journal 2024-12-②

富士山が綺麗に見える。



☆2024/12/08

朝から1週間分のカーネーションを見る。BSで。

やってるとつい見てしまうのは、あれに出てる人はおっちゃんもおばちゃんもみんな見事な泉州弁を使っているからで、全員が昔から知ってる人みたいな気がするからだろうな。

小林薫のお父ちゃんが亡霊になって出てきたのだが、それがもう、近年もう見ないようなリアリティのある幽霊で・・っていう言い方、絶対めっちゃ変だよな!(笑)現し身にちかいっていう意味のリアルではなくて、これぞ幽霊っていう感じの、闇に溶け込む表情に乏しい感じの幽霊だったの。めっちゃ怖かった。

お父ちゃんから穂高先生(虎に翼)までの間に、あんまり歳をとってない感じがするな・・。そんな小林薫、今73歳ですってよ。


午後、アリエルさんのサロンに行き、顔や足の老廃物をたんと流してもらう。

実は先月、急に顔を綺麗にしてもらおうと思い立って(人に会う約束があった前の日にですよ)アリエルさんに連絡したのだが、そんなすぐには予約が取れなかったの。で、浮気して近所のフェイシャルやってるとこに行ったのだ。

アリエルさんに「この間はすみませんでした」と言われてしまったので、いやいやこちらこそ急にすいませんでした・・・とこっちも謝りつつ、代わりに急に行くことにしたそのサロンの話をした。ホットペッパーで今日すぐに行けるところを探して、予算内で一番近いところを選んだのだが、それがもう散々だったの。

何が散々かって、施術者との相性が良くなかった。割と広くて綺麗な内装のサロンで、よく調べずにきたが、ここに通うことはきっとないな、過ぎた贅沢だな・・と思いつつ、最初のカウンセリングを受けた。ちょっと人に会うんで綺麗にしときたいなと思って、と今日の目的を伝え、ほかに普段行ってるサロンがあって今日は取れなかったんですけどそこをやめるつもりはなくて、近所にもう一軒くらい知ってるとこがあってもいいかなと思ったんでホットペッパーで探してきました、とめっちゃ正直な話をする。

初回以降の料金表を見せられ、なるほどこれくらいの値段はするだろうな、と納得。しかし、回数券的なチケットを一年分くらいまとめて買えば、通えないことはない・・くらいの値段であった。そして、どうもダイエット目的で通う人を歓迎しているらしくて、初めてなのに出産経験や好きな食べ物、嫌いな食べ物などの食生活などを細かく聞かれた。

個人情報だし、通い続ける感じでもないし、あまり正直なことは言いたくはなかったが、施術に必要ですと強く言われたら致し方ないよな。ダイエットサロンならちょっと今日はやめときます、と及び腰で言いかけたのだが、リラクゼーションで通う人もたくさんいますよ!と言われたので、とりあえず一回受けることにした。


設備は素晴らしく、アリエルさんのサロンにはないようなドームサウナみたいなのとか色々あったし、たいてるアロマもいい匂いだった。マッサージもうまかった。このサロンなら時々贅沢をしたい時に頑張って来てもいいな、と思うレベルだった。

ただ、さっきも言った通り、担当の人との相性が良くなかった。たぶん還暦を過ぎたくらいの女性で、すごく上からものを教えてくれるタイプの人だったのだが、言うことにいちいちパンチが効いているのだ。

好きな食べ物が米飯だと書いたら「あらぁ糖尿病になるわね」というし(んなこたあ分かってるから注意してる)、首の後ろを触っては「あらぁここに肉が溜まっちゃってんのねぇ」という(若い頃から一番気にしていることを・・)。おそらく、相手のコンプレックスを上から突いて弱らせて、脅しで言うことを聞かせるタイプの人なのだ。

何もかもをいちいち突っ込んで、詳しく個人情報を吐かせようという感じも嫌だった。手芸が趣味なので若い頃から前屈みが多いという情報だけを言ったのだが、何を作っているのかものすごくしつこく聞かれた。自分のとっての大切なことをこれ以上この人には知られたくないと思ったので、がま口のことだけは絶対に言わずにぼかしたが、めっちゃしつこかった。

施術前に書いたカウンセリングシートに、出産の回数を書かされた。正直に書いたせいで、お子さんは2人だっけと聞かれる。1人ですとあっさり答えたが、シートとの整合性がとれないので、それも突っ込んで聞かれた。察してほしいが、結局ひとり出産時に亡くなったのだと言ったら、「あらぁ・・災難だったわねえ・・」という感じだった。なんじゃそりゃ。初めての人には話したくないことだってあるのだ。本当にそれが嫌だったので、割り切って嘘をついたらよかった。

しかし、本当に施術自体は素晴らしいものであった。ただ、口臭がひどかった。お歳を召した方なら仕方ないが。ここまで書くと、もうこれでこの人と二度と会いたくないなと思った理由がわかっていただけたと思う。・・・だが、本当に恐ろしいのはここからである。


フェイシャルの後というのは、だいたい頭がぼうっとするものだと思うのだが、その状態なのにもかかわらず、10回分以上とかのチケットをめっちゃ勧めてきたのだ。当然、6桁やぞ。6桁。ほぼ無職のしがない素人がま口屋の私に、である。

「いやお話しした通り専業主婦で無収入なんでね、そんなに急に決められませんよ」と言ってるのに、今度は別の会員プログラムみたいなのを勧めてきて、今日なら5千円払えば以降会員価格になるから、これだけでも今日入ってください!みたいなことを言い出した。何か契約を決めるまでは絶対に帰すものかという感じで、すごくしつこい。地獄の奪衣婆ってこんな感じかなと思った。

その会員プログラムだが、短い時間でしかも頭がぼうっとして状態なので、何度読んでもあまりよくわからなかった。何がいくらになってどういう特典があるのか、ぱっと見ではわからないようになっているのだ。しかも、思ったより施術が長かったせいで、その後の整骨院の予約ギリギリの時間になってしまい、本当にすぐに出ないといけなかった。

この状況の人間に、追い詰めて何かの契約をさせようなんて絶対におかしい。と思い、ホットペッパーの初回クーポンが適用された今回のコースの現金だけを置いて、「いくら今日なら安くなる契約だとしても、こんな検討の時間が全くない時に決められません、ごめんなさい」と言い、逃げるように帰る。後ろから「私電話しちゃいますからね!!」と奪衣婆の声が追いかけてきたので、「どうぞ、してくださって構いません、検討はしますから」と言っておいた。

そしたら、数日後に本当に不在着信があり、ショートメッセージ宛にもご検討いただけたでしょうかと来ていた。これはもう・・この人に二度と会いたくないなと思ったので、いつまでも電話がくると困るから、意を決してこっちから電話した。

別の人が応対してくれたので、検討しましたが、ちょっとあの方とは合わないと思いましたので、私には過ぎた贅沢なくらい素晴らしいサロンだとは思うのですが、もう行きたくないですと伝えた。電話に出てくれた方はとても丁寧な人で、ご不快な思いをさせて申し訳ございませんと謝られ、それ以降はトラブルなど何もなかったので、ホッとした。


マッサージとかエステのサロンというのは、場所によっては服を脱がねばならないし、体にダイレクトに触れられるわけだし、体調などに関わる個人情報も話さねばならないことがある。整骨院や鍼灸なども含め、この施術者に次回また会ってもいいかどうかというのは、最低限のラインとしてあるんだなと思った出来事であった。

もう二度と会いたくないと思う人には、当然体を触られたくはないですよね!と、アリエルさんに話したのだが。・・実は、この話、まだ次の展開があるのだ。アリエルさん側の話というのがあってな・・・それは、夕飯を食べた後でまた書く!


さて、夕飯を食べ、大河ドラマと日曜劇場を観た後でござる。奪衣婆サロンの話、後半に移りましょう。

前半の、この話を延々とアリエルさんにしました。浮気はするもんじゃないですね!などと笑いながら。いや〜それはすごいですね、とアリエルさん。「そこ、おうちのご近所ですか?」と聞かれて、大体の場所を話すと「・・もしかしてあそこですか」と顔をしかめながらサロンの名前をいう。

「そうなんですよ。アリエルさん、行ったことありますよね」「えっ、なんでわかるんですか」「だってその、奪衣婆が言ってたんですよ、アリエルさんのこと、彼女も私のところに通ってくださるお客様なのよ〜って」

そう、奪衣婆はこっちの個人情報を根掘り葉掘りしつこく聞く人だったんで、私が普段通っているサロンのことをすごい聞いてきたのだ。元々この地域で開業していて、今はご自宅でされているのでここの駅に移転して、遠くなったけど通ってるんですと話したら、その情報だけでアリエルさんのことだとわかったらしい。アリエルさんはドン引きしながら、やだ〜それ、個人情報の漏えいじゃないですか・・・と眉を顰めていた。

アリエルさんが勉強のために一時いろんなサロンに通っていたことは知っていたので、きっとそこも行ったんだろうなと思ったが、同業者だってことを話したのは意外だった。「いや普段は絶対言わないですよ、自分もサロンやってるってことは。でもわかりますよね、あの人めっちゃしつこく聞くんですよ・・普段の仕事のことすごいつっこんで聞かれたんで、言わされた感じですね。普通は初めてのお客にあそこまでしつこく聞かないですよ、言いたくなさそうならこっちも触れないように避けます」

めっちゃわかるので、爆笑してしまった。

「普通、知り合いだとわかってもそんなこと言わないですよ。例えばyukiさんがご友人を紹介してくれたとして、その方がもしこの後予約入れてらしても、それすら絶対言わないです。この仕事の基本ルールですよ」「まあ、アリエルさんがそうだってことはわかってますよ。やっぱりそっちが普通ですよね」「当たり前ですよ」

それにしてもyukiさんすごいですね、よくあの人から逃げられましたね!とアリエルさん。

「わたし実は断れなくて、初回にチケットたくさん買わされたんですよ・・。上手だから学ぶところはあるかなと思ったんですけど、わたしも実は途中であの人が嫌になったんで、担当の方を変えてもらったんです。それでもやっぱりもう行きたくなくなっちゃって・・結局チケット何枚も無駄にしました」

なんと、アリエルさんは私より先に奪衣婆の被害にあっていたのだった!そっか〜あそこか・・そう聞くと、全部すごいわかる話でした!と苦笑していた。

奪衣婆が嫌になって担当を変えてからも、隣のブースから若いお客さんを叱責してるような声が聞こえてきて、その言いようがあまりにも失礼だったので、なんだかなあと思っていたそうな。「きのうお菓子食べた?」「食べました」「何食べたの?」「グミです」「そんなもの食べるからこんなんなるのよ」というやりとりの後、パシッと肉を打つ音が聞こえたらしい。ヒエッ・・となった。

よくそんな扱いに耐えられるな・・と思うが、きっと、どうしても痩せて綺麗になりたくて、あの人を信用しきって縋り、一緒に頑張るようなお客さんもいるのだ。完全に相性だよな、そう考えると。(別のサロンじゃないよな?女王様が鞭でシバく系の・・)


できれば、自分はいいお客さんでいたい。飲食店でも、何かのサロンでも、ちゃんと相手と同等の目線で、尊重し合えるような関係でいたい。相手に横柄にしたりしたくないし、逆に舐められたりしたら、もうあなたとは大丈夫です要りません、とちゃんと言える人間でいたい。


全然別の話なのだが、そういえば先日旦那さんと行った虎ノ門のパン屋さんで、若い店員さんにすごく横柄にしている女の人を見た。

シャネルのキラキラロゴが入ったミュールに、指にはトリニティのリング、バングルもピアスもカルティエのもので揃えていて、なんというか、たくさんお金を持っていそうな服装だった。二人連れで、向かい合わせに座っていた連れの人も、顔は見えなかったがやはりシャネルのロゴがバーンと入ったミュールを履いていた。こういうほっこり系のパン屋にもこういった層は来るのだな・・と思った。

混んでてメニュー説明が遅れたからだと思うのだが、呼びつけて睨みつける感じが、だいぶ感じ悪かった。ああいう人たちは、別に相手や店から、いいお客さんだなと思われたくないんだろう。堂々と恥ずかしいことを言うようだが、私は、できれば若い人からは、いいお客さんだなと思われたいぞ。働く人のライフを削るような客にはなりたくない、いつだって。



☆2024/12/09

土曜から、旦那さんが大阪の実家に帰っている。朝からうっかりしていて、セコムを解除せずにゴミ出しに出ようとしてしまった。セコムの解除もゴミ出しも旦那さんの担当なので、たまに自分でやらねばと思うとすっかり解除を忘れてしまうのだ。

すぐにスマホからアプリで解除しようとしたが、玄関はWi-Fiが弱いらしく、なかなか繋がらない。息子氏が部屋から飛び出してきて、操作盤まで行って解除してくれたのだが、時すでに遅し。スマホにセコムさんから電話がかかってきてしまった。

正しい氏名と生年月日などを聞かれ、正しいと確認されてやっと無罪放免。この段階で電話に出なかったり、受け答えが怪しいと、きっとすぐに飛んでくるのだ・・・。セコムさん達、ちゃんと仕事してくれているぜ。朝からお騒がせしてしまったが、安心した。


さて、朝からグッバイ・レーニン!がトレンド入りしているので、令和に・・!?!?と驚いた。相葉くんがアレックス役で舞台化するんだね。なるほど。いいコメディになりそうな感じがするな。お母さん役が大事だぞ。誰だろうね。絶対にチケットを取れないだろうが、母のために奔走する相葉くんを想像するとワクワクするな。

自分はたしかグッバイ・レーニン!を映画館で見た、と思うのだが、全く誰とどこで見たのか思い出せない。

その後もテレビだかビデオだかで見たと思うので、内容はちゃんと覚えている。見たことがない人のために説明すると、舞台は旧東ドイツで、息子が反体制デモに参加してるのを目撃しちゃったお母さんがショックで心臓発作を起こして、一年近く昏睡状態になっちゃうのよね。その間に、なんとベルリンの壁が崩壊してしまうの。

東西統一後にお母さんが目覚めるんだけど、アレックスはお医者さんから、次に発作を起こしたら助からないから、なるべく安静にして、心臓に負担をかけずに自宅療養するようにと言われる。驚いてお母さんが死んじゃうといけないんで、息子はあの手この手を使って必死に隠匿しようとするのよ・・・東西ドイツ統一を、だぞ!!

東ドイツ時代のピクルスの瓶を集めてきて自作の瓶詰めを作ったり、自分で番組作って編集してテレビで流したり、コカコーラは実は東ドイツの発明だったと偽装したり・・色々やってたなあ、たしか。全部超めんどくさいのに超がんばってた。

必死でお母さんの心を守ろうとするうちに、自分もだんだん、東ドイツ時代に皆が描いていた理想のドイツ(架空)のことを好きになってっちゃうのよね。統一といえど、実際は西の資本主義に吸収されたようなもので、順応して新しい生活を楽しむ者がいる一方、心がついていけない人も多く見られる混乱の時だった。途中から偽装内容が、アレックスの「こうだったらいいのにな」になってくるんだよね。果たして、アレックスは母の心を守り切れるのか・・!?


そういえば、アレックスってヘドウィグと同じくらいの年齢だよな(ちょっとヘドウィグの方が年上か・・?)。マルがやってたアングリーインチの。同じ時代の旧東ドイツに、一生懸命なマザコンの相葉くんと魔性のトランスジェンダー丸山がいることを想像すると、ちょっとおかしくなる。

ちょっと見てみたいなあ、相葉アレックスを。自分も年頃の息子の母となった今あの作品を見ると、号泣しそうでちょっとこわい。終盤のお母さんのことを思い出すと、もうちょっと涙ちょちょぎれてくるもん。


さて夜。赤福とりくおじを携え、旦那さんは無事に帰ってきた。がま口の写真を撮ったり、図書館に行ったりとまあまあ忙しく過ごした日だった。まだ家は散らかったまま。本当に週末、人を呼べるのか・・??だいぶやばい。

首を見てもらいに整骨院へ。今日はまほろ田先生に急な客が来たようで、代わりにすごく若い女の子先生が見てくれた。仮の名前は・・綿飴先生としよう。いつもふんわりとフローラル系の甘い匂いがする。前はもう一人いた女性の先生が最近転勤で違うとこに行ってしまい、紅一点となった。明るく楽しく「自分に甘い」を信条としているらしい。だから綿飴先生ね。

彼女は新米らしく、よく受付にいるので時々会話があるのだが、近くのコーヒー屋なんかの季節限定メニューをめっちゃよく知っていて、美味しいフレーバーが出るとお薦めしてくれる(実際はブラックしか飲まないから頼むことはないのだが、女子っぽい会話が好きなので嬉しい)。

彼女はとにかくいい匂いが好きなんだそうだ。規則で香水をつけられない代わりに、いつもあの手この手でいい匂いを嗅ごうと、ハンカチにコロンっぽいものをつけて持っていたり、ボディミストを使ったり、いろんな逃げ道を使っている。ルールぎりぎりの線だとは思うが、しれっと自分に都合よく解釈してニコニコしているところが、令和っぽくていいなと思っている。

今日、たまたま出かける前にSHIROのハンド美容液を手と髪につけて行ったのだが、気づいたらしく「いい匂いがします〜♡」と嬉しそうだった。自分だけでなく、人の匂いもいい匂いだと嬉しいらしい。

以前、まほろ田先生に「ここに自己評価記入しといて」と指示されていたのに対し、彼女が「エッ私自分に超甘いですよいいんですか」と返していたので、肩甲骨を剥がされながら「若い女子が自己評価が低くて謙虚にしててもねえ、周りに搾取されてロクなことないしメンタル病むから、甘いくらいでいいのよう・・」と小声で言ってやったら、爆笑していた。

とはいえ、よく隣の台で施術してるときのやりとりが聞こえるが、上から目線のおっさんの蘊蓄トークや説教なんかを「そうなんですね!」と「なるほど!」を交互に繰り出し、感じ良く相手していると思う。大変な仕事だよ、まったく。それだけで高評価だ。

それに自己評価が甘いとは言ったが、綿飴先生は若い割にはなかなか上手だった。目の奥に効いた。令和の若者の生態が気になるので、話していて面白かった。

が、いつの時代だって家を出て一人暮らしで仕事してる女の子が大変なのは一緒だ。とにかく「自分に甘い」が信条なので、休日などに自分を甘やかす方法を幾通りも持っていると話していた。布団から出ないで、動画配信とか見ながらチョコレートとかグミとかめっちゃ食べるらしい。そうやって充電して、また仕事を頑張れるんだそうだ。

その歳で自分の機嫌の取り方がわかっているのはいいことだと思うよ、と言ったら「ですよね〜!やっぱそうだった!だって機嫌良くないと仕事に響きますもん!」と笑っていた。明るい。誰かに機嫌を取ってもらうのを不機嫌にして待ってるタイプの子っているけど、そういう子が一番めんどくさいとこの歳になるとわかる。

そんな綿飴先生は先日、帰りの電車で奥さん連れのまほろ田先生と遭遇したらしく、奥さんが橋本環奈似のめっちゃキラキラ美人ですごい仲良さそうだったので、にわかに自分も結婚したくなったらしい。相手を探すところからだと言っていたが、本気で探せばすぐに見つかりそうだ。ナチュラルに機嫌のいい女が一番いい女だよな。しかも手に職持ってて、常にいい匂いがするんだもの。最高じゃん。

(それにしても、ハチワレ担の恋女房は、橋本環奈似なのか・・・。それは、たとえ永遠に乃木坂を降りることになっても結婚するよな!!)



☆2024/12/10

朝からコステロのヴェロニカが響く冬の朝。


さすがに今日は、段ボールを解体したりコタツのカバーとして使ってるイブルを洗濯したり、色々頑張った。まだ人が呼べる状態ではない・・・。そして、出来上がってるがま口をいつ検品して販売するのか悩むところ。

午後からジムへいき、なんだか今日は心拍数が上がりやすいので、無理せず途中からゆっくり歩く。図書館で借りた本を読み、豚大根を煮て、里芋と椎茸を味噌汁にして・・いや、まだ味噌入れてないけど。


THE Wを途中から見てます。レモンコマドリ面白かったな。漫才の方がコントより好きだからってのがあるけど・・おかずクラブ相手に健闘したやん!

おかずと紺野ぶるまは、ぶるまのほうが好きだったな。おかずクラブも面白かったけど、あれは叶姉妹がいないと成立しないネタだから・・キンタロー出てきたからチャンネル替えよっと。


Cブロックのはじめを見逃したくはないので、替えたチャンネルを戻して顔を顰めながら我慢してキンタローをみていたら、旦那さんがりくおじの残りとコーヒーを持ってきてくれた。あれっ、あんなに嫌いなのになんで見てるの??と目を丸くしていた。我慢してんだよ!

しかし、我慢の甲斐あってか、Cブロックのトップバッターの忠犬立ハチ高がめっちゃ面白かった。すごいな。みんなはいつ潤が好き?私はラッキーセブン。2本目のネタがみたいからぜひ上がって欲しい。


そっか、結局にぼしいわしですか。霜降り明星と同期・・じゃないけど、同年代なのか!それは、まあまあここまで苦労して勝ち取ったね。ぶるまちゃんも忠犬さんも面白かった、お疲れ様です。そんで、なんかその流れでそのままカズレーザーの株の番組見てる。自分は絶対に投資に向いてないので、手を出さないでおこうと決心した。腹が据わってない。



☆2024/12/11

朝から検品と袋詰めをすすめた。まだもう少し残っている・・。最近何もかもがのろく、進まない。お店に出せるのはいつになることやら。


さて夜。ともちゃんとコストコへ行った。帰ってきてご飯を食べながら、FNS歌謡祭を見る。今回のエイトさんたちのパフォーマンスは、地上波放送の歌番組では近年稀に見るほどの爆イケであった・・・!歌も踊りも最高であった。

マルはパーマをかけていた(パー丸)。ヨコもかけていた。金髪にしたヤスくんはなぜかエルトン・ジョンみたいになっていた。メガネは顔の一部ですね、本当に。ああ、ドームが楽しみだ。惚れ直した!

大トリ貴族だったのかと思いきや、ほんとうのトリは急に編集した感じのミポリン追悼映像特集コーナーであった。それはもう、中山美穂なら譲るしかないよな、トリを・・・。本人が一番驚いていそうだ、こんなクリスマスのキラキラシーズンに、急にこんなことになるなんて。イルミネーションのとっても似合う人だったね。

ちょっとしんみりして、寂しい感じになっちゃったよ。しょうがないよね。


今回エイトさんは岡村靖幸との歌唱だったのだが、あんまり馴染んでいるのでちょっと怖かった。実刑くらってムショで受刑者から替え歌でイジられるような辛酸を舐めていながら、我々の推しと一緒に歌って踊ってなんの違和感もなかったの、怖すぎる。よかっただけに。

薬にのめり込む人としての危うさというのは、彼のアーティストとしての価値を著しく損なう種類のものではなかったということだ。偉大なる天賦の才能とガッツがあれば、入っても帰ってこれるのだ。アイドルと地上波で違和感なく踊れるのだ。

入って出てきてマルと歌って踊って、今度はマルが入って出てきて岡村ちゃんと歌って踊っててもおかしくないってことではないか・・・?そうではないか。そんなわけはねえ。でもそういう想像をしてしまうから、やっぱりそれがなんとなく怖いってことの根っこなんだな、きっと。もう二度と入ってもらっちゃ困るが。



☆2024/12/12

先ほどお店に新作の在庫を追加しました。首痛のせいでペースが落ちている・・。赤のふわぽこウールと、最近あんまり作ってない大きいふっくらポーチ。どっちも秋冬らしい良い配色で気に入ってます。

年内にあと1回くらい何か販売できたらいいんですが。新春らしいものを作って年内に販売したいとは思ってますが、今週末は家でクリスマス会だし、翌週にはドームも控えてるから難しいかもなあ。師走はいろいろ予定がある!

そうだ、おまけのフロントファスナーポーチも追加しました。なかなか良い柄が揃ってますんで、よろしかったらご覧ください。


先週は取り扱い中止で返金されちゃった生協の紅まどんなだけど、今週は無事数が揃ったみたいで、ちゃんと届きました!わーい!

今日は頑張って色々ものを片付け、なんとかダイニングテーブルに大人数が座れる状態にした。あとはあちこち拭いたり、こたつの方を掃除したりがまだ残っている。明日も頑張ります。買い出しも行かなくちゃね。

一審でドンファンの妻無罪判決の方に、旦那さんも私も声をあげて驚いてしまった。状況証拠をいくら積み上げても有罪にできないもんなんだろうか。今週かな、鶴瓶の家族に乾杯で田辺に行ってたけど、あんなに平和そのものの町なのに、もはや田辺と聞いたらあのドンファンのイメージしかない。

裁判員が取材に応じたという記事を読んだのだが、「ニュースや報道でみる事件と、裁判員としてみる事件では全然違うので、先入観は怖いなと思った」というコメントがすごくリアルだなあと思った。


先ほどお店にだしたがま口たちは、結構駆け足でなくなってしまって、ふっくらポーチの多めに用意した方(ペルセフォネ)だけがちょっと残ってます。

ペルセフォネ、あんまり売れ筋ではないかなと思うんだけど、私が好きなタイプの柄なんで仕入れたんですよね。スカラップレースとかみたいな柄。小さい花がシャンデリアみたいにぶら下がってて、伊勢丹のリビングフロアに行くたびにうっとり眺めるリヤドロの照明を思い出すの。老後の家にはぜひあれをぶら下げたい・・と思うが、それだと本当にちょっとしか楽しめないよな。

本当に欲しいものはすぐ手に入れたほうがいいが、なんせ7桁だから・・・。うちの車より高いんじゃないの?憧れのベル・ドゥ・ニュイ。しかし、我が家にはシャンデリアを下げるタイプの照明器具がない。まず引っ越さねばならないではないか!


売れ筋といえば、ちょっと前にコストコに行った日、ともちゃんと話したのだが。

手作りのものを売るということは、作り手のセンスがまな板の上に乗せられるわけだ。それは自分の思う「可愛い」を渾身の力で形にした品なわけで、自らのハンドメイド品を売る店の全店主が、きっと同じことで販売のたびに思い悩んでいると思う。

「売れなければ自分の思う可愛いそのものが揺らぐ!ダメージがでかい!」とともちゃんに言ったら、「そうだろうねえ、だから私は売らないの」と返ってきた。なるほど。あんなに子供服を作るのが上手だったともちゃんでもそうなのか・・・とちょっと驚いた出来事であった。本当に売れなくなったら潔くやめよう、店を。


ところで、皆さんDADAダンスというミニ番組があったことを覚えていらっしゃるでしょうか。

火曜だったっけ。DA PUMPのUSAを、閉まった後の商店街で若者が踊りまくったりする感じのミニ番組だったのだが、なんでそんな話をするかと言いますとね、うちの旦那さん曰く、この番組はアリシアクリニックの一社提供だったというんですよ・・・。

破産のニュースを見ていた旦那さんが突然「U!S!A!」と言ったので、一体なんのことだか分からず「ハァ??」とうさぎみたいな反応になっちゃった。旦那さんは、あの番組が結構好きだったんだよな。随分前に終わったと思うのだが、アリシアクリニックのことはよく覚えていたらしい。こっちは全然覚えていないというのに。



☆2024/12/13

朝からエビオスのCMを見かける。岩場の上でスーツ姿の仲村トオルが踊るあのCMなのだが、ワカメをシャンシャンして応援する海女さんたちが可愛い・・という話に、旦那さんとなった。「これ別のバージョンではこの人たち、別のものシャンシャンしてるよね!」と、思い出してつぶやいたのだが、旦那さんはこの岩場のワカメのしか知らないという。

いや、確か何かフワッとしたもの持ってたよ・・・刈り入れ後の稲とかかな?と思って検索したら、ススキだった。

旦那さんはわりとエビオスを信奉しているのに(私は絶対に飲まない、クソまずいので)、ススキバージョンのことを知らなかった。

よくこんなまずいもの飲むね〜と眉を顰めるのだが、旦那さんはたいへん心外だというふうに、お猫はあの臭いが大好きなのだと言う。瓶の蓋を開けると必ずおリサが嗅ぎつけてやってきて、瓶の中に顔を突っ込まんばかりにして嗅ぐのだと。。そんなことあるか?

嘘やろ!と疑ったら、じゃあやってみる?と旦那さん。台所にエビオスの瓶をとりに行き、こたつに戻ってきておもむろに蓋を開けたら、洗面所で水を飲んでいたおリサがトコトコと戻ってきて旦那さんの膝にひょいと乗り、瓶の中をクンクン嗅ぎだしたのであった・・・。本当なのだ。お猫とエビオスの両方をご家庭にお持ちの皆さんは、ぜひ試していただきたい。

しかも、旦那さんは時々ねだられるままにおリサに一粒与えているらしい。ビール酵母って、猫が飲んでもいいんだろうか。まあ今までにそれで何も起きてないなら、問題ないのだろう。



☆2024/12/14

昨日は、このエビオスの話のあと、午後からはクリスマス会のために買い物に行ったり、ご発送のお荷物をせっせと作って投函したりしたのだが、夕方急に頭痛になってしまい、そこからはうんうん唸って過ごした。2回ロキソニンを飲み、朝起きたら良くなっていた。急に寒くなって首が冷えたせいだろうか。

今朝からは、掃除に精を出した。そして、昼になった今、光る君へ再放送でまた乙丸の一世一代の大騒ぎに涙している。何回見ても、あの必死さに途中から泣けてしまう。生き延びるということは、あたたかくてみっともなくて滑稽なことだなあ・・と。

宮中に上がっている期間を除き、まひろの側にずっと控えてすべてを見てきた乙丸。幼い日にまひろの母が惨殺された時も・・・あの日何もできなかった自分を責めて、絶対にまひろを守り切らねばと思っているのよね、ずっと。「あんなことがあったここに居てはなりませぬ!」に全てが込められていた。主従の矩を超えてでも、口を出さねばならぬ時があるのだ。

生きてそばにいるって、本当に強いことだよなあ。半分あの世に行ってたのを、あれで引きずり戻したと思う。

死が穢れだとされたあの時代に、(下級とはいえ)貴族の姫にしては、まひろは悲惨な死を目の当たりにしすぎている。母から始まり、直秀たち、悲田院で亡くなった疫病の人々・・まっとうな姫からは遠ざけておきたいものばかりだ。乙丸は従者としてずっと、気が気でなかったろう。倫子様を見てみなよ、動物の死骸すら見たことないぞ、きっと。

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