ケーキは食べたらなくなっちゃう

週報(7/22)です。

推しに会える催し、それは日々におけるスイーツ・・・(!?)

この夏最も楽しみにしていた行事・18祭が終わってしまいました。あーあ。楽しかったなあ・・・!!ワクワクと準備した期間も含めて、最高の時間であった。

初日雨だったけど。

ずっと雨予報出てたもんで、こりゃ土砂降りだなと思って、うちわにクレラップを巻き巻きしてPP袋に入れてやった。でも、私の名義で当たったチケット、雨関係ない2階席だった。。まあ、そういう時もある。全体が見渡せて今誰が何やってるのか見やすい席だったし、良し。

豪雨予報が出ていたのだけど、普通程度の雨だった。鶴岡八幡宮のご利益であろうか。

アリーナの人らはさぞ濡れたろうが、テンションは上がったのではなかろうか。自分はもう中年だし体力がないので、この日もし雨が当たる席だったら、おそらくかなりダメージ食らって翌日は体調を崩していたであろう。

爪は5色に塗り分け、ヨコの作った(?)ミサンガをつけた。マリッジリングの上に重ねづけしてるのは、ともちゃんのピンクの指輪とお揃い。ビジュマムのカーネリアンの指輪。これ、使いやすくていいです。カーネリアンなのに濁りのないオレンジで、こんなの見たことないと思って買ってしまったやつ。

2日めは、天気が良くて暑かった。

ロードトゥ日産。

ともちゃんが大事に大事に着ている白いマーレットのワンピース、この日はこは嬢のお召し物に(おそらくこの日会場の15歳の中で一番いい服を着ている子だったであろう・・・)。ともちゃんはこないだカレンソロジーで買ったすてきな上下。着られる天気で本当に良かったね!

この日は風もなかなか強かった。デコ広いな・・・・

私のオレンジワンピースは、ジャーナルスタンダードレサージュの。フレンチリネンで涼しいです。このお衣裳は、今後も夏の現場で役立つことであろう。あかるい、いいオレンジです。

2日目は、ともちゃんがアリーナのチケットを引き当ててくれたので(本当にありがとう!!)だいぶ近くで推しの姿を拝むことができました。

ただ、前日のセットリストから2曲減ったのがとても残念だった。

それと、私たちは2人とも関ジャニ∞以外に微塵の興味も持てない人種なので、ジュニアの出番にめっちゃでかい悲鳴をあげる人らがいたり(えっ声出しちゃダメなんじゃなかったのか!?となった)アンコールの際にトロッコに一緒に乗ったりしたのがちょっと微妙だった。

(正直に言うとかなり嫌だったが、ツイッターやインスタ等で声高に主張するほど狭量ではないつもりだ・・いや今ここで言っちゃったけど。ここは10人くらいしか見てない過疎ブログだからいいとしよう)

まあいろんな観客がいるのだろうし、こういう意見もあるということで。これに関してはみんな個々人で好きな意見を言ったらいいと思う。後輩の育成は大事だよね(棒読み)

楽しみにしていた大きなケーキ、食べたからなくなっちゃったなあ。というより、いろんな層があって食べ応えのあるパフェみたいな催しであった。

終わってから抜け殻のように過ごしてますが、今年の夏もう一回まだある。ロッキン!ロッキン!当ててよかった!!もう一ヶ月をとっくに切っているな。英気を養わねば。


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*今週の押しピン*

脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。


・月曜の夜、午前0時の話

「水曜の朝、午前3時」みたいに言っちゃった。そんないいもんでもない。

月曜の夜、午前0時になると、日テレで「午前0時の森」を見るのか、テレビを消してラジコのニッポン放送にかえて山田裕貴のオールナイトニッポンクロスを聞き始めるのか、二者の間でめっちゃ迷ってしまう。もちろん村上信五大好きなので日テレを付けてはみるのだが、すぐになんか違うなと思って、結果、途中から山田裕貴ラジオに振ってしまうことが多い。

あんまり劇団ひとりが好きじゃないのかもしれない。別に嫌いでもないけど。

しかーし。18祭の信ちゃんが歌も踊りもあまりにも素敵すぎたので(近年の彼のスローガンは「課金制アイドル」なので、コンサートなどでお金を払った観客には、普段公共の電波で見られるのとは違う感じの姿を見せてくれるのであった)今週の月曜は、ラジオではなく森の方を見よう!と強く思ったわけです。

で、つけて最後まで見てみたら、今回はよりによって、男性美容がテーマだったらしく・・・脱毛の話題になり、ズボンを脱いで下着だけになった劇団ひとりが、毛むくじゃらの足に除毛クリームを塗りたくるという・・かなりエグい感じの回だったのだ。

わりと腿のキワまでベッタベタに塗った白いクリーム。床に落ちるクリームの塊、真っ黒な毛に絡む白いテクスチャ。そして番組時間内に放置時間を終え、最終的にベットベトの黒いドロドロになったすね毛の残骸を、おしぼりで拭い取るところまでやった。

なぜ最後まで見てしまったんだ私よ・・・。食事時でなくて本当に良かった。

結果、そう好きでもなかった劇団ひとりが、だいぶ苦手になってしまった。多分しばらく見ない。・・・山田裕貴ラジオが違う人に変わったらまた考えよう。


・まちぶせは周到に、の話

18祭の翌日、抜け殻と化したのであったが、夕方くらいに大事なことをハッと思い出して、慌ててラジコを立ち上げ、NHK-FMに合わせた。

なんてこった。楽しみにしていた昼からのユーミン三昧を、半分以上聞き逃してしまったじゃないか!!!

まあ、こればかりはもうしょうがない。前半はあとでらじるらじる(NHKラジオの聞き逃し配信サービス)で聴くことにして、後半だけでもと思って聴き始めた。

月曜まではまだ聴けるみたいなんで、暇で暇でユーミン割と好きって人は作業のおともなどに流し聴きしてください。すごい濃い内容だった・・・!!あっと驚く予想外なランキングで、知らない曲も何曲もあったなあ。

心のユーミンソングトップ50の、20くらいからリアタイで聴くことができた。つまり、ほぼ第2部からということだ・・・。「スラバヤ通りの妹へ」が聞けてめっちゃ嬉しかった。

トップ50に「よそゆき顔で」や「acasia」が入ってなかったのが残念だった。入っててもいいのになあ。観音崎の歩道橋に立つ〜♫が聞きたかったなあ。

ユーミン神奈川が結構好きだよね。「海を見ていた午後」のドルフィンは、息子氏の幼稚園と同じ通りにあるのだった。(余談だが、経営者が変わったからかどうかは知らないが、私が行った時にはすでにパスタがくそまずい店になっていた。おとなしくソーダ水だけ頼んでいればよかったのだが、マンションが目の前にたってしまったので、もはや貨物船はソーダ水の中を通らない)

第2部の初めの方で「潮風にちぎれて」がかかったのだけど、ちょうど朝ドラちむどんどんで愛ちゃんが和彦くんとお別れしていたのを思い出し、もはや海辺に佇む愛ちゃんの気持ちになって聞いた。ユーミンには意地がある。みんな意地も張りもある女だ。そこがいい。

途中、ゲストに来た石川ひとみが「まちぶせ」を生で歌うという贅沢なコーナーがあったのだけど、声が今もめっちゃ可愛らしくてびっくりした。

そのあと、ユーミン版の「まちぶせ」が流れたのだけど、なんか周到に待ち伏せしてうまいことタイミングを準備したりして、本当に力ずくでもあなたを振り向かせそうな、気合いに満ち満ちた印象だった・・・。石川ひとみのは少女漫画のキャラという感じで、ガチの待ち伏せじゃないっぽいところが可愛らしいなと思った。狡猾さが足りない。

私と同じかそれよりちょっと下くらいの世代だと、おそらくユーミンとのファーストコンタクトは「ルージュの伝言」か「やさしさに包まれたなら」であるという人が多いのだろうか。

魔女の宅急便のOPは、ルージュの方か。冒頭のホウキで旅に出る場面ね。どの曲もそうだけども、大人の事情をいろいろとわかってしまった今聞くと、なるほどと思う。しかしユーミン、埃だらけの車に指で書いたり、バスルームにルージュで書いたり、悪い男におしゃれな伝言を書き残しがちであるなあ。

私は小学校高学年くらいからAMラジオを聴き始め、中高生の頃はFMをよく聴いていたのだけど、当時ミスチルの桜井さんが日曜の夜に隔週でやってたFM802の番組で、よくユーミンの「DESTINY」をかけていた。結構な頻度でかけていたので、たぶん桜井さんはこの曲がかなり好きだったのだろう(甲斐バンドの「氷のくちびる」もよくかけていた)。

当時、FM802を聴いている大人が世界一おしゃれな人種だと信じて疑わなかったので、大人になったらユーミンやミスチルの歌みたいな恋をして、音楽をかけて助手席に乗せてもらい、ドライブするんだ!と憧れていた。もちろん、車のバンパーには802のステッカーを貼って。

でも、実際は埃だらけの緑のクーペどころか、車を持ってるやつとはほとんど知り会わないまま大人になった。自分で運転できるようになってからは車に昔の802ステッカーをずっと貼っているが、車の助手席に私を乗せて運転してくれるいい男とはついに巡り会えなかった(旦那さんはペーパードライバーなのだ)。

・・・ちょっとさみしい。

ノスタルジックな気持ちになれるので、たまには古いユーミンを聞くといい。


・最近読んだ本の話

「若冲」澤田瞳子

伊藤若冲の半生を書いた本。八百屋(・・ではない、青物問屋だ)の跡取りだったのだけど、嫁を姑である若冲のオカンがいじめ抜いたせいで、嫁は首を吊ってしまうのであった。若冲の本格的な画業はそこから始まる。・・・という、なんとも業の深い話であったが、実はほぼ虚構らしいと後で知って膝がカックンとなった。すごい構成力だ。

これは図書館本だったのだが、旦那さんがアイスコーヒーをぶっこぼしたせいで、新しいのを買って図書館に弁償する羽目になった。情けない。ほんますいません図書館の人々。

「椿宿の辺りに」梨木香歩

去年から積ん読と化していた本。やっと手をつけた。

「f植物園の巣穴」と世界観を共有しているということなので、大好きな「村田エフェンディ滞土録」や「家守奇譚」ともつながるところがあるのだろうか!と思って開いたのだけど、読み終わって、ちょっと何かにうんざりしている自分がいることに気づく。

これはひとえに、現代という舞台に設定すると、古いタイプ(・・もっとはっきり言ってしまうと、ミソジニー的な雰囲気を持つ)の主人公がどうもそぐわない、というところに尽きると思う。要は女に対して上から目線なの、終始。f植物園の時代設定ならこういう男も許せたかもしれない。うーん、ちょっと違ったかな。なんか嫌い、主人公が。

「ひとりでカラカサさしてゆく」江國香織

男2人と女1人、80代の知己3人が、大晦日に東京駅で待ち合わせし、ホテルのバーで静かに飲んだ後、チェックインした部屋で猟銃自殺するところから始まる物語。周辺の人たちが入れ替わり立ち替わり語る感じの・・淡々としていていい。

80代になっても、ゆきちゃんであることを手放さないようにしたいものだ。

ところで本の終盤、コロナの蔓延った世の中になり、しばらくして落ち着き映画館が復活したのを祝って、ある登場人物の女が横浜の映画館へ行くシーンがあるのだ。彼女は男と一緒にティモシー・シャラメの主演映画を見て、映画館の入っている商業施設の店で男に洋服を着せてみたりして、飲食店のあるフロアで釜揚げしらす料理の専門店を見つける。

彼女はしらすが大好物なので大いに興奮する。が、家に帰って男と寝たいので、店に入らないで帰るのだ。家に帰り、ことが終わった後お腹を空かせ、あのお店は横浜だから遠いわと思っていると、男がおもむろに袋から釜揚げしらす弁当を取り出すの。こっそり買っておいたんだ、って。性欲と食欲を次々に満たしてくれる男…なるほど。最高ではないか。

このしらすの店。実はちょっと前の週報でみえちゃんと蕎麦屋に行った時、直前までここに行くつもりだったのだ。ニュウマンのTジョイと同じフロアにある釜揚げしらすの店!!結局暑かったから冷やしそばにしようということになったんだけど。

江國香織の小説に出てきた店となれば、俄然印象が違ってくる。これは行かねばなるまい(私は物見高いのだ)。和歌山のお酒がたくさん並んでいる店だった。・・・電車で行かなきゃな。

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