富士山のまち

なんとなく、トップ画にはめでたい感じの写真がいいかなと思って、この一枚を選んでみました。大きいね、富士吉田のセブンから見る富士山は。

普通のセブンイレブンなのに、こんな大きな富士山が見えるというだけで、すごい特別感あるなあ。身も蓋もない言い方だが、観光資源があるって素晴らしい。

関西人はみんな箱根駅伝と富士山が大好きだ。主語でかっ!と思うけど、実際この傾向はある気がする。自分たちの土地にない良いもの、ってことなんだろうか。

ともかく、とても良い景色だったので、皆さんにおすそ分けを。


前からちょっと行ってみたいなと思っていた、松山油脂の河口湖工場に行ってきました。

背の高い針葉樹の木立に囲まれて、ファクトリーショップとセミナーハウス。

こっちが工場ね。入れなかったけど。

ついたのは10時過ぎだったんだけど、林の中なので寒かったせいか、そこかしこに霜柱がたくさん立っていた。

都会育ちの息子氏には珍しいみたい。きれいだなあ、ちょっと食べてみていいかなと聞くので、やめたほうがいいと答える。この3段になってるのは、きっと上のが融けないうちに下からまた持ち上げたんだと思わない?なんて、話しながら探して回った。

さて、横のセミナーハウスで、リサイクル石鹸の成型をするワークショップがあった。

マークスアンドウェブとかリーフアンドボタニクスのソープは、作る時に表面をきれいにするのに磨くらしいんだけど、そういう時に出る削り粉を、最初は捨てちゃってたんだって。でも最近は、こんな風に集めてワークショップに使ってるらしい。

袋に入れて水を加えて、こねこね。うおお練り消しみたい、とテンションを上げる息子氏。

私は3つに分けて、柊の形に。息子氏は当初ピカチュウの顔を作っていたが、耳の部分が極端に強度が弱くなるということを発見し、途中から富士山に方向転換をしていた。

出来上がり。ここで、実は旦那さんも隣で富士山を作ってたことが判明。仲良しだな!

こぢんまりして、可愛らしいセミナーハウス。植物の標本とか、有名な無添加石鹸の包装材とかに関するちっちゃい展示がありました。スタッフさんも優しくてよかった。

お外では、

焚き火にテンションを上げる息子氏。ちょっとした森林浴です。


柚子まつりを楽しみに行ったので、しっかり買ってきました。お鍋に、おせちに使えそう。

量り売りの石鹸も買いました。あー楽しかった。

さて、そのあとは、意外に物見高い、旦那さんの行きたがった場所へ・・。

富士山がめっちゃ大きく見える商店街。バズり写真スポットというやつです。

確かに絶景だった。道が少しカーブになっていて、車道に出なくても、安全に歩道からこの景色が撮れるのがよかった。だが、まあ、より迫力ある写真を求めてか、でてるカメラ小僧たちはいた。だいぶ危ない瞬間もあったぞ。ドライバーは怖かったろうな・・

わかものよ、いのちだいじにな!


お昼も、旦那さんが食べたい店に行った。私は吉田うどんでもよかったんだけどなあ。うどん部だから。

3組ほど入ったら目いっぱいな、小さいイタリアンのお店。商店街から小路をひょいと入った辺りにあります。

ここが、当たりだった。

あたたかい豆のスープめっちゃ美味しかったなあ。

パスタのランチコースは1650円でした。都会だったら、この価格でこのレベルのものが出てくることは稀だと思う。いいまちだなあ。。

息子氏は息子氏で、都会にはあまりいないポケモンが湧くというので、大喜びであった。途中、モンスターボールが足りなくなったらしい。


だるまストーブ。あたたかかった!


富士山があるって素晴らしい。

他の土地だったらさびれちゃってるだろうなと思うようなお店が、たくさん生き残ってた。山を含め、このまちの個性が中の人にも外の人にも、皆に愛されてるからだろうなあ。

そんな小さな旅でした。おしまい。

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