さっちゃんのお飾り!瓢箪の白さが沁みる美しさ。
☆2024/12/29
ともちゃんと、正月の買い出しに行く。例年ならハチドリにいくところだが、もう店がないからしょうがない。年を締めくくるにふさわしい別の店にまた出会うまで、お預け。
まずはコストコを目指したのだが、海沿いの道に入ったとこで、ものすごい渋滞にはまる。しかしそれは南部市場に行きたい人たちの行列で、迂回してコストコに着いたら、そんなに無茶苦茶な混み具合ではなかった。意外。車もまあ、屋上に行く羽目にはなったが、わりとすんなり駐められた。
コストコのいいところは、暮れ正月でも基本的には、普段置いてる品の値段には変動がないってとこだなとしみじみ思った。レンコンも長芋もたくさん入ってて安い。特に和牛の切り落としがいつもの値段なのは嬉しかった!またそれは、コストコブログにて。
レジでいつものように、自分達はカートは一緒ですが、会員証もクレジットカードも別ですと伝えたら、レジの美しいお姉さん(日本人だった)が「もうわかります、お客様方のことは覚えましたよ!いつもお二人でいらっしゃるんで」と言うのでびっくりした。なんと。いつの間にか常連客と認定されていた・・(笑)
しかも「いつも仲良しでいらっしゃって、いいなあって」という。「この歳になるともう、いつも支え合う友達が必要不可欠なのです・・」と大真面目に答えたら笑っていらした。いい人だったから、来年からはあの人のレジを探して並ぼう。
その後、本当は南部市場のスシローでお寿司を食べようと思っていたのだけど、もはや激混みで敷地内に入ることすら難しいだろうと判断したので、やめた。新鮮な大根を求めて三浦方面へ・・・すかなごっそ!こちらもそこまでの混雑ではなく、ちょっと待てば入れた。
いい大根はいろんな種類のがあったし、ピンピンした元気な水菜なんかも買えた。私は蝋梅と千両も買った。空腹に耐えられなくなったので、中のコロッケ屋で葉山コロッケを買って駐車場で食べた。たまらない美味しさ!
最後はなんでもあるオーケーに行くと決めていたので、そこまでの道すがらにあるスシローに立ち寄ることに。二人で5皿ずつくらい食べて、カタラーナブリュレとコーヒーのセットも食べて大満足。そんでいよいよオーケーに行ったら、なんと警察と救急車両が来ていて物々しい。立体駐車場内で事故があったらしい。
短時間でサッと色々なものを買う。足りなかったものはあらかた、ここで手に入れることができた。鰤の切り身とか、マグロのサクとか。ずっといいのが見つからず見送っていた金時人参と柚子も、ここで入手。柚子は高かったなあ!!不作だから仕方ないか。
駐車場に戻ったら警察の人がいた。ドアがありえない方向に曲がった乗用車のそばで、おじいさんが呆然としている。ドアは隣のミニクーパーにメリッと刺さっていたので、ヒエッ・・・と息を呑んだ。こんな年の瀬に、どっちの車もめちゃめちゃな災難だ。何をしたらこうなるんだ・・・。ドアを開けたまま急加速でバックでもしない限り、こんなことにはならない。踏み間違いかなあ。怪我人が出てないといいのだが。
年末は色々ある。今日ももうじき終わるので、あと2日・・気を引き締めて過ごさねば。
そういえば今日、朝からテレビで、今年亡くなった人の紹介をするくだりがあった。その顔ぶれの中に谷川俊太郎がいて、生前のインタビューが流れた。
用事をしながらだったので正確ではないかもしれないが、今の世の中には言葉が氾濫しすぎていて、だんだん「言葉のインフレ」がひどくなってきている、量ばかりあって質がどんどん落ちていっている、というような内容のことを話していた。深く感じ入ったのであった。
来年はもっと質の良い、美しい言葉を綴れるように心がけるとしよう。
☆2024/12/30
朝から張り切って色々なものを煮しめる。
我が家のおせち煮物は全部味付けが違うのがこだわり(ほんま要らんこだわりやな)なので、小鍋でちょっとずつ煮る。見たことなかった「不適切にもほどがある」を見ながら。
朝大きくなってた蝋梅のつぼみが、夕方には開いていた。煮炊きしたから暖かかったのかも。
そんで灯油がなくなったんで、重い腰を上げて買いに行った。
石油を買いに行こう〜♫
ラララ、ララララーラ♫ と歌いながら・・。古い。
毎年この最後の2日間ってのは、絶対外に出るもんかと思ってお化粧もせず髪ボサボサで料理してても、大体何かしら足りないものが出てきて、夕方外に出るはめになるものだなあ。
灯油買いに行った帰りにオーケーによって、ちょっと買い物して帰った。
帰ってレコ大を見ながらまた調理の続き。大賞は今年もミセスが受賞でしたね。去年の受賞作もそうだったけども、こういった人生讃歌が流行るってのはとてもいいことだと思う。
レコ大の後やってる番組で、KANの奥さんの桜子さんのインタビューを見た。こんなに早く死ぬなんて・・と今日も過去のレコ大映像を見ながら3回くらい嘆いたと思うが、「彼の人生は彩り豊かで幸せだったんだと思います!」って(なぜか)斉藤由貴が言ってるのを聞き、うっかり「そうだろうなあ・・」と頷いてしまったのであった(最近、近所で見かけないな)。
そうだそうだ、今朝今年最後のがま口を投函いたしまして、工房も仕事納めと相成りました。今年お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。来年も何卒よろしくお願いします。もう来年最初に販売するものの製作に入っておりますので、楽しみにお待ちください。2025年も引き続き、がま口工房knotをご贔屓に!
☆2024/12/31
大晦日の朝一番に、やってしまった。
冷蔵庫の隅っこの方で場所をとっていた、久しく開けてなかったごはんですよの瓶。取り出して、スプーンでそこの方にちょっと残ったのを掬い取って、ご飯にのせて2口ほど食べた。そんでで、もう空になったなと思って洗おうとしたらば!
なんと、掬った反対側の瓶のふちに、びっしりとフワフワの白いものが・・・見まごうことなきカビである。ヒッとなって、直後にうおええとなったが、吐き出せず。
2口食べた時の味は普通だったが、たとえ別の場所とはいえ、瓶内にここまでカビが生えてて無事なわけない。大騒ぎしていたら旦那さんに「こういうの見落とすなんて珍しいなあ」と驚かれる。普段結構気をつけてるのだ。忙しいからだな・・。
気をつけようと心に誓いつつ、ともちゃんに相談して得られた「安心のために薬を飲んでおき、気にしないためにそのことは忘れて」というアドバイスを胸に、正露丸を飲み下したのであった。とほほほ。
午前中ずっと正露丸味が胃から上がってくるのを耐えつつ、エビを煮たり肉を巻いたりし、お昼に整骨院に行った。
いつもの待合スペースの壁をぼんやりと見ていて、あることに気づく。もしや・・!?!?と思ってウキウキしかけたのだが、もし違ったらガッカリしちゃうから、とりあえず何も聞かずにまほろ田先生の施術を受けた。
帰りに壁のスタッフ一覧を指差し「もしかして、辞めたんですか?」と聞いたら、苦笑いのまほろ田先生から「昨日異動しました、いつ気づくかなと思ってたんですよ」と返事が。そう、私の嫌いな例の拝金が都内に移ったのだ!!やった!!
たぶん私の顔はパアアァ・・!と明るく輝いていたのであろう。「2025年は良い年になりそうだ・・・」と私が呟いたら、横で聞いてた八村先生が笑い出した。「あ、私あの人すごい苦手だったんですよ!ごめんなさいね」と言ったら「知ってますよ」と笑いを堪えている。なんだ、みんな知ってるのか!(笑)
一瞬恥じ入って顔を赤くしたのだが、そりゃ苦手だからオーキド先生(お忘れかもしれませんが、大きな錦戸が由来です)に替えてもらって、そこからの引き継ぎでまほろ田先生も聞いていたろうし、この患者がこの人が苦手だから担当が留守の際に代打にしないように・・というのは、ちゃんと申し送り等で共有されているのであろう。ありがたい話であった。
きっとC布の院でも、いろんな患者に資産状況を聞くのだろう。C布の皆様におかれましては、お気をつけて。
さて夜。おせちは全部作り終わり、脳が疲れたから詰めるのは元旦にするか・・と思い始めている。こういう時、おせちの作り手が二人以上いる家がちょっと羨ましくなる。きっととも家では、お母さんと二人で配置など考えて、さっさと詰めちゃうんだろうな。作るのはあまり苦にならないが、盛り付けとなると本当に不得手だ。
年越しそばは、今年はかき揚げ蕎麦だった。中途半端な量のエビが残ったんで、玉ねぎと金時人参の切れっ端と一緒に揚げたの。なかなか美味しかったし、人参の端が減ったので良かった。
蕎麦茹でたり出したりしてる間に今年のけん玉はとっくに終わっただろうと思っていたのだが、さっき見たら始まったので、つい見入っちゃった。成功して良かったね、今年は。
藤井風も見られたしな。演出が謎ではあったが。
結局、紅白をそのままなんとなく見て、終わる頃に重い腰を上げて詰め始め、おもしろ荘を見ながら年を越した。外からは汽笛と花火の音が聞こえた。横浜っぽい。午後1時現在、あらかた詰め終わってベッドでこれを書いている。
ダラダラ見ていた後半の紅白で、藤井風とけん玉の他にすごく印象に残ったのは、復帰してきた氷川きよしだった。大きな満月をバックにヒラヒラと舞う紙吹雪の中、シンプルに白に黒袴の和装で王道の演歌を披露していたのだが、やはり歌が最高にうまいなと思った。なんというか・・大変に凛々しい姿で、唯一無二の氷川きよしだったことよ。
今回は氷川きよしだったが、人は、その時によって何を選んでもいいのだ。いつか小林幸子や美川憲一みたいな衣装で出てきたとしても、それはそれできっと美しいんだろう。あの人は美しいのが好きなんだろうから。そして、みんなあの歌声を聴きたいんだろうから、堂々と出てきたい姿で出てきたらいいのだ。
そうだ、心配してくださってる方がいたらいけない!お腹は結局こわしませんでした。本当によかった。瓶詰めの保存状態には気をつけよう。
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