そんなところにネジはない

インスタの方に先に書いたのだけど、追突された。

そもそも、いつの間に追突されたのか？という疑問の声が上がりそうだけども、仕入れ旅の帰り道のことである。場所は都内とだけ。
交差点で前の車が左折しようとしていたのだけど、人がいたか何かで、急に止まったのだ。

とっさにブレーキを踏み、そこそこ車間距離もあったので、私は前の車にはぶつからなかった。

しかし、後ろの車は間に合わなかったらしい。後ろからガンッという衝撃。

ブレーキに次いで追突されたもんで、ペリカンのパンやらがま口の重たい袋やらが座席から落ちてしまった。リアシートの足元はカオスである。

さて、前の車はそのまま行ってしまい、自分はとりあえず交差点を低速で通過して、路肩に止めた。

後ろの車（加害者）も続いて止まり、車からドライバーが降りて出てきた。相手は私より１０は年上であろうおじさんである。「思ったより全然へこんだりしてないね！音なったけど！」と言いながら。

とりあえず警察に電話・・と思って110番しかけたところで、ドライバーに制止された。警察呼ぶのやめましょうよ、呼ばなくていいですよ、とのこと。はあ。普通呼ぶんじゃないの。しかし、先方の言い分を聞いてからと思い、一旦切った。突然ダッシュで逃げられても困るし。

しかし、警察は逆探知できるのだ。すぐに折り返し電話がかかってきた。

かくかくしかじかで、先方が警察を呼ぶなと言ったので一旦切りましたと伝える。当たり前だが、どんな小さい事故でも絶対に通報しないといけないですよと諭される。だからしたんだってば。

警察が来るまで待っている間に、インスタにも書いた例の会話があった。「もともとネジあったんでしょ」「いやこんなとこにネジあるわけないですよね」「でも別にへこんでるわけでもないし」「はあ」だめだ、この人とは会話したくない。

そうこうしている間に警察が来た。あちこち調べて曰く、「ネジじゃないです、ここにナンバープレートが当たったんですよ」とのこと。

こんなきれいにめり込むもんなのか…いやきれいとか言ってる場合じゃない。私の愛車、大事な大事な、応答セヨ流星号だぞ（本当にそう呼んで愛でている。疑うならともちゃんに聞いてみたらいい）！

翌日、首はそうでもないが腰が妙なので、一応整形外科に行かなくてはと思い、でも何か変な人だったから電話したくなくて、旦那さんに頼んで、もらった会社の名刺に書いてある携帯の番号に電話してもらった。

そしたら、お客様の都合によりお繋ぎできませんときた。

まじか。

名刺に書いてあった営業所に電話をしてみる。その人はもうここにはいないと言われ、まじかまじかまじか、と頭がまじかだらけになった。
こんなことあるか？警察立会いのもと交換した名刺の連絡先なのに、どれも本人につながらないなんて。

しかし、そこに希望の光が。電話に出てくれた人が、今はここに電話すればいるはずです・・と別の電話番号を教えてくれたのだ。おそらく、系列の別会社か何かに移ったのだろう。

今度はそちらにかけてみた。明らかに老人男性の声で誰か出たので、該当の人が在籍しているかどうかを尋ねる。昨日追突事故を起こしたのに保険会社からも当人からも何の連絡もなく、名刺の連絡先も本人につながらない番号ばかりで、色々と騙されたんだなと詐欺のように思っています、と伝えた。

じいさんは、少し憤慨した様子で、うちはれっきとした会社ですよ！と言い返してきた。・・・そりゃそうか知らんが、所属してるやつが騙りに近いことをしたのは間違いないでしょうが。と内心で反論した。

どうやら、そこは運送会社のようだった。そういえば、ぶつけられた車は大きい商用のバンで、ナンバープレートは緑色だった。業務中、もしくは帰宅途中の事故だったようだ。
そういう会社なので、もちろん一括で保険に加入している。しかし、該当の人から会社には何の報告も上がっておらず、もちろん保険に関する相談も一切なかったそうだ。事故を起こすと、なんらかのペナルティがあるのかもしれない。

きっとよほど私がとろそうに見えたのだろう。なめられたもんだ。ワンチャン逃げられたらラッキーくらいの気持ちだったのか、それとも電話料金を滞納しているのか、文句言われてからやろうくらいに考えていたのか。しかし、電話がつながらないのは、どう考えてもあまり良い理由ではない。

ともかく、れっきとした会社のじいさんは、れっきとした会社なりに事故の係がちゃんといるから、担当から電話させるということを言った。ほどなくして担当から連絡が来て、保険会社に連絡しておきますとのこと。
そういうわけで、事故翌日の昼前にようやく、保険のめどがついたわけ。

そこから整形外科に行く。

がま口を作る工程の、前半のミシン部分は腰が痛いと辛い。後半の口金に詰める工程は、首が痛いとできない。どっちもがま口にとっては大事な箇所だ。何かあったら嫌なので、ちゃんと診てもらった。

大したことはないが、典型的なむち打ちですねとのこと。すぐ良くなるらしいけど、しばらくはちゃんと治療してくれるところに通ってくださいねと言われ、湿布を山盛り出され、提携の接骨院へと送られることになった。よくある話だ。

それにしても、夕方になっても何の連絡もない。何か、これまでがこれまでなので、もう何もかもが不安である・・・。

翌日の朝になってようやく損保会社から連絡が来た。車もどうやら直してもらえるらしいので、ひと安心。そういうわけで、今朝代車に乗り換えてきた。

代車は、アドバンストキーではないので、雨なんかの時かなり不便だ。。

しかし、なんだか最近微妙についてないのは何故だ。エイトから亮ちゃんは出て行くし、ブロガーはリストラでクビになるし、47ホールツアーのチケットは当たらない（まあこれは普通か）。

あとは夏前に頭が割れて５針も縫って、危うくフランケンシュタインになるところであった。ああ、歯医者で麻酔かけたら変なところに刺さって、すごい腫れたこともあったな。腫れの治療のために抗生物質を服用したらその影響でカンジダになり、婦人科に送られる羽目になったりもした・・・。

スシローでうどんを頼めばスープを入れ忘れられお湯に浸かって出てくるし、ディーンアンドデルーカではポッカレモンの熱湯割りのようなものをレモネードだと言って出され、挙げ句の果てにこれである。

重傷から軽傷まで数えてみると、今年もなかなか・・散々じゃないか？

なんで変なものに当たるの！？

せめて年内はもう、これくらいで打ち止めにして欲しい。起こったとしても、あとでネタにして笑えるものだけにして欲しいよう・・・。ウウッ。