ホテルのラウンジでいただくアフタヌーンティーが、ひとり2000円引きになるペア券を持っていたんですよ。ただし、有効期限が3月末・・・。
去年からどこのに行くか(いくつかの中から選べた)相談はしてたんだけども、まあいろいろあったもんだからタイミングを計ってるうちに、こんなギリギリになってしもうた。
グランドプリンスホテル新高輪の「ラウンジもみじ」。
人っ子一人いないように見えるけど、外にはめっちゃ若い子がたくさんいた。駐車場からエントランスまでの間に丸い建物があって、そこに人が群がって列をなしていた・・。
ご存知、FNS歌謡祭で有名な「飛天」の間ですよ。ホテル内にあるんじゃなくて、飛天だけ独立したホールになってるのねえ。初めて見た。ともちゃんと「こんなちっちゃいんだね!」と驚く。
山手線の各駅をモチーフにしたアイドルプロジェクトのライブイベントがあったんだそうな。盛況の模様を横目に見ながら、予約の時間に遅れないようにラウンジへ。
ここに決めた理由の一つが、庭園に面しているので眺めが良さそうってことだった。ガラス張りの向こうに緑があるって、開放感あっていいよね。
私は運転があるので、ノンアルコールのアマレットカクテル。ともちゃんはスパークリングワインで、乾杯〜〜。ぎっしり並んだちっちゃい食べ物をつつきながら、贅沢な時間を過ごしたのでした。
セイボリーがどれも美味しかった!特にちっちゃいラザニアが絶品であった。あとチキンときのこのクロスティーニも。私は結構、この手のフィンガーフードに苦手な食べ物が多いのだけど、ここのは全部当たり。美味しかった〜。写真見てたらまた食べたくなってきたわ。
もちろんケーキ類も美味しかったですよ。また行ってもいいなあ・・(笑)
しかし、後で知ったのだが、最近アフタヌーンティーに行くことを「ヌン活」とか言ってはやらせようという動きがあるらしい。本っ当にタイムリーに恥ずかしすぎるからやめてほしい。穴があったら入りたくなっちゃう。
なんだよヌンって。ヌンチャク活動じゃないのかよ。
・・・・・・・・・・
*今週の押しピン*
脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。
・ひと月ぶり二回目の話
マルウィグの東京凱旋公演(六本木で開幕し、幾つかの都市を回って最後お台場のZeppに戻ってくるという日程だった)をどうしても諦めきれず、3日間4公演しかないので、ダメ元で当日券にアタックしてみたという話です。
・・・しまった。いろいろあったし、まだ公演期間中だったのもあり、前回の感想をまだ一切ここに書いてないことに今気づいた!
FCで取った席だったからかどうかは知らないが、それはそれは最高であった。最前列の、しかもヘドウィグのマイクスタンドの真下の席に、ともちゃんと2人並んで、ちょいちょいヘドウィグ様のファンサをもらった。
ロックミュージシャンがライブで口に含んだ水を客席にかけるアレをやろうとした際に(もちろん実際はご時世でやれないというネタ)、もうヘドウィグが「ん〜〜〜!ん〜〜〜!」と首をこっちに向けて吹こうとしてくるので、これはいただかねば!と思い、とっさに手で受け皿を作ってともちゃんと待機したら、「やらないわよ!んもう可愛い子たちね」と言われた・・・
まあいろいろ見えた。手相まで全部見えた(本当にますかけ線があった)。最後の方で、女装を全部脱いで、ヅラもとって、パンイチになるんですよ。推しのパンイチを2メートルの距離で見るなんて機会はもう二度とないに違いない。
そして、カーテンコールでまるが「いろいろある中来てくださってありがとう」的なことを言ったので、いろいろこみ上げるものがあって涙をちょちょぎらせていたら、イツハク役のさとうほなみさんに「泣いてる人がいる!泣かないでえ」と慰められたので、いい子だなあとちょっとファンになってしまった(中村珍原作の映画「彼女」を見るためにNetflixに課金してしまうかもしれん)。その隣で、ヘドウィグから丸山に戻ったマルが、パンイチで優しく微笑んでいたらしいが、涙で見えなかったのが残念だ。
・・・いい席でファンサまでいただき、これ以上ない贅沢であった。
しかし、何もかもがバッチリ見えたのはいいのだが。こんなことを言ったらバチが当たりそうで怖いが、近すぎて何が何やら・・興奮の中で2時間終わってしまったので、視覚優位の自分は、まるの歌声に集中できなかったのだ。もちろんしっかり聴いてはいたし、すごく上手だったけど、よかったからこそ、もっと鼓膜に焼き付けたかった。
それに、欲を言えばやっぱり開幕2日目とかじゃなく、もう少し後の方の日程で、出来上がったやつを見たかったのだ(いやもちろん、開幕までにちゃんと仕上げてくるだろうとは思っていたよ。信用してなかったわけじゃない)。
まあそういうわけで、最後の3日間。東京凱旋公演に入るべく、公演前日の10時にぴあの専用ページにアクセスしたわけだが、2日目に奇跡的に(?)入力画面に移動でき、購入予約整理番号を発行された。そういうわけで、セブンで発券したチケットを握りしめ・・千秋楽の前の日に、Zepp Diver Cityに行ってみることに。
推しの名誉のためにちゃんとフォローさせていただくが、この公演、決して人気がないわけではないと思うのだ。
我ながらすごい強運だなあと内心思いながら、もうどんな席でもいい・・今までのパターンでいくと当日券はきっと一番後ろ、もしくは2階とかだろうから・・しっかり歌声を記憶して、あの名曲の数々を、脳内でマルの歌声で再生できるようにしよう!という目的で行ったのだ。
なのに、行ってみて蓋を開けてみたら、また最前だったんですよ。これが。
・・・・そんなことあるか!?!?
だいぶ端の方だけど一番端ではなかったので、見切れはもちろんあったのだけど、まあ推しは近い近い。さすがに2メートルの距離でパンイチを見ることはなかったが、ヘドウィグの姿で近寄ってきた。
前回とは反対側だったので、苦悩の表情なんかの演技がよく見えた。目が釘付けになってしまうたびに、いけないいけない歌を聴くんだったと思い出し、スピーカーの真ん前だったので、時々ありったけの集中力を耳に集めた。
やっぱり、前回とちょっと変わった箇所が色々あった。開幕2日目と、閉幕前日の2回を見ることができたわけだけど、どことなく雰囲気が変わっていた。うまく言えないけど、成熟していたし、ちょっと年取って見えた・・ヘドウィグが年相応に疲れた中年女に見えた。まあ実際に疲れていただけかもしれんが。
キャッキャした浮わついたことばかり書いたが、これは決して舞台の感想というのではない。推しの舞台だから見に行ったのはもちろんだけども、自分は映画のヘドウィグのストーリーが結構好きだ。サントラもよく聞いている。色々あったこの時期に、この作品に出会えたのは僥倖というほかない。
どこがどう良かったのか、演技のどういうところが素晴らしかったのか、何が琴線に触れたのか。そういう真面目なこともきっちり書こうと思えば書けるのだけど、それはまた今度。今回は、単にあったことだけを書いたという話でした。
・元気がなくてもできることはあるという話
アントニオ猪木の番組を見た。
病気と闘い、痩せてちっちゃくなってしまった猪木が、病床で詠んだ詩がものすごくエモかったので、ちょっと感動してしまった。。
「夜明けのカーテンが開く前に 一番星 二番星 皆消えてしまった」みたいな(うろ覚えですいません)。一人残され、先に逝ってしまった仲間のことを思っている感じのやつだった。
「元気があれば何でもできる」の反対は、「元気がないと何にもできない」だという思い込みがあったのだけど。番組を見て、「元気がなくてもできることはある」と思った。
そういや、「元気があってもやれることとやれないことがある」というマルの名言もあったな・・
・クロニクル終了のお知らせの話
あーかなしー。悲しいよわたしゃ。
4コメント
2022.03.10 08:31
2022.03.10 08:28
2022.03.08 11:00