何らかの天変地異や災害が起こると、とたんにいろいろ考えて何も更新できなくなってしまうのがわれわれチェリーハイツである(と思う)。大雨被害に遭われた皆様方に心からのお見舞いを申し上げます。
心が沈みがち、天気も悪いとなると、あまりここに積極的に書けるような楽しいところには出歩かなくなる。前もっての約束や、必要に迫られてる場合は別だけど。
今日久々にともちゃんと会って買い出しに行ったら、ゆきちゃん全然更新しないから私が投稿したわよ!とのことであった。放置してしまってスンマセン。
こういう時は、馬鹿馬鹿しい話をしようと思う。
いつもブログの後半に書いてる今週の押しピンネタが2週分たまっているので、消化していきますよ。よろしくどうぞ。
・・・・・・・
*今週の押しピン(スペシャル)*
脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。
・近所のユニバーサルスタジオの話
この春くらいに気付いたのだけど、夜通しすんごい眩しい家がある。
最初ロケか何かと思ったけど、毎日なので、たぶんただ眩しい明かりをつけてる家ってだけだろう。
上が11時。下が明け方4時過ぎ。
何か素晴らしいものが降臨したかのようだ。自分は眩しいと思うのだけど、誰からも苦情が出ないんだろうか。春からずっとこうなので、もはやこの状態にちょっと慣れてきた。
ともかく、我が家では勝手にユニバーサルスタジオの家と呼んでいる。テーマパークではなく、映画撮影所という意味だ。すごい近所だけど、どこへ行くにも通らない道沿いにあるので、未だなんなのか確かめられていない。
近所で謎の現象が続くと、特に迷惑というわけではなくても、ちょっと気になってしまう方だ。好奇心旺盛ということなんだろう。
これはまた別の家の話なんだけど、とある家から定期的にぞろぞろと若者(男性)が出てくる日がある、ということに気づいたのだった。これは数年前の話。しかもわりと早い時間、私が洗濯物を干してるくらいの時間帯だ。
全員軽装で荷物も持たず出て行き、戻ってくる。何か共通の目的のために合宿しているのだろうと思ったが、なんなのか謎なので、振り込め詐欺の根城とかだったらどうしようか・・と内心ちょっと不安に思っていた。
その謎は、昨年唐突に解ける日が来た。町内会の回覧板を回す当番をやっていたので、該当の家の人が引越しする旨を伝えにこられたのだ。うちはそういう付き合いは旦那さんが全部やってくれる家なので、私はその人とは初対面だったのだが、どうやら数年前に越してきて、便利が悪いのでまた別の土地に移るのだという。
不躾かなと思いつつ好奇心が勝ったので、もしかしてあの時々若者がたくさん出てくるお家の方ですか?と聞いてしまった。すると、彼は漫画家なのだという。
小説原作で映画にもなった、私でも知っているような有名な作品の、漫画化作品を最近まで雑誌連載していたらしい。あの若者たちは、アシスタントだったというわけ。私が見たのは締め切り前の缶詰で、朝ごはんをコンビニに買いに行くところだったのだ。
ただ、山坂だらけでコンビニも近くなく、大勢に来てもらうには不便なところだし、まだベビーカーを使う年齢の子がいて奥さんも大変そうなので、連載が終わったタイミングで次の仕事までに引越しを済ませるつもりだということだった・・・。本物の漫画家が近所に住んでたのに仲良くなれず残念だ。
ご近所の不思議には、必ず何らかの理由があるのだろう。想像するのはちょっと楽しい。
・やっぱりトビーマグワイアの話
まるるんの主演ドラマ(時代劇)のためにWOWOWに入ったのだが、せっかく2か月契約するので、ここぞとばかりに色々と見ている。こないだ、サム・ライミのスパイダーマンの1〜3を一挙放送していたので、うっかり見てしまった。さすがに長いので、途中参加、途中離脱したけど。
やっぱりピーターパーカーはトビーマグワイアでないといかん。ちょっとぼんやりしててはっきりしないところがいい。そんなに可愛くもないメリージェーンもいいし、お父さんの悪者セットを見つけて闇落ちしてしまったジェームズ・フランコもたいへん良い。フランコ君はいつ見ても良い。大変好きな顔だ。最近どうしているのか。
アンドリュー・ガーフィールド版も一作だけ見たと思うのだが、男前でシュッとしすぎてて、あんなリア充っぽいパーカーがいてたまるもんかと思う。いやイケメンは宝だけども。
・宮尾登美子の情念の話
WOWOWの話続きます。夜中にがま口を作りながら、15禁のエッロい邦画を何回も見てしまった。でも別にエロを欲したわけではなく、私は宮尾登美子が好きなので、「特集:宮尾登美子が紡ぐ女の情念」をちょっと見たくて、作業の時につけていたのだ。見ないと損ですし。
でも結果エロかった。昔の、しかも任侠の要素がちょっと入っているので、だいぶエロい。エロくなかったのは一色紗英の「蔵」くらいで、残りは全部だいたい主役がおちちを出していた。主役が出すんだもの、脇役も出す。ボロンボロン出す。名取裕子のがたいへん綺麗であった。
エロはまあさておき、出てくる男性キャラが大体みんな腹たつ。男尊女卑が大いにまかり通っていた時代に作られたものだからしょうがないが、ろくな男が出てこない。昭和の名優がやってるからかっこいいのはかっこいいんだけども。
でも、「寒椿」の西田敏行だけは本当にいい男だった・・・!!西田敏行にキュンとする日が来るとは。しかしヒロインの南野陽子がひどい目にあいすぎていて可哀想だった(おちちは綺麗だった)。
WOWOWさん、女の情念特集とか書いてたけど、むしろ男の身勝手の方しか私の中には残らなかったよ。これを女の情念特集と言われると、嫌な気持ちになっちゃうなあ。
今はすでにビッグネームとなっている若手女優たちの体当たり演技を、この子達がんばったなあ・・と思いながら鑑賞いたしました。
・アホを自覚している人は実は賢いという話
自分はアホなのでぜったい月末になるとWOWOWの解約を忘れるという確信があり、まだまるるんのドラマが終わっていないうちに、もうさっさと解約手続きをした。
解約しても月末までは見られるし、何の問題もないと思って。という話を旦那さんにしたら、それを自覚して前もって対策できる人はすでにアホではない、むしろ賢いのだというフォローが入った。あ、ありがとうございます・・。
・長くなったのでまた今度の話
押しピン2週間分は、一回では消化できなかった。せっかくなのでタイトルだけメモしておきます。
・街角ピアノの話ふたたび
・マーティとドクの青春の終焉の話
・ワイルドシティ中区リターンズの話
・旦那さんはケンティー派?紫耀くん派?の話
・カインズで買ったものの良し悪しの話
・猫にマタタビの話
・被害者の皮の話
・ルーズソックスと深い谷の話
・妻の人たちは怖いの話
書くか書かないかはわかりません。
・おまけの話
何か月も前からの約束があり、ちょっとカフェに行った。
超空いていて居心地が最高だった。
こんなおしゃれなカフェなのだが、一緒にお茶をした人が芸大出身のアーティストの人と、昔マニアックなAVを撮る人の下で働いてた人という特殊な経歴の人たちだったので、ひたすらシモ寄りのトリビアトークが繰り広げられるという、地獄のような会話が展開された。
キャッキャした可愛い内容の下ネタではない。さわりだけ紹介すると、汁男優の雇い方とか、それらしく見える偽の体液を作る際のレシピとか、母乳でカルアミルクを作った話とかである。まわりに誰もいなくて良かった。
トリビアを聞いた者らしく、私は会話の中でひたすらへぇへぇへぇとへぇボタンをがんがん押すばかりで、自分から有用な情報を提供するには至らなかった。お役に立てず、残念である。だが、人の嗜好は様々であるなあという深淵を覗きこんだ気がした。混沌である。
その話をともちゃんにしたら、「そっか、珍しくゆきちゃんがノーマル側になる集団だったんだね」と納得していた。・・ちょっと待てよ!
9コメント
2020.07.16 12:30
2020.07.16 11:26
2020.07.15 22:02