ローリングサンダー

先週、息子氏ついに修学旅行に出かけてゆきました。中学のよ、中学の。小学校のじゃなくってよ!こないだ御殿場でさわやかハンバーグに行ったら、小4までしかもらえないはずのおもちゃをレジで勧められてたけど・・・そんなことあるか!?!?!?

当日、朝ちょっと小雨が降ってました。この日、行き先の関西地方はお天気良かったみたいだけど暑くて、2日目は雨だったらしくて。御殿場のアウトレットで買ったノースのウェザージャケットが大変役に立ったらしい。ちなみにこの下は半袖です。

先月までマンボウ出てたし、本当に行けるのかどうか直前まで謎で、お小遣いの額や詳細な行程表や持ち物なんかを書いたしおりが、なかなか来なかった。

はっきり全部の持ち物が判明したのが出発4日前、しかも前日に大きな荷物を一括で送るんで学校へ持っていくってことで、実質3日間しか準備期間がなかった!!す、すごいプレッシャーだ(笑)

写真はないけど、ジャケット以外の着替え衣類は、ほとんどユニクロで揃えました・・。

ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ(長い)を期間限定価格の時に黒とグレーと買っておいて、上はUT。村上春樹とYOASOBIと、サマーウォーズ。予備で米津玄師のやつ一枚入れといたけど、どれをどの日に着たのかは謎。

あと、万が一めっちゃ寒くて中にも長袖着たいって場合のために、当たり障りのない長袖スウェットを入れようとしたら、ちょうどいいのがなかった・・。ので、私のドレステリアの黒いラグランスウェットを入れた!腕にDのステッチが入ってるから自分のを判別しやすいだろうってことで。

それらの持ち物全部は、これに入った。

ジャーン。ローリングサンダー22。

このサイズのコロコロって、だいぶ前にすごいどうでもいいのを処分してからずっと持たずに済ませてきたんで、そのうち買おうと思ってたのですよ。家族全員使うだろうし、そこそこいいの買っとこうと思って。

お年玉セールの時期に買ったので、3万円ちょっとだった。今もっと高い。(ってか、今ちょっと前に比べていろいろ全部高くない??猫の餌とかめっちゃ高いんでビビってる。)

車輪とボタンの赤で判別しやすいってとこもいいなと思って。一応名札というかアクリルキーホルダー(キャンドゥで買ったちいかわのやつ・・)はつけておいた。

帰りはこれをゴロゴロひいて帰るのかと思いきや、ヤマトさんが送ってくれました・・。行きも帰りも配送なんやったら、コロコロついてる意味なくない?普通のバッグで良かったのね。まあこれから使うからいいけど。

息子氏からのおみやげは、

・・・応仁の乱以来の衝撃であった。

修学旅行で何が一番良かった?美味しかったり楽しかったことは?と聞いてみたら、「嵐山で、友達とマリったこと」という息子氏。

?????蹴鞠体験でもしたのか??

よくよく聞いてみたら、「カフェにマリマリって飲み物があって、見た目が綺麗で映えてて味もうまくて最高だった。450円だった」らしい。

あまりにうまいんで、一緒に飲んだ友達4人くらいと「お前もうマリった?えっ、まだマリってないの!?まじ遅れてるぜ!ぜったい飲んだほうがいいぜ!」と、飲んでない人らにマウンティングして回ったらしい。なんだそりゃ。

そんなうまいマリマリとは・・一般的なのか!?と思って、「マリマリ 飲み物」で検索してみると・・出てこない。謎の民間療法的オイルしか出てこない。。。

気を取り直して「マリマリ 嵐山」で検索したら

あった・・・。

蹴鞠ではなかったけど、鞠ではあったので、当たらずとも遠からずであった。

それにしても「新感覚の」と言っているが、大昔からありそうなソワレのゼリーポンチとはだいぶ違う味なんだろうか。

近頃は、もしや「京都=炭酸に色とりどりのゼリー」なのか。そうなのか。なぜそうなった・・・?


・・・・・・・・・


*今週の押しピン*

脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。


・朝、鏡を見るたびにぎょっとする話

実は人生初めてなのだけども、まつ毛パーマをかけてみた。

家の近所でかけた。ホットペ◯パーで予約していった。初めてなので、だいぶ勇気を出していった。安かったのはいいのだけど、行ってみたらなんとなく薄暗くて、やってくれる人一人しかおらず、壁側が全部ガラスで廊下から中が丸見えな上にカーテンもなく、防犯上あまり良くなさそうだった。

そして貴重品を安全な場所に置いたり、預かったりしてもらう感じが一切なく、普通にバッグを枕元において施術を受けたのだけど、よくよく考えたらほら、まつパーってかけている間目つぶってるし丸腰じゃん。40分間だよ。胸騒ぎの40分間であった・・・。

まつ毛は問題なく上がったので、次回行くとしたら、貴重品は一切持っていかないことにする。朝鏡をのぞくたびにぎょっとするのだが、そろそろ慣れてきた。


・そごうか高島屋か、それが問題だの話

横浜に住む者は皆、季節の贈答品や挨拶の際の手土産などを買う際、どっちに行くのかを大体決めているのではないかと思う。自分は住んで20年近く経つというのに、未だにどっちか決められない。

引っ越してきた当初、南大阪の民である自分はやっぱりバラのマークの包み紙に馴染みがあり、高島屋に行くことが多かった。でも、建物が全体的に古く、なんだか陰気な感じがあり、当時は客も店員もお年寄りしかいない感じだったので、ある時から明るくて新しいそごうの方に行くようになったのだ。

しかしある年、お歳暮が指定した日より10日以上早く着いてしまうという事故がありまして・・・。年末の人が集まる時期に食べてもらうつもりで、肉だかローストビーフだかを贈ったのだけど、そんなに早く着いちゃったら意味がない。

冷蔵庫や冷凍室に入れるにしても、ただでさえその時期はなんやかんやで一杯になるものだし、なんて迷惑なミスなんだ!と思い、次の年からまたしばらく高島屋に戻したの。

でも、なんやかんやで、途中からまたそごうに戻した。高島屋の駐車場ときたら、すごく不便なのだ。一つ一つの車室がとんでもなく狭くて入れにくい地下駐車場か、入れるまでに歩行者がうじゃうじゃいて(しかも超細い道に…)毎回横断歩道の前で強制的に立ち往生状態になるジョイナス駐車場か、どっちを選んでもプチ地獄である。

それに比べてそごうの駐車場は、広いし止めやすいし、すぐそばの地下やスカイビルやベイクォーターなんかの駐車場もそごうで買うと無料になったりするので、すごく便利なのだ・・!

そして2022年。そごうの駐車場割引が厳しくなり、これまで2000円買えば無料になったところが、3000円に引き上げされた。これが、意外と痛手なのである。

この春、息子氏が長年お世話になった方に菓子折りをお渡しする機会があったのだが、いろいろ迷って今回、また高島屋に戻すことに。さて、次はどうかな。フフフ。


・ねこゲロったからシュンですの話

DMM証券の「ドル上がったからキュンです♫」のCMを息子氏と見ていて、しばらく大喜利大会になったのだ。ねこのおリサはしょっちゅうゲロを吐くが、けろっとしている。

シュンとするのは私の方で、夜寝る前にラグの上のゲロを発見したりすると辛いぜ。・・・洗うけどさ。


・録画機器と媒体の変遷の話

こないだ、新しい金田一を見たら、左木(録画魔)の記録媒体が、ビデオカメラから棒付きスマホに変わっていた・・・。そりゃそうだよな。

連載を週刊少年マガジンで読んでた世代なので懐かしかった。

道枝さんのやつ、始まる前はずいぶんあっさり味の金田一だなと思ったが、久々に見たらいろいろと濃すぎてびびった。というか、あんなに人がバタバタ死んだり、ヒロインが初回から鈍器で殴られたりするような実写ドラマは、今の時代ないよな。

若い世代はあれを見て大丈夫なのか?慣れてないだろうに。

そういえば、3月だったと思うが、ともちゃんと都内に出た時に金田一ラッピングのアドトラックを見たのだが、全員能面をかぶってる方の異様なやつだったので、思わずハンドルを握る手に力が入った。夢に出てきそうなほど怖かった・・・・!!!

お面を取った可愛い顔の方を見せて欲しかったぜ。反対側はそうだったのかな、もしかして。


・折り鶴の話

ちょっと前、ウクライナに千羽鶴を送ることの是非についての議論があった。

ひろゆきが言い出したんだと思うが、擁護したメンタリストだいご(台所のDAIGOではない)も「狂気」などと書いてあったので、うーん言わんとせんことはわからないでもないが、いくら何でもそれはどうなの・・と、ちょっともやもやが心に残った。

うーん、と思い、旦那さんにどう思うのか聞いてみることにした。

「それは僕にはわからない。折り鶴をもらったウクライナの人にしかわからないし、他の人が決めたりあれこれ言うのはおかしい」という、至極まっとうな回答であった。ウクライナ人に聞いてみればいい、折り鶴を送られることをどう思うのかを。と。

そんな機会はきっと来ないし、聞くのもなんだか失礼極まりない気がする。結果、もやもやとしたグレーのものが胸の中に重たく残ったまま、しばらく過ごした。

そのようなやりとりがあった数日後の夜のこと。旦那さんと一緒に時事問題を扱う番組をテレビで見ていたら、日本のスタジオとテレビ電話か何かで繋がった現地ウクライナの女性に、戦地での様子などを聞くインタビューをしていた。

「日本の人にどうして欲しいですか、何を求めますか」という言葉に対し、「ただ祈ってください、一日も早くウクライナに平和が訪れるように」とその人は答えていた。思わず旦那さんの方を向いたら、答えが出たねという顔でこっちを見ていた。

数日間胸のなかで曇っていたものが、少しだけ晴れた気がした。

折り鶴は、誰かが祈ったことの証なのだ。

その時、心を込めて折ったのだ。折り手は祈ったのだ、小さな取るに足らない紙を、開いたり畳んだりする、その一瞬だけだったとしても。戦地に、そこにいる人たちに思いを馳せ、一日も早くと心から。

だから、少なくともこの人にとっては、きっと受け取ったら嬉しいものなのだと思う。一羽一羽が、遠い国で誰かが自分のために、祈ったことの証なのだから。

狂気などでは断じてない。目に見える形の祈り、その集合体だ。

どれだけ心を込めたとして、私たちは一人一人とても無力で、大したことはできないことは、あっちもこっちもわかっている。今すぐ直接止めてあげることも、大金を差し出して全員を救い出してあげることもできない。そして折り鶴は、見る人によっては確かに、ただの小さい紙の塊だ。

それでも、小さくでも、できることはきっとあるのだ。自分は、祈って欲しいと言ったあの人のために、祈ろうと思う。見えるように祈りたいし、他の支援も微力ながらする。

狂気だと思う人たちは、自分達のできる、何か実のある役に立つ、もっと大きなことをしてあげたらいい。それぞれのできることをしたらいい。


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