ぶらり港町散歩

急に秋めいてきましたな。

土曜は涼しいけどまだ雨だったので、本当は町田ダリア園に行きたかったのだけど、足元がぬかるんでたらやだよね〜という話になり、予定を変更。しかし、ダリア園の後オールドヒッコリーでピザ食べようという、そのピザの部分だけが残り、すっかりピザの口になってしまっていたのだ。

というわけで、急遽うまいピザを検索し、出てきたピザ屋に行こうということに。

むかし石川町にあったヴィスコンティくらい美味しいとこはないのか・・と、「ヴィスコンティ ピザ 美味しかった」で検索したら、なんと奇跡的に（！？）ヴィスコンティの閉店を惜しむ人が、近場で見つけた他の美味しいピザ屋の話をしている記事があった。あそこの後常連になったというなら、そこはきっと美味しいに違いないってことで、そこを訪ねてみることとなった。

各々、秋らしい格好で関内駅に集合という話になっていたので、秋らしい深緑色のワンピースで行ったんですよ。で、先にともちゃんに会ったら、こっくりとした赤いマーレットで現れた・・・！！もはや、秋を通り越してクリスマスではないか。たいへんだ。

こりゃちょっとした惨事だなあ・・と話していたら、まこちゃんが改札から現れた。赤も緑も入った、シダ植物柄の可愛いリバティシャツを着て。ああよかった、間に入ってもらえば中和されるじゃないの！

クリスマス問題がうまく解決したところで、歩いてピザ屋に向かいます。

ラ フィーリア デル プレジデンテ。馬車道にあるお店です。

11時半開店なので、11時過ぎに店の前に着いて一番乗りだったのだが、どうやら予約優先のお店だったらしく、予約で一杯でもはや席がないという。12時20分まででよければ入れてくれるというので、まあさっさと食べればいいか・・と合意し、案内してもらった。後ろのご家族づれは皆断られていたので、食べられるだけラッキーである。

慌てて食べたせいか、この店の写真が少ないな。

濃いめのマルゲリータと、爽やかなルッコラのピザ。実はもう一枚フンギのやつも頼み後できたはずなのだが、それが一番重たかった。大きさがわからなかったのでお店の人に聞いたら、一人一枚頼む人が多いというのでそうしたのだが、どう考えても多かった。

味はめちゃ美味しかったですよ。流行ってるのもわかる。うん。またゆっくり行きたいなあ。

急いで色々食べたので、そのあとは腹ごなしに歩き回ったりして。

まこちゃんは、意外にあんまり横浜を歩き回ったことがないらしい。修学旅行とか遠足的なことではあるらしいのだが、引率以外の用事ではそうそう来ないんだって。横浜らしい、いい石造りの建物があると興味深そうに見ていました。馬車道あたりには多いよな。

結局、マリーンアンドウォークまで歩いて、ゼブラコーヒーに入る。

ここは立派な大きいクロワッサンが名物で、たくさんケースに並んでいるのだが、もはや我々の胃に粉物が入る余地はない。お茶だけ頼みました。

海も一応見えるし、意外と穴場で、いつ行っても大体すぐ座れるんでおすすめです。

まこちゃんはロースヒップティーを頼んでいた。ともちゃんと私はフレンチプレスのアイスコーヒーを。３分待って氷を注ぐというエンタメがあった。

（ちなみに、この写真に写っているツイードがま口は私の。自分のものにするつもりはなかったのだが、出来上がってから口金の塗りに不良を発見、僅かに曇って見える箇所があることに気づく・・。とほほ。時々あるのよね。作っちゃうと交換もきかない。まあ、可愛いのでいいです）

ともちゃん、爪がかわいいな。

さて、ここではただひたすらしゃべったりぼーっとしたりして、結構長いこといたな。

旬の食べ物の話やら、同窓会に行った話やら、知らんまに甥が増えてた話やら・・色々あったが、あんまり詳細に書けないことも多い（笑）まあこの歳まで生きていれば、いろいろと驚くようなことはある。

ここからの人生後半戦は、なるべくショックが少ない方がいいなあ・・。

毎度おなじみ、買ったらすぐ開けて使い始める派のともちゃん。ツイードがま口に色々入れて、容量を検証したりしておられました。日焼け止めスプレーが入るのは意外であった。大きめのものも意外と入るのね。

そのあとは、コーヒー屋に入る前にロンハーマンで見たニットがどうしても可愛くてついに買いに行ったりした（残っていた最後のかながわペイポイントを使い切ってやったぜ！）。

マリンアンドウォークを出て桜木町方面へと汽車道を歩く。

この日、割とドレスアップの人やウエディング撮影を見かけたので、今日は吉日？大安かな？なんてまこちゃんが言ったのだが、後で調べたら仏滅であった。ただ一粒万倍日だったので、結婚式は多かったのだろう。この辺は式場が多い。

川の向こうのノートルダムには、ガラス張りなので各階に新郎や新婦がいるのが見えた。

何人もの新婦がいるなか最も目立ったのは、長いトレーンをものともせず、テラスで何度もバットを振り回していた花嫁さんであった。どうやら、この披露宴ではブーケトスにあたるものがバッティングで行われたらしい。奇抜だ。

新婦は何度も空振りしていたが、皆の声援で最後には当てていた。そのあと新郎が芯をくった素晴らしいヒットをうったのだが、ガツンと上の壁に当たって客の方に落ちていた。こういうハプニングもある。

皆に祝福され、歓声が上がり、通りがかりの船からも手を振ったり拍手をする人がいた。いいもんだな。結婚しなくてもいいし、してもいいし、式を挙げても挙げなくてもいいと思うが、大勢の人が喜んでるのを見るのはいいもんだ。

そして、汽車道を反対方向に向かう人たちの中に、きれいな緑色のトートバッグを持ち、背中にずらりと男子７人の顔がついたロンTを着た人がたくさんいた。ぴあアリのなにわ男子だ。きっとツーステで、昼公演が終わったあとみなとみらいを散策しているんだなと思った。

ぴあアリに近づくにつれ、今度は会場にこれから向かう夜公演組と見られる人が増えてきた。たくさんいる。皆楽しそうで、嬉しそうだ。ああ、よかった。

大勢の幸せを横目にみなとみらいを通り過ぎ、さいごに資生堂のビルに立ち寄った。初めて入ったのだが、なかなか面白い施設であった。

２階のミュージアムにて、

色とりどりのパッケージ。やはり心ときめくパッケージはだいじだよ。

ホネケーキ使ったことないけど、常に憧れではある。あまり売ってるの見かけないんだよな。

懐かしい！！とわたしが叫んだキオラと、

懐かしい！！とまこちゃんが叫んだピエヌ。

伊藤美咲かわいかったよなあああ。

そうそう、ピエヌのマニキュア、こういう瓶に入ってたよな。うん。懐かしすぎる。

そんな土曜ぶらり散歩でありました。また遊ぼうね。