新年会で評判が良かった、出久根育さんのチェコの猫のカレンダー。いいでしょ。
☆2025/01/12
この猫カレンダー、オレンジページから出てるんだけど、今年買った中で予定書き込む欄がついてるのはこれだけなんで、リビングにかけることにしました。この猫の名前はLokiだって。
たぶんチェコ語で何か書いてあるんだなと思い、グーグルレンズの翻訳機能を使ってみました。「私のフサフサしたしっぽは近所で評判」で「女の子のアンナはぬいぐるみのように私を抱きたがりますが私はそれが嫌です」なのだそうだ。
だいたい何を言ってるかわかるのがすごい。いいねこ。
今日は一日、くるみピンクッションを作った。だいぶたくさんできた。前回販売分は全部違う柄だったけど、今回作る分には、人気そうな柄はたくさん入れてみることにした。たくさん売れて、また能登とかに寄付できるといいんだけど。この年末年始、まだ復興には程遠い能登の現状を色々なメディアで見たもんで、気になっている。多分みんな気になってると思うけど。
作業BGMは色々で、radikoだったりHuluだったり、その時の集中度合いによって色々だったんだが。とちゅう日曜サンデーとか木村拓哉Flowを聞いた気がする。
そんで思い出した、大阪に帰った時に旦那さんのお母さんがずっと「キムタクてほんまにええ男やなあ・・心が洗われるようや」と言っていたことを。心が洗われるようとは、すごい褒め言葉ではないか。正統派の男前だとは思うが、心が洗われるのはよっぽどのことである。きっと何か、後期高齢者の心にすごく刺さるものがあるのかもしれない。木村さんには。
Flowにはtimeleszのお三人が出ていて、タイプロの話をしていた。今5次だけど、6次審査くらいまでをめどに考えているらしい。木村さん、Netflixを立ち上げると即目に入ってくるガンつけた菊池がすごい気になってたらしい。ちゃんと見ると言っていた。ちょっと気になるから来週も聞こうかなと思った。マンスリーゲストなんだってさ。
ところで、例の何回か行ってる虎ノ門ヒルズに入ってるパン屋、flour+waterが横浜にもできたらしい。ニュウマンの向こうの駐車場とかあるへんなんだと思うが、ちょっと駅から歩くっぽい。また今度行ってみようっと。
☆2025/01/13
明け方、すげえへんな夢を見た。悪夢かといえば悪夢なのかもしれないが、単純にそうもいえない。なんだろう、コストコブログにともちゃんちの話書いたから、大人数の夢を見たのかもしれないなあ。
私は大阪にいる。お正月で、旦那さん(夢の中でその設定の人。実際のうちの旦那さんより若い)の、実家に一緒に帰っている。自分には息子がいるが、早く産んだのでもう巣立っていて、一緒ではない。ちょっとそのことを寂しく思っている。
旦那さんとそのお母さんと3人でお茶を飲んでるところに、旦那さんの弟一家が帰省してきた。弟一家の家族構成は、弟、奥さん、5歳くらいの男児、3歳くらいの女児、生後半年ほどの女児の5人だが、弟は荷物を置くなりどこかへでて行き、帰ってこない。
奥さんは上ふたりの子を連れて出かけた。お義母さん曰く、KICONAに行ったという。上ふたりは店の前ででも遊ばせてるんやろ、心配いらんわという。どうかと思ったが、まあよその家の方針のことだから口は出さない。
ともかく、家には赤子が残された。どうもおむつを替えた方がいい臭いがするが、どうするんだろうと思っていたら、お義母さんに哀れっぽく泣きつかれた。あずかったはいいけど、もう体しんどくて私よう面倒みんわ、ゆきちゃん面倒見たって、死んだ娘の代わりやと思って、と。
私は強烈な憤りを感じた。この人が私にこの物言いをするのは数回めだ。KICONAの前で遊んでいるであろう兄妹が前に一度、児童相談所送致になって施設保護になった時にも言われた。あんた、死んだ娘の代わりやと思ってあの子らの面倒見たられへんか、と。その時も許せないと思ったが、言えなかった。悪気はないのだ。ただ私とは物の考え方が違うだけだ。
旦那さんを産んでくれた大事な人であり、この人がいなければ私たちの息子も存在していない。もうだいぶ年老いているし、何か言い返して傷つけることもない。わざわざこちらが悪者になることもない。面倒臭い。胸うちで熾火のようにおこっているものに無理やり水をかけ、黙っておむつを替える。一度替えたのにまたすぐうんちをした。今度は僕が替えるよと旦那さんが代わってくれた。
弟が置いて行った荷物を部屋に移動させようとしたら、レシートのような長いものが落ちた。それはイベントチケットの控えで、忘れて出かけて行って大丈夫なのかと思ったが、もう数時間帰ってきていないので、問題ないのだろう。
新春お笑い大会みたいな、半日くらい時間をかけていろんなお笑いの人が出演するイベントで、弟の氏名年齢と並んで、女の子の氏名年齢が書いてあった。25歳か。若いな。相変わらずだ。この弟は、25〜30くらいの女が一番好きなのだ。実は2年くらい前に、それくらいの歳の頃の女といっとき家出して、そっちにも子が生まれたらしいと旦那さんから聞いたが、弟の家族はそのことをまだ知らない。
そこにKICONAから弟の奥さんと子ども達が帰ってきた。おむつを替えた赤子を手渡し、家の前の公園で遊ぶ子どもを眺めていたら、奥さんがいう。「お義母さんがゆきちゃんめっちゃおばさんになったわって言うからどんなんなってるかと思ったけど、本当にすごいおばさんになったね!私と同い年とは思えない!」
なぜか隣の軒先で魚屋を開いていたので、そこに千円放り込み、並んでいたイカの刺身の皿をとり、奥さんの顔にぶちまけたら、呆気に取られた顔をしていた。「普通に人並みに年取っただけやで。あんたみたいなバケモンと一緒にせんといてくれや」と言い放ち、皿を捨てた。
役目は果たしたし、もうこれ以上はめんどくさいから、りくおじと赤福買って横浜に帰っちゃおうっと!と思ってスキップで新大阪に向かったのだった。
そんな夢だった。すごい具体的で怖い設定の夢でしょう。私、イカの刺身が大好物なのに、もったいないことしたよ。あれ、美味しそうだったな・・・と起きてから後悔したのだった(食べ物を投げたら、まこちゃんに叱られる)。
もちろん登場人物全員、実在の人物とはだいぶ違うのだが、実はちょいちょい本当のことが混ざっているので、あまりにもリアルで気持ち悪い夢だった。自分の抱える不安や本音や、性格の悪さなどが如実に表れているようで、起きた時ちょっと怖かった。
よその家の一家団欒は羨ましいが、人には分相応とか器とかいうものがあり、たぶん無理はしない方がいいのだ。無い物ねだりはやめて、いま手の中にあるものを大事にしようと思った。コブ取り爺さんも花咲か爺さんもそうだが、大体隣んちが羨ましくなって自分も・・と意地汚い気持ちで行ったら、どえらい目にあって帰ってくるのが定番だ。
ちょっと待て。朝起き抜けの頭でこれを書いたはいいが、こんな書き方しちゃったら読んでる方は、どの部分がちょいちょい本当のことなのか、めっちゃ気になるやんな。読んだともちゃん曰く「設定に事実がまあまあある」とのことだったので、まあまああるのだ。
どこか一箇所とかではなく、まんべんなくある。何も私の性格が悪いせいで根拠のない妄想をしたわけじゃなかった。詳細なところがぼんやりしている分、まだ夢の方がまろやかかもしれないくらいである。いやはや、実際は穏やかなお正月で本当によかった。
半分寝ながら高校サッカーの決勝を見ているうちに本当に寝てしまい、起きたら延長の後半で全然見れずであった・・。しかし、そのアディショナルタイム1分の中でもお互い一回ずつゴール前まで持って行くようなチャンスがあり、こりゃ本当に本当の互角で110分戦ったんだろうなあ・・・と目が覚めたのであった。いやだね、決勝戦の最後がPKなのは。プレッシャーで吐きそうじゃないか。この子たち全員優勝だよ。
(数分後)うへえ 5人で決まらなかった サドンデスだ・・・
(3分後)信じられない!!!地上波の中継終わりよった!!!!
(3分後)TVerが繋がらない!!
(1分後)スポーツブルがつながったぞ!!エッ9人目・・
(1分後)10人目とめた・・・・っ、アーッッ入ったァァァ
というわけで、死闘を制したのは前橋育英でした。
最後まで地上波で中継してやれよ、本当に。千葉や群馬の山奥で、ひ孫の試合を地上波で見ててTVerの使い方わからない、ひいじいちゃんやひいばあちゃんがいたらどうするんだよ・・・・
Twitterを見るに、どうやらニュースeveryで10人目から中継復活したみたいね。じゃあ最後の最後は見られたんだね、よかった。と、居もしない(かもしれない)山奥のひいじいやひいばあのために胸を撫で下ろしたのであった。
今日は病院ラジオの日。だいたい祝日の月曜にやる。神戸の市民病院。
今回なんと言っても嬉しかったのは、ついにエイトの曲をリクエストしてくれた患者さんがいたこと!腎臓移植の待機をしながら、週3回血液透析に通うエイターさん(たぶん)だった。リクエストは「ここにしかない景色」。すごく前向きになれる曲だと言っていた。
途中、慢性骨髄性白血病になってることが判明し、それを治さないとドナーが見つかっても移植はできない。分かった時はさすがに精神的にめちゃめちゃ参ったとのことだった。本当にすごくしんどいと思うんだが、看護師さんたちの明るさに支えられながら、頑張って通っているんだって。
いろんな支えの中に、きっとエイトもあるんだ。今日は二十祭のオーラスか。あの明るく前向きな感じを伝え続けて、数えきれない人に勇気や元気を与えてきた20年だ。長いことやってきて本当によかったよな。おめでとう二十祭。ありがとうエイトの皆さん。
☆2025/01/14
ともちゃんと夕方、コストコへ。
毎日骨太ベビーチーズなるものが束で売っていたので買ってみた。ひとかけらで、1日に必要なカルシウム量の3分の1が取れるんだそうな。本当だろうか。そんなに毎日ミロは飲めないが(最近は2〜3日に一回になっている)、チーズならいけそうな気がする。
家政夫のミタゾノを見たよ。元気で生き生きしてたね、ミポリン。笑顔がパッと花が咲いたようで、可愛かったなあ。せつなくて泣いちゃう。松岡くんは彼女の大ファンだったと聞いたことがある。大好きな人と共演したら急にあんなことになって、びっくりしたろうな。
テーブルに置いた優しい色の一輪の花、美しいお辞儀。ミタゾノさんらしい送り方だった。
☆2025/01/15
ガソリンを入れに行ったらば、今まで見たことないような値段であった・・・。まあ、車を替えて前よりちょっとタンクが大きくなったから仕方ないのだが、それにしても高い。
UGGのケントンがあまりに履き心地いいので、息子氏にも買ってやりたいと思い、ニュウマンで見たのだが、黒はもうサイズが全然なかったし、なんか微妙に甲が低かったから合わないかもしれない。本人を連れて行かねば、やはり。
グラニースミスでアップルパイ4点セットを買って帰宅。
ところで、世間を騒がせているあの・・・銀行勤めの女の人が貸金庫泥棒だったという話、すごいインパクトだよな。金塊20kgなどを盗むなんて、もはや大泥棒とか怪盗かと言っていいレベルだと思うのだが、もともとお金を持ち慣れた人だったんだろうな、きっと。まあ銀行員だから当たり前か。
ああいうのにも適性がある人と、ない人がいるよなと思う。お金というものを持ち慣れず、度胸もない感じの人間なら、あんな大それたことはできなさそうだ。金庫から物をとって、金庫を見にくる持ち主がいたらバレないようにその時だけ他の金庫から代わりを調達してきて、またあっちに戻して・・・なんて一連のことを、露見せぬよう冷静にやりおおせないのでは。
家を買うとき不動産屋に今までで一番たくさんの現金を持って行ったが、血圧がガッと上がったと思うもの。後ろ暗くなくても血圧が上がるのに、後ろ暗い金を移動させようもんならもう、脳の血管が切れちゃうかもしれん。恐ろしい話だ。気が小さい人には無理だろう。
女性だという話が出てからずっと、なんとな〜く山口智子をイメージしていたのだが(大昔に吉田栄作と共演していたドラマの影響だろうな)、とちゅう和久井映見似だという話が出て、そんなおとなしそうな感じの人なのか・・と想像していたら、実際は全然、全然、本当に全然、和久井映見似ではなかった。誰が言い出したか知らんが和久井さんに詫びを入れてほしい。
それにしても、年が自分とそんなに変わらない。短大卒で一般職で入り、頑張って総合職になって、長く勤めたんだと聞く。氷河期にそんな職につけたんだから、とっても優秀なはずだ。同世代の就職難ときたらもう酷かったもの。優秀な銀行員だったから鍵を任されるほど勤めてこれたのだろうに、どうしてそうなっちゃったんだろうね。競馬やFXに費やしたらしいから、やっぱりギャンブル依存みたいな感じだったんだろうか。
金塊20kgって、20kgの子供くらいの重さだよね・・・?重くない??
・・と、旦那さん相手に首をひねっていたら、「わかってると思うけど、もちろん、一回に持ち出したわけじゃないからね。数回に分けたかもしれないし、別々の金庫から集めた金塊かもしれないからね」と呆れ顔で釘を刺された。えへへ・・(恥)
盗まれた人にとっては、たまったもんじゃないよな。銀行が責任取って返してくれるといいんだけど、こういう場合ってどうなんだろ。一番安全なとこだと思って預けてるのにさ、何も信用できなくなっちゃうよな。
☆2025/01/16
朝から歯医者さんへ。
どうやら根の治療までしなくてよさそう、微妙な感じだけど。もしかしたらそのうちまた虫歯になるかもしれないが、一回温存しますか、どうしますかと問われる。おすすめは温存だが、何回も来たくない、絶対に一回で根治させたい、と思うなら神経とって被せ物して・・という選択肢もあるとのこと。
こういう場合は大体プロおすすめの方を選択するので、温存を選んだのでした。なんか樹脂っぽいので埋めたが、削ったとこが大きいから、欠けることもあるっぽい。しばらくは気をつけよう・・・。
その後は整骨院へ。肩の痛みはだいぶ良くなってきた。いやはや、転んだ時はもう、何か大事な筋とかがちぎれたかもと思ったが、そんなことはなかった。先月末に比べたら首の状態もマシになってきている。これは、ミシンやがま口の作業が少なかったせいだろうか。今年はあまり酷使せず、ゆっくりぼちぼちやっていこう。
インスタの方にはしばらく前にアップしたんだけども、今年最初のがま口はジェニーズボウズの底タックポーチです。角形口金の。これはミックス色で、あとラベンダーピンクみたいな色のと、薄いミントグリーンみたいな色のと、3色。どれも新春らしい明るい色合いです。
白っぽいところにパール染料が入っていて、ツヤっとしててきれい。今年いろんないいご縁を結ぶようにと、めでたい感じの柄を選びました。
これは全部もう出来上がってて、今作ってるカードケースが出来上がったら、一緒にお店に出すこととなるでしょう。そっちは、ともちゃんとまこちゃんと3人で伊勢丹行った時にセール会場で見つけたワンピースがめっちゃ可愛かったんで(着るには難しいから買わなかったけど)、それと同じラミネート生地を探して取り寄せたんですよ。それ使ってます。すごい可愛いんで、お楽しみに。
小さい写真だと何が何だかわからないと思うんで、ちょっと大きめの写真で載せました。年明けに、暇を見つけてちょこちょこ作ってたくるみピンクッション。今回はたくさんあります。
天然素材なんで、裏に向けると黒っぽいのやら明るい色のやら色々あるんですが、一応ぜんぶ暮らしの重曹せっけん(スプレータイプの、いい匂いする泡のやつ)を吹きかけた布巾を絞って一個ずつ汚れを落とすように拭き、仕上げ拭きもしてから詰めてますんで、汚くはないです。たぶん・・・。
今年も寄付活動は細々と続けたいんで、がま口のついでに注文していただけると嬉しいです。今回はいっぱいあるから、しばらく在庫あると思います。小さいしどこにでも入るんで、携帯用ソーイングセットに入れてるとか、職場の引き出しに入ってるとかいう話を聞きました。なるほど。
☆2025/01/17
日テレでは、ハリー・ポッターと謎のプリンスを放送している。
あんまりちゃんと見たことないし、たぶん今日もちゃんとは見ないんだけど、この年齢のハリーやロンの、急にむっくりと大きくなってきたなあ・・・という雰囲気がうちの息子氏と同じで、ちょっと親近感を覚えている。マルフォイはそうじゃないんだなあ!マルフォイの成長は、なんだかスラッとした感じなのよね。美丈夫といった感じである。
マギー・スミスが亡くなったことを思い出して寂しい。
朝からアリエルさんのところに行ってフェイシャルを受けたのだが、どうも凝りすぎていたっぽくて、好転反応らしきものがすごい。鼻は出るわ頭は重いわで大変。風邪の気配など全くなかったので、たぶん色々が一気に流れたせいだろうと思っている。熱はない。
昨日、歯医者さんで歯茎に麻酔を打ったところが、まだちょっと痛む。来週ともちゃんとちょっと楽しいところへ行く約束があるのだが、午前中に麻酔をまた打つと思うので、午後会う時に回復してるかどうか心配だ。
☆2025/01/18
昨日よりスッキリした頭で、朝からいろんな作業をした。主に検品と袋詰めを。
口金に詰める作業もしました。
明るいんで光で白っぽくなってますが、もっと赤っぽいです。柄はソープヒルですね。ソープの縮小柄なのかな。伊勢丹で見たこの柄のワンピースすごい素敵だった!柄は素敵だけど、形が難しかった(笑)
年明けてからずっとそうなのだが、何かに没頭できる時間が少ない。何をしていてもちょっとぼうっとしていて、あまり集中できないのだ。本も読めていないし、ジムもさぼり気味だし、よくない。・・・週に2日は歯茎がおかしいので、やる気が出ないのかな。
じきに45歳になるので、それまでには調子を取り戻したいところだ。あと1週間。去年の誕生日は、親族にゾロ目で亡くなる人がちょいちょいいるので嫌だったのだが、今年は普通に40代後半に突入するので気が重い。
歳を取れない人もいるのだから・・・と何かのドラマで最近見たなと思ったが、あれはヴァージンリバーだった。ネットフリックスで昨年末から今年初めにかけて見た。見終わって数週間経つが、なんとなくその話を避けていたのは、自分にとって結構重たいテーマのドラマだったからだ。
何も調べずに、新シーズン開始前にと言うことでトレンドに上がってきたから見始めたのだが、主人公は、旦那さんとの間に授かった子を出産の際に亡くした女の人だった。思い詰めたように不妊治療を頑張るうちに夫婦仲が少しずつ拗れ、運転中に言い合いになりかけて旦那さんが前方不注意だったせいで事故を起こし、旦那さんも亡くなってしまった。
何もかも忘れて新しい生活を始めるために、ヴァージンリバーというきれいな川のそばの町(すげえ田舎)に看護師として赴任してきたのが、主人公のメリンダ。田舎特有のよそ者差別やいらぬ詮索にあったりするのだが、看護師として街の人たちの力になるうちに徐々に居場所を見つけ、少しずつ心が癒されていく・・・みたいな、だいぶスローな感じの話です。
殺人があったり近隣に大麻栽培村があったり、ちょいちょいサスペンスの要素あるけど。
メリンダは明るく優しく、仕事もできるいい女(たぶん、テレ朝で岡田将生がやってたトラベルナースみたいに、診療行為ができる上級の看護師で、助産師資格も持ってる)なのだが、死産経験者の悲しみや孤独が全編にわたって散りばめられていて、見ててめっちゃ辛いものがあった。周産期の心の傷がまだ痛むような人は、見たらしんどいかもしれないなあ。でも良作なんですよ、本当に。
メリンダの悲しみを徐々に癒すいい男が、街でバーを経営する退役軍人のジャック。こいつはこいつで、色々問題を抱えている・・。従軍の際のトラウマを紛らわせるために、結構お酒を飲んじゃうのよね。部下を死なせてしまったことの後悔から立ち直りきれていない。
傷を抱えた二人だけど、最初から向き合ってうまいこと恋愛関係になるわけではなく、ゆっくりゆっくり絆を深めていく感じが良かったです。たぶんまだ続くけど。
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