年明けのドーム公演に申し込みを済ませ、あとは結果を待つのみ。しばらく鎌倉に詣でてないので、良席のためにも行っておかなくては・・・ということで、行ってきました鶴岡八幡宮へ。
一粒万倍日に神吉日が重なるいい日、そしてエイトの日が重なる大変佳い日って事で8日に行ったんだけども、わりと天気が良かったんで良かった。ともちゃんは夕方から大事な用事があったのだけど、色々と付き合ってくれた。どうもありがとう!
八幡様と丸山稲荷にそれぞれ願をかけて、おみくじをひき、本殿前の階段上から下界を見下ろす。この階段で実朝様が公暁に・・と思うと、ちょっと胸がざわつくのであった。
さて、次にここにお詣りにくるのは、もしかしたら年明けになるかもしれないわけで。来年の1/9まで開催中の大河ドラマ館に一回はどうしても入ってみたかったので、境内の鎌倉文華館に立ち寄ります。
入館料の1000円を払い、
でっかい小栗旬に迎えられたのであった。
私らが入った時は5分くらいでチケットを買えたし、入場列もなかったのだけど、帰り際は結構混んでました。
入口の脇にもいたので記念撮影。ここは、動画撮影は禁止なのだけど、大体の展示物は撮影OKなの。
人物紹介やなんかは全てデジタルサイネージだったので、光るパネルが目立つ展示でした。あと人物の等身大パネルが色々と立ってた。
衣装や小道具の展示がガラスケース内に並びます。
赤が似合う実衣ちゃんのお衣装と、政子様の袿。・・・やはり並べるとだいぶ差があるなあ。数回前から権力に走りつつある実衣の気持ちがわからんでもない。やっぱり、いいおべべを着たいもんな。りく殿の強欲さも嫌いじゃあないよねと呟くわれわれ。
右下の、泰時&トキューサとともこ・・のお写真を撮ろうとしたのだが、実は当初
ちょっとちょっと、こんなに坂口健太郎に寄ったら、瀬戸くんが隠れちゃうじゃないの!と、ともちゃんにツッコミを入れる。どうやら泰時様とのツーショットが良かったらしい。本音って行動につい現れるわよね。そして坂口健太郎は男前よね。白くてスッとしたいい男が好きなのよね。わかるわよ。
呪詛人形の実物&おんたらくそわかの、呪いセットはインパクトあったわー。
上総介様がきったない字で心を込めて書いた例の書状や、和田殿のゆるふわイラスト入り書状なども一緒に、小道具として展示してありました。
「俺の女になれ!」と言い出しそうな三浦義村の等身大パネル。これは一緒に撮らねばならない。ってことで
「なるなる!」と言いながら三浦ガールズになってみました。
ちなみに、別棟に出演者のサイン色紙をたくさん展示しているところがあるんだけど、そこで見た山本耕史の色紙はすごく読みやすくて綺麗な字で書いてあって、(そうか・・この文字で堀北真希に長い長い手紙を書いて、結婚にこぎつけたのか・・)と、胸の奥で大いに納得したのであった。
その、別棟への順路案内は、この人が・・!
ジャーン。源氏の御曹司登場。奥州で首を取られてからもうだいぶ経つが、ちゃんと居てくれて良かった。もちろん一緒に撮った。
あんたの首桶抱いて兄ちゃん泣いてたよ・・・。泣くくらいならやるなよ!とテレビの前で叫んだものさ。もはや、あれから登場人物がバタバタと死にすぎて・・見てるだけのこっちは心が折れる。まあしょうがないし、そういう時代よな。毎週三谷幸喜に振り回されてます。
残念だったのは、この人の等身大パネルがなくて、一緒にお写真を撮れなかったことである。
見栄えが良すぎる男(しかも自覚あり)畠山殿!!
「中川くんが居ないなんて・・・」ともちゃんとブーイングの声を上げたのであった。
お衣装展示の前で、ありし日を偲ぶわれわれ。この、兜の下にあった馬上の勇姿が、まだともちゃんの心に焼き付いているそうな。美しい扮装、そして凄い回だったよな。ロスになるわ。
きっちり1000円分楽しめた、良い展示でした。秋の鎌倉に足を運ぶ際にはぜひここへ。。
おまけ
展示を見終わって、蓮池を眺めるともちゃん。
ワンピース一枚で出かけられる今の季節はいいねえ。
・・・・・・・・・
*今週の押しピン*
脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。
夏の終わりさぼった期間の箇条書きの中から、順に消化していきます。中身を思い出せそうなやつを・・・もはや忘れつつあるな。短めに淡々と進めよう。
・さすママの話
只今流行中の息子氏語で、「さすがママ」の略です。
月曜にジャンプを買っておくと「さすママだぜ!」といって称賛される。まんざらでもなく、気を良くしていたのだけども。
ある日、パパに何かを教えてもらっている際にも「さすパパだぜ!」と称賛していたので、(なんだ・・さすパパもあるのか・・)と、ちょっとむむっと思ったのであった。あはは。
・ヨルシカと猫たちの話
「泣きたい私は猫をかぶる」のテレビ放送があったので、家族3人で見た。猫の国に行った時、いろんな種類の猫が出てきたのが面白かった。ヨルシカの「花に亡霊」はいいね。
主人公たちが中学生というアニメだったせいか、キャラクターが変なことをしたり嫌な目に遭ったりするたびに、息子が頭を抱えて共感性羞恥に陥っていた。成長を感じる・・・。
・それぞれの苦味を味わいつつ、自転しながら公転するの話
山本文緒の「自転しながら公転する」が図書館からきて読んだのだが、あまりにも良かったので、これは手元にあったほうがいいと判断してすぐ買った。
という話を、ちょうどタパス食べ放題のあとニュウマンで買い物してからお茶してる時に、ともちゃんとまこちゃんに力説した。「たぶん、私ら各々にそれぞれの苦味がある小説だと思うの。すごく良かったよ」と。
そしたら、2人ともその場で注文していた。もう読んだだろうか。私は途中で結末につながる重要なことに気づいてしまったのだけども、2人はいつ気づいたろう。次に会ったら、答え合わせをせねばならない。
それにしても、作者がこんなに早く故人になってしまうなんて。文芸界の大損失じゃないか。読み終わって、そのことに深いため息をついてしまった。もっと読みたかったなあ。
・杖を折った時の話
エリザベス女王の葬儀を、異文化の儀式として興味深く最後まで見た。日本でのテレビ中継が終わってからも、YouTubeでは地元のテレビ局が中継していたのだ。
式の終盤、それまで女王の棺の上に乗せられていた宝具を返し、やっと重い王冠をおろしたのだな・・と感慨深く見ていた。棺にチャールズ国王と侍従長が近づき、国王に背後から見守られて、侍従長が手にした細長い杖をボキィッといきなり折ったので、度肝を抜かれた。
英語で注釈が入ったのだが、もちろん私のお粗末な英語力では理解できず。あれはなんだったんだ・・と思いながら就寝したのだけども、翌朝のニュースサイトで、あれは女王に仕える侍従長の任務の終わりを示す儀式だったのだと知る。せつない。
・当の本人はどう思っているのかの話
その一連の報道を見ていて、息子氏が「女王本人は、こんなふうに大勢が自分のために大行列に我慢して並んでるのをどう思うんだろう。本当はしてほしくないんじゃないかな」と言い出した。
「でもさ、たぶん女王は、みんな自分のことめっちゃ好きで愛してくれてるってことは知ってたと思うんだよね。だからたぶん、好きにしなさいよって思ってると思うなあ」
そんな会話があった。「イギリスは立憲君主制か・・」と感慨深そうに呟いていた息子は中3。社会科では公民を学ぶ時期なのであった。周りよりだいぶ遅ればせながら、学習内容と現実社会とがつながりつつあるらしい。
・鴻上さんと犬の話
感銘を受けた記事なのでメモしたんだろうな。
・もはやオワコンでうんざりするという話
ルパンはもうコナンとVSしたりしないでいいから、単体で新作出せないなら終わってくれ・・といつも思っている。数年前から完全にオワコンなんじゃないかと思っているのだが、びっくりするような告知が出たので、もはやうんざりしている。
面白いのか?それ。
・遠き山に日は落ちての話
安倍総理の国葬でドボルザークの「家路」が演奏されているのを聞いた。日本では「遠き山に日は落ちて」の歌詞で知られているあの曲だ。
あれを聴いて人によって思い浮かべる光景は違うと思うのだけど、自分の脳内に浮かんでくるのは、もはや日が傾き始めた時間帯に、油くさい床のにおいがする教室で泣きながら一人、給食のお盆を前にして、途方に暮れている時の記憶だ。今でもあの曲を聴くと気分が滅入ってくる。
下校時刻になると、スピーカーからあの曲が流れ始めて、まだ学校に残っている人は早く家に帰りましょうと促すアナウンスが入る。それでも、どうしても残した給食を口に入れることができない。
昼休憩から掃除の時間、授業をやってる5・6時間目と、ずっと自分の机にだけ、給食のお盆が載っている。みんなが授業を受けて帰っていくのに、自分だけずっとお盆を前にして途方に暮れていて、これを食べないと帰れないのだ。なんで皆こんなものを普通に食べられるのかわからなかったし、自分だけがなぜ食べられないのかもわからなかった。
「家路」が流れ始めると絶望的な気持ちになる。
あれは、いい歌詞なのにね。今日の業を成し終えて、心軽く安らえば・・でも小学生の時は、「きょうのわざをなしおえない。こころかろくやすらえない。」と思っていたよ。自分だけがやるべきことを果たせないまま、失敗体験だけで毎日が暮れていった。
そんなことを思い出すので、給食を残したり減らしたりしても許される現在の小学生は幸せだと思うなあ。トラウマになるで。ホンマ。
・磯くささと潮の香りは違うの話
真夏に息子氏の学校見学に行ったのだが、その中に海のそばの学校が二つあった。
一つはいわゆる観光地として有名な海水浴場っぽい浜のそばで、もう一つはもっと磯っぽい感じの場所である。
前者はひどい雨の日で、駅からタクシーで行ったせいもあり、ほとんど海らしい匂いはしなかった。実際、浜には近いのだが、海岸線に続く砂防林を隔てているので、そんなに海らしさはない。潮の香りはするけれど。
後者はカンカンに油照りした暑い日で、磯のそばの、頭上にも海側にも、遮るものが何にもない道をひたすら20分以上歩いた。歩道からは磯底が見え、魚が泳いでいたり、フジツボがビッシリはりついたりしている。そして、猛烈に磯臭い。見学を終えたあと息子は、ここには通える自信がないと言った。
ただでさえ朝が弱く、ギリギリまで寝ていて朝ごはんさえろくに食べられないような子なのだ。朝で胃がムカムカしてるところにこんな臭い毎日嗅ぐの、おれ無理だわ・・とのことである。そして、なんとかそこの学校に行かなくて済むよう、やる気を出して勉強し出した(ちなみに前者の学校は大変いい学校なのだが、ちょっと遠いので断念した)。
人間、意外なことで志望校が決まったりするものである。実際に現地に足を運ぶというのは大事だな、と思った母であった。
・繁華街の路上に蓋してる網から立ち上る湯気のにおいの話
嗅覚の話が続くなあ。
昔からそうなのだが、歌舞伎町とか、渋谷とか六本木とか、そういうところの路上を歩いていると、ふと石鹸が混じった湯気みたいなものの匂いを嗅ぐところがある。勝手に、あれはたぶん風俗関係のお店から下水に流れ出てくるお湯のにおいなんだろうなと思い込んでいる。
そうでないと、なんで路上からあんな石鹸めいた湯気のにおいがするのかわからないからだ。でも自分は男性ではないし、性産業に従事したことも今後従事する予定もないので、たぶん一生その答え合わせをすることはないのだろう。ちょっと答えを知りたい気はするけども。
・界隈で一番まずいのに増えていくコーヒー屋の話
これは、箇条書きの中から、みえちゃんが気になった話らしい。先日ランチした時に詳細を聞かれたので話したっけな。
さて、近所の商店街には、コーヒー店がたくさんある。
石川町駅から元町中華街駅までの間には、ドトール、タリーズ、コメダ、スタバ、カフェラミル、上島珈琲(は潰れたかもしれん)、キャラバンコーヒー、カリタと、錚々たるコーヒー屋が揃っている。忘れちゃいけない、みんな知ってるレントもあるな。あとはでっかい氷山みたいなアイスコーヒーを出してくる喫茶「無」もある。
そんな中で、一番まずい店があの店だ。名前は言えない。言ったらこの身が危険に晒されるかもしれない、下手したら消されるかもしれない、だから言わない。
その店は、商店街に昔あったア◯ウェイの店の跡地にできた。なんだか小洒落たコーヒー屋ができたなと思ったし、インスタにも広告とか出てくるんで、一回入ってみようとは思っていたんだけど、いかんせんア◯ウェイの跡地であったので、ちょっと入るのに勇気が必要だったのだ。
インスタから店のサイトを見るに、他に横浜駅近くにも一軒既にあるようすだったので、ア◯ウェイとは無関係であることはわかった。
一人で何かに飛び込む勇気がない時、だいたい私が取る行動は一択だ。
「ともちゃんさあ、ちょっとあそこ気になってるんで、入ってみたいんだけど・・・」と言うと、彼女は快く応じてくれた。確かその日は、何かの催しに一緒に足を運ぶ予定で、行く前に少しお茶して腹を満たそうということになったのだ。で、その店に二人で入った。
初めてのコーヒー店に入ったら、注文の際に、店員さんにメインで出してるコーヒーの味を尋ねることにしている。やたら酸味が強かったり苦かったりしたら嫌なので。アメリカンの方が酸っぱくないという答えだった(と思う)ので、それと一緒におやつを2人とも頼む。
結論から言うと、インスタ等で紹介されていた映えおやつみたいなものはそう不味くはなかったが、そのアメリカンがクッソ不味かったのだ。確かに酸っぱくはないが、色のついた泥水みたいな見た目で、味は・・ファミレスのドリンクバーのブレンドコーヒーにたくさんお湯を足した感じの、うっすい味だった。
「えっ!?」と思わず顔を見合わせたのだが、ともちゃんは本気で嫌そうにしていた。どうやら、選んだ季節のタルト的なものもまずかったらしい。彼女はまずいものを出す飲食店が本当に許せないのだ(私は基本そこまで飲食店の味や倫理に期待はしていない)。誘ったことを後悔し、後で平謝りしようと決心したのであった・・・
だって、店名にコーヒーって入ってるんだよ。それに、最初サイトを確認した頃に比べて、めっちゃ支店が増えているのだ。2年くらいの間に7店舗くらいに増えていたから、きっと美味しいんだろうなと思ってたんだよう。それがアメリカンとは言え、なんでこんなまずいコーヒーが出てくるんだよ。予想できないよ、こんなの。
もう二度と入るまいと話し合った、そのしばらく後のことである。まさに我々にとっては青天の霹靂、驚愕の事態が発生。テレビでヒルナンデスを見ていたら、ヨコがドライブ旅でその店に来て、おやつを紹介していたのだ・・・・!!!!
まあその店ではなく、正確には関内の方の支店だったのだが。後で録画を確認したが、コーヒーは飲まず、プリンを食べていたようだ。あれを見た人はきっと、おしゃれな店で美味しいプリンが食べられるという情報が脳に入ったに違いない。
他にもいろんな媒体で紹介されていて、店はどんどん増えていく。どうやら他業態にも手を出しているらしく、あの有名レストランの跡地に新業態を誕生させたり、でかい駅前のビルにパフェ専門店をオープンさせたりしている。
なぜだ、なぜなんだ、といつも信じられない気持ちで見ている。横浜といえばこのコーヒーチェーン、みたいな規模に成長し、そのうち支配されるのではないかという恐怖感さえ覚えるぜ・・・きっと何かあるに違いない。もしかしたら母体が・・おっと、誰か来たようだ(暗転)
・次はコーヒーロースタリーの話
これはまた別のコーヒーロースタリーの話(であってほしい)。
皆さん、中華街と元町の間にあった、パンケーキリストランテを覚えておいででしょうか。地元の人には旧モトヤといえばわかるであろう、あそこである。
うまいパンケーキであった・・・(あの雑誌のブロガー時代、ベビーシャワーをあそこでやってる集団がいたな。全員が妊婦さんの顔写真のお面つけてて、絵面が全員その人になってたので超怖かったことしか覚えてないけど)
ともかく、コロナの直前くらいから閉めてて、やがてフルーツタルト専門店になるとか言ってたんだけど、結局オープンせず、その後また改装して、次見たらなぜかうどん屋になっていた。
そして、ついにそのうどん屋もこないだ閉めて、葉山に引っ越して行ったらしい。
こないだ前を通ると、なんとかコーヒーロースタリーという文字が見えたので、もしやまた増殖中のあそこが入るのでは!?!?と一瞬だけ戦々恐々してしまった。次に前を通った時に、そうではないことが判明したので一安心。
なんだか内装が微妙だ・・・まあコーヒー屋なんだし、コーヒーが美味しきゃあいいんじゃないか。それが一番大事。
6コメント
2022.10.14 15:07
2022.10.12 01:50
2022.10.11 23:58