journal 2025-01-②

イタリア山からマリンタワー方面を望む。穏やかな横浜の午後。



☆2025/01/05

上の写真、これまでと同じ場所から撮ってるんだけど、下に黒い屋根ができてるでしょう。これ、ずっと空き地で草ぼうぼうになっていた結構広い土地に建った建物で、横に長〜いアパートみたいな作りのものが2棟建ったの。

そんで、2棟の間には10数台分ほどの駐車場も備えている。どう見ても単身向けのワンルームだと思うのだが、2棟合わせて30〜40部屋くらいある感じがするので、一体どういう層が住むんだろう・・と気になっている。寮とかなんだろうか?

ともかく、イタリア山の崖から見える景色が、屋根のせいでちょっと狭くなった。残念なような、ずっと空き地でいるよりはよいような。


さて、年末くるみの殻屋さん(本当にある)に頼んでおいた殻が、今朝ゆうパケットで届いた。10年以上ぶりに頼んだのだが、店がまだちゃんとあった上に、値段もそんな変わってなかったので驚いた。

ここの殻は綺麗に割れてる上にしっかり硬い。大きさは小さめなのだが、前回までに作った(自分で割った実入りの)ものより綺麗だし、脆くなくて良い。しかし、殻の中に硬い仕切りがあって、それを割って取らないことには、クッションとなるリバティに綿を入れたものを入れることができない。

爆笑問題の日曜サンデーを聴きながら、その・・仕切りをバキバキと割って取り出す、というコツコツした作業をした。そんでクッションも詰めた。久々に細かい作業をやったら、没頭できて楽しかった。


今日から始まった大河ドラマも見た。べらぼう。

自分は、吉原裏同心(現行全40巻)を通しで3〜4回は読んでいるので、たぶん普通よりは吉原のつくりにだいぶ詳しい方だと思う。今回大河ドラマで再現するということは、きっと通りの幅とか、店の間隔や配色などが、多少脚色はあれど史実に基づいて寸法通り(わかる範囲で)作られているはずだ。私の脳内にあった吉原が、NHKが気合を入れて作ったそれと、どれくらい印象が違うのかちょっと楽しみだった。

まず大門は、思ったより大きかった。会所が不審者の侵入や女の足抜を見逃さないで済むくらいの大きさだから小さいんではないかと思っていたのだが、書いて字の如く、まあまあ大きい門であった。大門からつづく仲ノ町(大通り)も、思ったより広いなと思った。花魁道中が通ったら片側がいっぱいになるくらいかなと思っていたが、意外と余裕があっていい。

五十間道からは川が見えるとなぜか思い込んでいたのが、それはなかった。あんなにぎっしり店が詰まってるとも思ってなかった。よく考えたら川との間に堤があり、そこから衣紋坂を下ってくるのだから、川自体は見えないよな。

張見世の感じなんかは、これまでに時代劇にちょいちょい出てくる遊郭の感じと一緒なんで、そんなに驚きはなかった。

驚いたのは、九郎助稲荷の化身を綾瀬はるかがやっていたのと、浄閑寺の投げ込みの描写くらいか。投げ込みは、ああなると知っていても実際に目の当たりにすると衝撃があった。正月気分に頭から冷や水を浴びせられた気分だ。あの時代の女の人権のなさと言ったらないわ。

正月は冥土の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし。さ、日常に戻るのだ。


ところで、今日の爆笑サンデーはじきに還暦を迎える田中さんのために、田中さんが好きそうな曲を忖度してリクエストを送るという内容だったのだが。田原俊彦とか聖子ちゃんとかキョンキョンとか、その年代のアイドルソングばかりで、ワンフレーズ程度耳にしたことはあるが、通しで聴くのは初めてみたいな曲が結構あった。

トシちゃんのNINJIN娘をリクエストされた田中さんが「あれは夏の曲なんだけどなあ」みたいなことを言っていたが、聞く前は全くピンと来なかった。人参の旬って夏だっけ?などと首を捻っていたのだが。あれ、夏が終わって、前より痩せて日に焼けて大人になった女の子を人参に喩えていたんですね。びっくりである。朗らかに「秋になる頃食べ頃さ」で終わったのでゾッとしたのであった。

昭和の歌ってなんか色々とすごいなあ・・と思った日曜の午後であった。みんな欲(主に性欲)をあらわにしていてすごい。あいつもこいつもあの席をただ一つ狙っているんだよ的なものから、キスは嫌と言っても反対の意味よくらいの可愛いレベルを挟み、秋になる頃食べ頃さぁ!まで、その程度の幅は広いが。明らかにこれが世の主流だった時代があるのだ。今時のアイドルソングとはひと味違う。

そのしばらく後、テレビをつけたらミセスのケセラセラが流れていたので、歌にちゃんとした内容があるなあ・・と思ってギャップにまた驚く。どっちがいいとかでは決してないが、2年連続レコード大賞をとるアーティストということはこれは今のメインストリームなわけで。なんとなく、きっと進化なんだろうなあ、これは・・としみじみ思ったのでした。



☆2025/01/06

ともちゃんが新年会の様子を投稿してくれている!ありがとう〜。

あれから、最後は煮しめを天ぷらにしたりして、おせちはだいぶ片付いた。今年は例年より早い。今後も少なめにしていこうと思った・・・。何年も自分一人で回していると、適正な量がわかってくるもんだなあ(遅い)。


そういえば、ともちゃんと新・暴れん坊将軍の話になり(見てないらしいが)、あれは西畑くんだと知った次第である。ちゃんと暴れん坊の後継にふさわしい息子の演技でなかなか良かった。

カツラも似合っていた。町人髷も侍の方も・・と言っていて、ふと「被り物得意な子だっけ?」と聞いたら、やはりそうだという。何かそういう話をしばらく前、ともちゃんから車の中で聞いたような気がしたのよね!今後は良いヅラを被ってください。



☆2025/01/07

ちょっとつまづいて、石畳的なところで転んだんだけど(情けない・・・)、強打したひざや地面についた掌以上に、なぜか肩が痛い。しかも右だけ。

認識してないが、どっかで打ったんだろうか?いやしかし、肩を地面に強打していたら頭部もやばかったと思うから、流石に覚えているはずだ。なんで右肩が痛いんだろうか。うーむ。

とりあえず全部の打ち身と右肩に、台湾の白花油を塗った。ダメなら明日湿布を買いに行こう。。


「転倒 手をついた 肩がいたい」などで検索すると恐ろしい結果しか出てこないので、何にも見ずに、とりあえず無理せず、しばらく暮らしてみようと思った。ひどくなったらまた考えよう・・ぶるぶる。もうじき歯医者さんに行って治療を始めねばならないのに!これ以上お医者さんに行きたくない!


さっきテレビでゴーンさんが国外逃亡する際に入った箱の再現みたいなやつ見たんだけど、全然コントラバスじゃなくて、いわゆる音楽機材を入れるための、黒にシルバーのよく見るタイプのやつであった。人間の思い込みっておそろしいな(私だけか)。



☆2025/01/08

6日からの3日間、大阪に帰省していた。

今回は特に誰かに会うとか何かをするとかではなく、単に旦那さんの実家に行ってご両親とご飯を食べたり、レンタカーを借りて以前家族で行ったことがある息子氏の好きなお店に行ってみたりと、地味ながらも家族との良い時間を持てた。

息子氏は今起きる時間がまちまちで寝起きも悪いので、ホテルの朝ごはんなどは申し込まず、起きられたらその時間に外の店に朝食に行ったりする感じにしようという話になり、あまり予定を立てない旅だった。できるだけそばにいてやりたいので、自分もなんの予定も入れず、大阪まで行ったのに梅田とか心斎橋とかそういうところには一切行かなかった。

行きはチェックイン直前に大阪に着くような新幹線に乗り、着いてすぐにホテルに行ってゆっくり過ごした。なぜか新横浜駅と新大阪駅の両方でドクターイエローに遭遇したので、びっくりした。見ると何かいいことがあるのよね、確か。

初めて見たのだが、2回も見たので、そう珍しくもないものなのかなと錯覚するほどであった。その場にいる誰もがすごい写真撮ってたけど、引退前だからかみんな名残惜しそうに手を振って見送っていたのが印象的だった。


旦那さんは自分のお父さん(遺伝学上のほう)に会いに行ったりしていたが、私は今回、ずっと息子氏と過ごした。2日目の朝、珍しく息子氏がすんなり起きられたので、車借りて2人でいろんなとこ行ってみようか!という話になり、ワクワクした。基本大阪では車でどこかに行くことはないので、実はそういうのは初めて。

いろんな話ができて、とってもいいドライブになった。先の話も少しできた。とにかく、まずは痒いのを治そう・・治療を頑張ってみよう・・!と、だいぶ前向きになっている様子だった。本当に、この子が生きやすくなるなら、なんでもしてやりたい。そのためなら、多少自分の苦手なことを我慢してやってでもいい。

今が、親としての正念場なのかもしれないと思った。

3日目の今日は、初詣を兼ねて、旦那さんの厄祓いをしに行った。実は本厄。前の本厄の歳に娘が亡くなっているので、なんとなくやったほうがいいなと思っていたのだ。厄除けは旦那さんだけしたんだけども、私も息子氏も一緒に本堂に入ってご祈祷を受けた。旅の最後に、懸念事項が一つ片付いたのでホッとした。

今回は、そんないい感じの旅だった。転んだ時に傷めた肩は相変わらず痛いので、ロキソニンテープを貼って寝るとしよう。


ところで、今回ドーミーに泊まったのだが、大浴場で外国の人を助けた。以前泊まった時も脱衣所でロッカーの使い方がわからず困ってる外国人を助けたので、どうやら自分はここでは困った外国人に遭遇する運命らしい。

今回の困ってた人は、厚切りジェイソンをだいぶ華奢にした感じの白人男性であった。薄切りやな。男湯の戸の前でずっとウロウロとしていたので、息子氏と一緒にどうかしましたかと声をかけたら、中のロッカーの中に荷物とルームキーを入れて、トイレに行くのに一度外に出たら、戻れなくなってしまったんだ!という。ここの男湯はルームキーをタッチして入口の戸を開ける仕組みなのだ(女湯はさらに厳重で、パスコードの入力が必要)。

あら大変、ルームキー持ってるから開けますね!と言ってタッチしたらドアが開いたので、薄切りジェイソンは大変喜び、お礼を言って中へと消えていった。

息子氏に、何言ってるかわかったの?と聞かれて、ママは英語は喋れないけど、耳は悪くないから大体何を言ってるかはわかるよ。あの人は中にルームキーを忘れて外にトイレに出ちゃったんだよ、と説明した(なんだかあまり信じていなさそうであった)。

前回と同じく、もちろん今回も相手は全部英語、私は全部大阪弁で対処したが、なんの問題もなかった。なんとかなるもんである。それが1日目のお風呂の時。


そして、なぜか2日目のお風呂の後、まんがコーナーで無料のアイスを食べていたら、今度はアジア系の外国人女性に声をかけられた。それ、私の国のバッグよ!スーザンベルよね?私ロッテルダムから来たの、わかる?ネザーランドの!と。

そう、旅先では私のスーザンベルは風呂バッグになるのである。

ロッテルダム、なるほど、オランダからいらっしゃったんですね。スーザンベルはマイフェイバリットバッグで、ユースフルでストロングです。そんでどれもナイスカラー、I like this, pink and grey, the best! 

・・・と、相変わらずほぼ大阪弁で言ったのだが、ちゃんと伝わってたらしく、相手は普通に喜んでくれたので良かった。嬉しいよね、海外に行って、自分の街の名物を使ってる人を見つけたらさ。私だってヨコハマタイヤをみたら言っちゃうかも、アイムフロムヨコハマって(ちょっと違うか)。

そして今度こそ息子氏は、ママがちゃんと相手の話を理解していると信じたらしい。うまくなくても、喋れなくても、ちゃんと本気で相手を解ろうとして、自分も伝えようとすれば、大体のことは通じるんやで。薄切りさんもスーザンさん(ではない)も嬉しそうでよかったなあ、いい旅になったらいいねえ、などと話したのであった。



☆2025/01/09

朝から、旅で出た洗濯物を一気に片付ける。そしてまた、くるみ殻の下処理をする・・普段通りに色々することで怖さを紛らわせ、お昼頃にいよいよ歯医者さんへ!

めっちゃ久々の麻酔なのでドキドキしたが、ちゃんと効いて良かった。どうも神経までやられてるかどうか微妙なラインらしくて、温存できるかもしれないので、一回そっちで進めようということになった。蓋してみて、痛くなってこなければ大丈夫ってことらしい。痛くなってきたら来週まで我慢して、次は神経をとる。

麻酔が結構長く効いていて、夕方まで口の感覚が戻らず、何も食べられなかった!


そんなんで唇にリップすら満足に塗れないのだが、今日からC&Sのセールなので行ってきた。いつも大体そうだが、セール品以外のものを色々買って帰ってきた・・(笑)


夕方、赤福を持ってともちゃんを訪ねる。ちょっとスタバに寄り、色々と旅の話などした。

その後、息子氏のドラム初めなので送っていく。そして、一緒にスシローへ行った。歯は今のところすごく痛み出したりはしてないが、なんとなく違和感があって強くは噛みたくないので、おうどんだけ食べた。

肩の方は、最初痛かったところは徐々に治まりつつあるが、だんだん痛みの箇所が広がってきた。満身創痍である。



☆2025/01/10

歯は、とくにめっちゃ痛いというわけではないが、熱いものなどを食べると鈍痛があるので、まだ落ち着いてないのかなと思う。続きませんようにと祈るしかない。

朝から白髪を染めてもらいに美容院に行った。


松本さんに、歯医者に通って虫歯を治している話をした。

松本さんのお客さんには歯医者さんが何人かいるらしく、まだ歯科大の学生だった頃からずっと切っているような人もいるらしい。いろんな生活スタイルの人がいて、海外に行って発展途上国で抜歯だけを請け負うような(抜歯は難しく、腕前が良くないと血が止まらなくなったりするから、やりたがらない人も多いらしい)働き方もあれば、いろんなクリニックで週1日ずつ働くフリーランスみたいな人もいるそうな。

ちなみに私の歯を治してくれてる歯医者さんも、そのクリニックには週1日しか来ないらしい。それ以外の日に何をしているのかは謎だ。ただ、腕は確かだと思う。毎回、1週間持つように穴を埋めてくれるのだが、これまでにかかったどの人よりも埋めるのが上手く、舌で触った時に全く違和感がない。欠けたり削ったりする前の歯と同じ形に埋めてくれる。

松本さん曰く、「歯科大の購買では、虫歯をね、売ってるんですよ!」とのこと。そりゃすごいトリビアである。

正確には、虫歯を模した歯の模型なんだとか。ちょっと虫食いになってて、おそらく顔面や歯茎の模型となるものにそれをセットし、実際の治療器具を使ってそれを一生懸命削り、練習するんだって。「美容師はヘアモデル頼めますけど、歯科医はちょっとお願いして歯削らせてくださいってわけにいかないですからねえ。削ったらもう二度と生えないですからねえ・・」

なるほど(うちの旦那さんは床屋で髪切るんと同じやでと言っていたが)ねえ。


そんな松本さんは今、ちょっと韓国に行きたいらしい。みんなそうだと思うが、いろんなドラマを見ていて、行ってみたくなったんだそうだ。

ドラマ見てるとみんな美味しそうにご飯食べてるんで、そのたびにうっかり韓国料理を食べたくなってお店に行っちゃうんだけど、コチュジャンの甘辛さもコムタンスープのくどさも苦手だったということを思い出して、途中で帰りたくなっちゃうんだって。

で、そういう話をマスターレベルの韓国好きのお客さんにしてみたら、ならソウルじゃなくてプサンにしなよ、魚介超美味しいよ〜と教えてくれたんだって。「いや、ありがたいんですが、そっちじゃないんですよ・・。せっかくドラマ見て韓国行きたいんだから、やっぱり梨泰院とか東大門とか明洞とか行ってみたいわけですよう」「なるほど」

そっか、そんならやっぱりソウルだね、とそのお客さんは言ったそうな。第一次韓流ドラマブームの頃から何十回と韓国旅をしているらしいその人だが、今一番おすすめなのは、夜中に成田から出て早朝に韓国に着き、また夜中に成田に戻ってくるという弾丸ツアーなんだそうだ。

しかし謎なのが、なぜかその便はエチオピア航空なんだって・・・。機内の配色から機内食からCAさんの服装、BGMなど、とにかく全てにおいて醸し出すアフリカ感がすごいらしくて、「韓国に行って帰ってくるだけのはずのに、なぜか途中アフリカを経由していく感じを味わえるのが醍醐味だって言ってました」とのことであった。なんともすごい話である。


いろんな旅があるもんだ。みなさん、今年も良い旅を。


午後、整骨院に行ったら、まほろ田先生に他の仕事が入ったらしく、八村先生が見てくれた。転んで手をついたのだが、打ったはずのどこもそこまで痛くないのに、右肩だけがめっちゃ痛かった旨説明する。まあ、日々良くはなってきている感じはあるんだが。

診てくれたところ、元の状態に戻るまではちょっとかかりそうとのこと。まあ、転んだんだものな、石畳で。外傷がなかっただけで儲けもんである。

昨年末の東京ドームの話などする。2日目に行った八村先生の感想をこれまで直接聞いていなかったのだが、すごく感動したらしく、あれこれと色々熱く語ってくれたのであった。もはやエイト育ちと言っても過言ではないほど、子どもの頃からの筋金入りエイターらしいので、いろんな出来事をリアルタイムで経験してきただけに、20祭を迎えられたことへの感慨は深かったようだ。


その後夕方、ともちゃんとコストコへ。2025年最初のコストコです。またそれは別のブログにて、そのうち。

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