モカシン

コストコに入ってたんで買った。UGGのファーモカシン。ANSLEYです。

革リボン結びがついた定番のDAKOTAも入ってた。隣同士に並べられたたくさんのUGGモカシンに皆たいへん興奮したのだろう、私たちが行った時には靴の箱が雪崩を起こして、とんでもないことになっていた。ごちゃっと崩れた箱たちの中から、形とサイズと色を見て、拾い出して試しばき・・・

かっこよくサラッと履きたいならこれかなあ、と思ってシンプルな形の黒に決めた!

サイズは8。昔ここでミネトンカのファーモカシンを買った時は、6か7だったと思うが。足って加齢とともに大きくなるよな・・?という話に。

我々だけだろうか。いやそんなことはないはず。ウウッ。

さておき、

しっかりしたアウトソールのところに、UGGPLUSHなる表示のシールが。

気になるので調べてみたら、近年UGGが持続可能な材料を追求する試みの中で作った羊毛の混紡材のことっぽい。再生ウールを活用して、リヨセルと合わせたものと理解した(多分)。もう結構長いこと、バージンウールを使用しない試みが続けられているそうな。

人によっては商品の価値が下がったと思うかもしれないが、自分はいいなと思った。

履いてみたけど、履き心地には特に遜色ないと思う・・昔履いてたのはショートブーツだったけど。わたしゃ違いのわからない女なので、なんとも。。しかし、快適です。

脇のステッチが可愛いのよ。

この、ひとさじだけの可愛さ。大人の選び方って感じがする!(いい風に言ったな!)


・・・・・・・・ 


 *今週の押しピン*

脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。    


・2回目の話

お外は台風一過の晴天、世間はシルバーウィーク、ルミネ10%オフも始まったというのに、昨日ワクチン2本目を打ったので、ずっと家でゴロゴロしている。

明けて本日、どうやら腕以外の副反応が落ち着いたらしい。

昨日10時過ぎに公民館的なところで打って、12時過ぎくらいにはもう微熱があった。 が、意外と全身の倦怠感以外はそれほどでもない感じだったので、こりゃ夕飯作れそうだな〜と思って、冷凍餃子とか焼いてたら38度近くまで上がった。

料理はダメだな。熱が上がる。意外と消耗する作業だったのだな、調理。 

首とか頭とか、普段から弱いところがじくじくと痛む感じだった・・。交通事故のときにもらった大量のロキソニンテープを首肩に貼りまくって消費した。

同じく事故時にたまったロキソニンと胃薬を飲んで寝たら、朝にはだいぶスッキリしていた。腕以外は。このまま良くなってほしい。


・推し本人に言われたら醒めるだろうなというマーケティングの話

とある熟年向けアイドルグループの人が、ツイッターでこんなことを言っていた。

「後期高齢者を中心とした熟年女性、及びその予備軍である40代以上の方々が、◯◯(作品名)を通して特撮を劇場で堪能する。この新しい導線が誕生したことが嬉しいです。特撮界、演歌歌謡界、認知度は絶大ながらも世間はまだまだこの2つの宝の山に気づいていません。未来は明るいよ」

びっくりした。

「後期高齢者を中心とした熟年女性、及びその予備軍である40代以上の方々」

その括り、グサっとくるな・・。実際40代以上だから仕方ないけどさ。

純◯のファンって推しにそういうこと言われて平気なんだ・・と愕然とする。推しにそんな身もふたもない呼ばわれ方されたら、隠れて泣くな。

いや、周りのマーケティングの人が言うのはいいのよ。本人に公言されたら相当醒めるって話。ただ、この人はリーダーでプロデューサーらしいから、しょうがないのかなという気もする。文字通り、ファンを宝の山としてみているんだよな。大判小判の金の山だな。

まあ、それで醒めるような人はそもそもファンにならないだろうし、そっと離れていくだろうね。そういうのが好きな人もいるということだ。なんとも味わい深い。


・令和の特攻服の話

キムタクさんが、マスカレードナイトの宣伝でいろんな番組に出ている。

なんとなく出ているとそのまま見てしまう人なので(それだけ画面におけるパワーがあるってことなんだろう)普段はめったに見ないさんまさんの番組を、そのまま見続けてしまった。

その中で、いわゆる変形学生服の話題になった。もはや、いにしえの文化である・・長ラン短ランに、ボンタンみたいな。

キムタクさんいわく、東京リベンジャーズを見た娘さんが、特攻服できめた登場人物たちを見て「こんな人達、本当にいるの!?」と言ってたそうな。

もう最近の若い人(しかも大都会育ち)にとっては、リアルな存在ではないのだろう。龍やトラや花の刺繍だけならともかく、難解な当て字の刺繍とか、もはや今の人には解読できないかもしれない。

一緒に見ていた息子氏に、「ママが中学生の頃は、まだこういう人いたよ」と言ってみた。


息子「まじで?これで学校来るの??」

母「いや。卒業式の時だけなの、これを着るのは。それで、厳しくした生徒指導の先生に、お礼参りって言って式の後に暴力ふるいに行くんだよ。もう生徒じゃないから」

息子「やばいな。でもこれ、かっこいいか?どう思ってた?ダサい?」

母「いや、この小さな田舎町のどこに、こんないろんな色の手の込んだ制服を売ってるところがあるんだろうって、まずそのことにびっくりした。よく考えたら名前も入ってるし、注文制作だなと思って。こんな刺繍してくれるようなところが、近隣のどこかにあるんだなあってことに驚いた」


息子「ええっ。お母さんに頼んだんじゃないの?」


・・・驚愕したよね。漫画みたいに麦茶を噴き出して咽せかけたわ。

母「いや、そんなわけなかろう。親を泣かせる不良ばっかりだよ、こんな格好するのは。ママに頼んだら仲間に笑われるわよ」

それでも怪訝そうにする息子氏。


息子「そんなことないよ、ああいう人たちって、すごいママ大事にしてるじゃん。親とか家族とか大好きなんじゃないの??」

母「んなわけない」


しかし、その直後、驚愕の画面がテレビに映し出されたのであった。

嘘やろ・・・!?!?

息子氏の中の漠然としたイメージは間違っていなかったのだ。

令和のヤンキーは、パパやママが大好きなのであった。ウヘァ。。


・おもしろナンバーを探す癖の話

車のナンバープレートを読んでしまう癖がある。

家族はそのことを知っているのだけど、先日うっかり、ともちゃんを横に乗せているときに、旦那さんを助手席に乗せているのと勘違いして、運転中に叫んでしまった。

「陽くん!見て!前のナンバー、け 23-23だよ!!毛!ふさふさ!!」

と言ってしまい、直後にあっしまったと思ったが、ともちゃんの失笑を誘ったのであった。やってしもうた。まあ、ドン引きする友人でなくてよかった。

でも、そんな奇跡的なナンバーがあったら、興奮のあまりもれなく叫んでしまうでしょう。だって、数字はお金払えば選べるけども、ひらがなの方は何が来るかは選べないじゃないですか。仮に23-23を選んだとしても、その前側に「け」が来る確率と言ったら・・限りなく低いぜ!!

その件があってからは、もう妙な癖がバレてしまったという諦念と安心感から、どこの駐車場でも語呂合わせのプレートがあると、即ともちゃんに伝えるようになった。

最近の傑作は、「わ ・6-48」である。わ!虫歯!

「歯医者さんじゃない?」「どうかな・・」などと想像しながら、スーパーを後にする我々であった。「わ」はレンタカーだから、歯医者さんじゃない気がするなあ。



0コメント

  • 1000 / 1000