで受かりたかったんだな。
当たり前だけど熱かった。だって炭まだ燃えてるねんもん。
熱いが、飛び跳ねるように進むと、着地点に体重がかかって足裏に炭がめり込むので、余計に熱いと最初の2歩くらいで気づき、観念して残りは歩いた覚えがある。たしかに、ゴールの土が冷たいのはありがたかったが、結局ひどい水ぶくれになって、数日間は痛かった。。
二度とやりたくない。
そんな昭和、平成初期の話だった。
・・・・と思っていたら、令和もまだやっていた。
こうやって映像で見ると、わりと普通に渡れそうな感じあるな。炭そんな熾ってないし。ちょっとマシになったのかもしれん。非人道的だものな。
ちなみに餅まきは、村中に名を轟かせる有名な酒飲みのおっさん(普段は悪い人ではないが酒が入ると暴れる)がいて、その人がある時に櫓の上から何か無体なことをしたらしく、次の年からは櫓を立てるのをやめ、手渡しになったそうな。何をしたのかは謎だ。
そんなおっさんも十年ほど前に鬼籍に入られたと聞いた。肝臓だろうなと思ったが、やはり肝臓だった。肝臓以外ありえないと思ったよ。
・人に成れよという話
自分らのために頑張ってくれた誰かがいるなら、その気持ちを汲み取って応えるのが人であると思う。それを、朝から会場で羽織袴でイキって酒回し飲みて。アホちゃう?
そもそも、開催したこと自体を叩く人だっている。ただでさえこのご時世で、週明けニュースで色々言われるに決まっとるわけや。数日後に感染者が増えて、それ見たことかって言われるのは大人やで。そりゃあもう、鬼の首とったみたいに言われるで。
そんなん全部分かり切っとんのに、新成人にとっては一生に一回の機会やからって、上の方の大人がいろっいろ考えた末に、開催の方に踏み切ったわけやろ。
人として、そういう気持ちに応えようって気持ちにならんのか。あの子らは。人ちゃうやろ。と思えるような一部のアホのせいで、自治体の同年代全体の評判が地に落ちるわけだ。
年明けから毒なんて吐きたくないけども、他人事ではないからな。いずれ同じ会場に足を運ぶであろう息子氏には絶対に見せたくないような姿だった。醜態であると自覚してもらいたい。クソダサい。
・酒が美味いと思えない話
お酒を心から美味しいと思えることが少ないので、集まってもせいぜい一杯くらいしか飲まないのだと近年気づいた。
生まれて初めて酒を口にしたのは、たぶん2歳か3歳くらいの時だと思う。食卓のテーブルに麦茶が載っていて、喉が渇いていたのでそれを飲んだのだが、それは麦茶ではなく炭酸の抜けきったビールだったらしい。あまりに苦くてまずいので、その場でギャン泣きした覚えがある。
それで美味しくないのかもしれない。
それから、わりと幼少期に、親族が法事で酔って潰れ鼾をかいて寝込み、それを見た別の親族が怒ってビール瓶を振りかざすという場面を見たことがある。お酒って怖すぎる、と少女ゆきちゃんはぶるぶると震えたのであった。
さっきは毒を吐いたが、たぶんそういうののせいで、酔って暴れる人に対していい印象がないんだと思う。
でも、好きな人がたくさん飲む気持ちについては、あまりわかってあげられないから・・・本当は、あまりいろいろ言わないほうがいいんだと思うな。うん。反省します。
2コメント
2021.01.12 15:55
2021.01.12 07:41