サ終

ストデパ、サービス終了のお知らせ。

始まって何年くらい?体感は3〜4年くらいの感じだから、やっぱりコロナに耐えきれなかったのかね(それとも不祥事?でも社長変わったし影響なさそうだけど)。

穴場だったのになあ・・とか言ってるけど、購入履歴を見たら、2回とかしか買い物してなかった。まだハピプラストアの方が買い物してるってことだな。いや、どっこいか。

年明けくらいに知ったと思うのだけど、最後に何か買い物しておくかなと思って色々見て回ったが、特にすごく欲しいというものもなし(多分それがサ終の最大要因)。

ただ、二回目に見たときにマリアブラックが期間限定クーポンで20%オフになるということが判明(何のクーポンだったかは忘れた)したので、ずっとお気に入りに入っていたものをポチりました。

Lucky Number Coin Gold No.8 ネックレスになってるもの。

これ、数の部分が金色の枠にはまってる感じで、つまりペンダントトップの部分が2つに分けられて、外せるようになってるのです。つまり他の数やイニシャルを嵌めることもできるし、逆に枠を他のものに変えて8を嵌めることもできるわけで。

ずっと欲しいなと思ってるものは違う枠のものだったんだけど、まあマリアブラックがこの値段になることなんてないので、これでもいいかなと思って注文。

でも、つけてみるとこのシンプルさが良かった!

ただ、いくらラッキーナンバーとはいえ、8を首から下げるのがアリかナシかはもはやわからん。御守り的なとらえ方でつけることにします。

・・それにしても、何回かご縁があっただけに、サービス終了は寂しい。閉店セールが始まって、これからどんどん在庫は減ってゆくであろう。

というわけで、最後にセール品の中から、僭越ながらアクセサリー好きのわたくしから、オススメの品を置いておきます!

こちらアデルビジューのフィリグリーピアス。マスク生活でも邪魔にならないギリギリの大きさなので、石違いのものを結構普段から使っている。こんなに安くなるなんて。昨年くらいからパールが流行ってる気がするので、このタイミングで手に入れてみては。

これはともちゃんも持ってるPRNのピンクのやつ。耳たぶにお花が咲いたみたいになるのだ。公式でも幾度かセールになっていたが、さすがにもう在庫がないのでは。これから来る花の季節にいかが。


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*今週の押しピン*

脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。


・一緒に住んでいる方の話

月曜深夜一時はTBSラジオ伊集院光深夜の馬鹿力を聞いているのだけど、気になるゲストが来た時などは、後でニッポン放送の菅田くんの方も聞く。今週は松坂桃李が来たので、翌朝がま口を包んだりしながら、タイムフリーで聞くことにした。タイムフリーはありがたい。

冒頭のオープニングトークによると、ダースーは(おそらくリスナーからはわりとそう呼ばれている)、仕事が休みの日に朝早く起きて、なぜか一人でボウリングに行ったのだそうだ。新婚なのに。

そんで、一緒に住んでる方に「なんで!?」と言われたらしい。そりゃそうだ。先方も忙しい人だし、新婚なんだから、休みが合ったなら、2人で過ごしたらいいのに・・という話である。

でも、ダースーは一人でボウリングに行った。そして、周りに怪訝な顔をされながら、名前を入力するところに何故か山崎賢人の名前を書いて、2ゲームして帰ってきたそうな。そして帰宅時に「もう帰ったの??」とまた驚かれたそうな。さすがだ。

それから、松坂桃李のターンが来た。桃李君は今、そば打ちにはまっているらしい。どうやら招かれた先で年越し蕎麦を振舞われ、その場でやってみる流れになった際にうまく打てなかったことに憤慨したのだそうで。

通販でそば打ちセットを買い、大きなまな板やら重たい包丁やらを使って、日々うまくそばを打つことに執心し、精進している模様だ。・・しかも十割そばを。ダースーにどれくらいの頻度で打つのかと聞かれ、それでも週一くらいにしていると答えていた。なぜなら、あんまりやると「一緒に住んでる方に、さすがにそんなにそばを・・と言われるから」とのことであった。

それを聞いて、いいね!この、「一緒に住んでる方」という言い方!!と思ったの。嘘ついてないし、不自然でもないし、幸せなことは伝わってくるけど、嫁とか妻とか言わないの。いいよ、いい。大変よろしい!!

菅田くんのラジオは、始まって半年くらいは、わりとちゃんと聞いていた。なんかバタバタしてるうちに聞かなくなってしまったが、たまに聞くとすごくいい番組である。

まだ始まった頃のことだが、今一緒に住んでいる方とは別の人だったとは思うが、週刊誌に撮られて何か書かれたことがあった。その時、冒頭の数分間を使って、ダースーは大いに怒った。本当に、普通に怒っていた。

それは、一人の人間としての怒りだった。まあ普通に考えて、追い回された挙句本当じゃないことを書かれたなら、いや、もし本当だったとしても何も悪いことはしていないのだし、怒って当たり前だと思う。芸能人だからとか、有名税とか、そういうのは関係なかった。

メロスは激怒した、というのと同じノリだった。

ダースーは怒った。私は、それをすごくいいと思った。

そして、ラジオが終了しそうな今、やっぱりダースーはとても正直にやっていた。そのことが、とても素晴らしいと思えるのだ。


・PV数が正義の話

黒木華ちゃんがゴシップ記者の親玉をやっているというドラマを見た。

(それにしても、今季はボサボサに膨らんだ頭にマフラーを巻いた感じの主人公が流行っているのだろうか。おしゃれグランプリが開催できないじゃないの。このままではカムカムの市川実日子と佐々木希の一騎打ちになってしまうぞ)

一回目は見逃して、二回目も流し見した。多分、面白いんだけどちょっと不愉快な部分もある話だから、あんまり直視したくないんだと思う。

で、多分今週の三回目に「PV数が正義」って言葉が出てきた。どこかで聞いたことがあるなと思ったら、最近友人たちとカフェに行った際に、その話題になったんだった。それもあって、なんとなく苦い気持ちで見てしまうのかもしれない。

自分が某所でブロガーをさせてもらっていた頃、もうだいぶその雰囲気はあったし、長年のファン層からの支持とか中身のクオリティより何より、PV数が正義だという感じはあった。でも、辞めてからはもっとそれがあからさまな感じになってきているらしい。

悪いので詳細は書かないけれども、少し前に、今年辞めた人に会う機会があった。終わってから投稿を見たけれども、この投稿数と質だったら、数年前なら間違いなくトップブロガーだっただろうと思える人だったので、なんでやめたの?と疑問を投げかけてみたのだ。

それでわかったのだけれど、今はどうやら、普通に頑張ってるだけではだめな感じになっているみたいだった。私たちがいた頃からそうだけど、とにかくタイトルを集客力のある広告っぽいワードを満載した言い回しにしなくてはならないらしい。なるほど、その場で実際ちょっと見に行ってみたら、そういうので溢れかえっていた。

「噂の大流行〇〇、私もかぶり買い多色買いしてみた!」みたいなのとか、「人気店〇〇の完売必至△△△を、頑張ってる家族のために♡」みたいなあれだ。例で言う「かぶり買い」みたいな、PV数を取れるキラーワードを指定されるらしい。どうにもあれが嫌で、我慢できず恥ずかしくて無理だったんだそうだ。そりゃそうだろうなあ。

それに、ファストファッションの代表UとかGとか、インテリアのNとか、ワンコインのDとかSとかで、簡単に間に合わせの買い物をすることがどうしても好きになれない・・とか、人と同じものをわざわざかぶり買いするためにお金を使いたくない・・、って人も中にはいるでしょう。そこ以外にだって、値段に見合ったいいものはある。

でも、今はニュースサイトやまとめサイトがあって、そこから飛んでくる人が作るPV数って半端じゃないんだって。で、そういうところに流すまとめ記事は、やっぱりUやGやNやDの記事が多い。

だから、彼女なりのまっとうな方法で頑張ってみたんだと思うけれども、残れなかったんだそうだ。多分そういうことだと思うし、足りなかったのは仕方がないから、と話してくれた。

人として、どうしてもやりたくないことってのはある。潔くていいと思った。

名誉のために言うけれども、彼女は言葉少なだったし、特に憤慨している感じでもなく、冷静に淡々と話してくれた。でも自分に言わせれば、彼女に足りないものなどない。むしろ他より色々と(※1)足りていたからであって・・まああんまり言ってもあれですが、元気を出して欲しいぜ。

納得いかないのはわかるが、そもそもああいう場になってきているからには、あれを続けられなくても、さして人生において大問題ではないのでは・・。マッチングの問題ですよ。と言いたいが、当人や周りの人たちの残念な気持ちはわかる。

そもそも、場の雰囲気が変わってきちゃったことが、寂しくてやりきれないんだよな。先人達が十何年かけて皆で作ってきたあのいい感じに憧れて、とっても大事に思ってくれていたんだよな、きっと。いろいろ話してくれたこと、嬉しかったです。

今のこの感じになったのは、別に誰かの力が足りなかったからとかではないと思う。世の中のことは、悪いこともいいことも、何もかもいずれ流れていく。自然にそういう運びになっていった結果だと思うし、これが全体の目指す方向なら、これまで通りでいたら脱落する人も出る。大多数の求めるものが変わってきているのだから、それを提供できる人が残るんだろう。

以前は、その某誌が好きな読者だけが見て楽しむ場だった。だからそういう人が残った。でも今はそうじゃない。購読者以外のUやGやNやDに興味ある大勢が、とにかくそこを踏んで踏んで踏みまくってくれることこそが、大事なのだ(※2)。

数は大事だ。でもぶっちゃけー(キムタク風に)、ここまで加速して顕著になったのはー、ヤバいのがーほんの数人いてー(疲れたのでやめる)、それが評価され激賞され皆ああしようね頑張れ!と上から推奨されたことにより、「みんなあれを目指したら勝てる」というモデルケースになってしまった結果のような気がする。

正直、世間一般から冷静に見たら、ただただヤバかったりする。金持ってるってことはすげーわかるが、そう素敵でもない感じのも・・・あ。イカンイカン。いいところだってたくさんある(※3)。ほら、私今のことよく知らないから!

たぶんしっかり働いて家計内で時々本当に素敵なもの買って思い煩うことなく楽しく暮らし、適度に俗な表現もできて清潔感もありいろんなバランス感覚も良くて、大勢から支持されてるような人もいる。・・いる多分。数年前いた。まだやめてないと思う。たぶん。


・座布団と幸せを運ぶ話

「座布団と幸せを運ぶ山田隆夫です」って、秀逸な自己紹介だよなあ。ちょっと自分もそういうのが欲しい。



(※1)恥とか節操とか想像力とか。

(※2)とはいえ、かつてのファンからすると、もはや踏み荒らされている気分である。

(※3)柔軟性もマイペースもメンタルが強いのも令和を生き抜くにあたり必要不可欠な素晴らしい資質だと思います。

8コメント

  • 1000 / 1000

  • yuki*

    2022.01.26 01:33

    @ももどうもこんにちは〜〜。10年前はだいぶのんびりしていて、良かったですよね! 何よりあの頃はあの雑誌自体ががいい感じで、隊員ひとりひとりの中に本誌が提唱するライフスタイルへの憧れがあったから、全体の根底に思いやりやモラルみたいなものの雰囲気があったんですよね。そういういい土壌でできた花壇に、色とりどりの形が違う綺麗な花がたくさん咲いてる感じで、それぞれの個性が美しく見えたもんです。私は野次馬というか一読者として見ていて好きだったし、ももさんのおっしゃる憧れの人たちはみんな、実際お会いしても、おしゃれで素敵なだけじゃなく、超やさしくていい人たちでしたよ!ほんとに。私に取っても憧れの人々でした。  ・・・たぶん今決定的に違うのは、その土壌がないってとこのような気がします。私たちはラッキーだったんですよ、ただただ綺麗な花壇を眺めていられた楽しい時期があったんだから!その頃読んでくださってた人達も含め、ご縁があって良かったです。皆それぞれの場所でまた別の楽しみを探して、素敵に生きているんだろうなと思います。自分もそうでありたいので、あんまり文句ばかりぶうぶう言わないようにします(笑)!!
  • yuki*

    2022.01.26 01:09

    @miwwwaマリハではない!マリアブラックだー。その二者間にある価格差は、わりと大きいぞ(笑)!  自分はもはや一読者なので無責任に色々言いたい放題だけど、実際最近までやってた方には見てるだけじゃわからない苦労があったでしょうな。どんな流れも変わっていくと思うので、また新たないい流れもあるであろうと期待してますよ。期待期待。
  • もも

    2022.01.25 08:19

    はじめまして。突然のコメント失礼します。 10年くらい前からあちらのブログ見てきました。素敵な人がたくさんいて、お買い物の参考にしたものたくさんあります。当時はまだ20代だった私には身近にこういう先輩がいたらいいのになぁと思ってました。高価なものもお手頃なものも関係なく、自分の好きなものいいと思うものを、いいバランスで、取り入れている人たちが集まっていました。(もちろん全員ではないんでしょうが、全体の印象として) 雑誌自体も変わってきて、世間の求めるものも変わってきて、あちらのメンバーも変わってきて、変化は自然な流れなんだろぁ思いつつ、見ながら正直に言えば前ほどワクワクしないなぁとも思っちゃいます。被り買いも、みんな好きなお手頃価格のものも、いいんだけど、煽ってるようでなんだかモヤモヤしてしまったり。 1番見ていた2013年頃?憧れた人たちをインスタでフォローさせてもらっていて、その方達も年齢と共に変化しているものの、やっぱりお買物されてるものとか素敵だなーと思ってしまうのです。poeさんとかmiwakkoさんとか。あんな風に年を重ねたいなと。 yukiさんの書く文章好きでした。言葉は軽やかなんだけど、心にずっしりきて、考えさせられたり涙したり。だからここを覗いてしまいます。 まとまりないコメントなんですが、yukiさんはじめここにいるみなさんが好きでしたって伝えたくて書いてしまいました。