昼夜逆転を直す

ややもすると昼夜が逆転しそうになるので、朝からブログなど書いている。

今朝は息子氏が弁当をリュックに入れ忘れて家を出たので、てんやわんやであった(ちなみに旦那さんがチャリで爆走し届けてくれて、ことなきを得た)。


さて、もしかしたら8月、9月くらいで一度しばらく工房をお休みするかもしれないので、次回販売までにできるだけたくさんのがま口を用意するべく、頑張ってます。

インスタのコメント欄や工房のメールフォーム宛に、詳細な販売予定を個別にお問い合わせいただくことがありますが、当工房は長く細々とわたくし一人でやっている零細ですので、ほんとうに予定が未定なことが多いのです。お答えできずスイマセン。ご縁がありましたら、よろしくどうぞ。

次回販売予定の眼鏡ケース型スクエアポーチ。PVC素材です。去年も使ったシャボン模様のも可愛いけど、ラメは光が当たると七色に輝いてきれい。


さて、前回消化しきれなかった分の押しピンを・・・。




*今週の押しピン(スペシャル・続)* 

 脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。 



・マーティとドクの青春の終焉の話

これは、もう賞味期限切れもいいとこの話題ですけど、金曜ロードショーで3週連続BTTFをやってた時があったじゃないですか。あれの3を見終わった後、「ああ、マーティとドクの長い長い青春が終わってしまったのだ・・」とため息をついたわけです。
そもそも青春の定義は?という話なんですが。ドクは変人科学者だから、マーティしか友達がいないじゃないですか。で、ある時タイムマシンを発明するに至り、まずは現在のマーティが過去の偏屈な若いドクに会いに行くことで、長きに(特にドクにとっては)わたる二人の友情(=青春)が始まるわけ。
それから現在に戻ったり未来に行ったりすったもんだの冒険譚が色々とあり、マーティは友情に厚いところや恋人を大事にする良い所はそのままに、いっときの激情や攻撃性を理性で抑えられる人間に成長していく。未来に至るまでの自分を客観的に見つめることによって反省し、欠点を克服し、大人になっていくのだ。
一方ドクは、破天荒で手段を選ばないような所はあるけれども、やはり科学者であるからして、そして時にはマーティよりも年長者としての立場で、物の理にそって考え行動する。大きな発明を成し遂げるため(かどうかはわからないが)女性ともずっと縁遠い感じだったけど、3で運命の相手クララと出会って、親友のマーティと元の時代に戻ることよりも、愛するクララを助けてそのまま西部開拓時代に残ることを選択したのだった。

これが2人の、長い長い青春の終焉でなくてなんだというのだ。

ラストシーン、ドクにはもう会えないと思い、線路沿いで佇んでいるマーティとジェニファーのところに、ドクとクララと息子たちを乗せた機関車型タイムマシンがやってきたあのシーンを、初めて見た時の感動は忘れられない。小学生だったと思うけども。わたしゃ泣いたよ。

ドクがプレゼントだと言って、西部時代に一緒に撮った写真をマーティに手渡した時、ほんとうに2人の青春が終わったのだ。誰にでもある青春だけど、終わってからわかる物なのかもしれない。あの時代がそうだったのだと。尊い(語彙力)



・ワイルドシティ中区リターンズの話

定期的にやってくるんだけども、私が住んでいるこの地(横浜市中区)が、ものすごい犯罪多発地帯であるかのように扱われるせいで、全国の皆さんにとんでもないワイルドシティだと思われているんじゃないかと心配になる時期がある。

・・・刑事ドラマの舞台になりやすいんですよ、ここ。けっこうな頻度です。

ここ1年だけでも、監察医朝顔、ボイス110緊急指令室、ケイジとケンジがそうだった。窃盗に詐欺に虐待が日常茶飯事、時に暴行や殺人も起こり半グレ集団が横行する土地みたいな印象だけども、我が家の周辺は大変平和です。山だからな。山を降りたらどうかは知らん。



・旦那さんはケンティー派?紫耀くん派?の話

で、満を持して始まったのが「未満警察 ミッドナイトランナー」でございますよ。我がワイルドシティの平和を日々守ってくれている神奈川県警の、警察学校が舞台の作品ですな(ともちゃんちの近所の橋の下で上白石さんが拉致されたりしていたな)。

いろんな警察ドラマを見てきたけども、これはかなり異色ですよ。めっちゃ令和って感じ。まあまだ警察学校生だから、刑事ものの刑事役とはだいぶテイストが違うのが当たり前かも知らんが、一応男2人が相棒として活躍するわけですから、バディものに分類されるわけでしょう。

何が異色かって、主人公の男2人が、かつて見たことがないくらいベタベタしている。そして、そこが大変よいのだ!私だけではない、旦那さんも毎週土曜10時を大変楽しみにしている。なんなら私よりも楽しみにしているんじゃないか。

我が推し・まるるんには大変申し訳ない。・・というのも、ここで繰り返し話しているまるるん主役のWOWOW時代劇も、同じ土曜10時なのだった・・・。全6回の5回目までは、それでもちゃんとまるるんの方を優先的に視聴してきたのだが。

先週土曜に迎えた最終回、ついうっかり、リアルタイムで見るのを忘れてしまった。10時になると同時に、旦那さんと一緒に見はじめてしまったのだ、「未満警察 ミッドナイトランナー」の方を・・・・・!!

途中で気づいたのだが、結局最後までそっちを楽しく見てしまった。で、終わったあと、録画のまるるんを追っかけ視聴した。す、すまん。別にヤングジャニーズの方を好きになったわけじゃなくってよ。誰に言い訳してるんだ私は。

旦那さんがめっぽう気に入っているこのドラマ。いちおうケンティー派なのか、紫耀くん派なのか訊ねてみたが、どっちも良いので決められないとのことであった。旦那さんくらいの年頃だと、もう息子を見るような目で見てしまうのかもしれないな。・・もはや私にとってもそういう部分はあるんだけども。



・妻の人たちの話

ここでいう「妻の人」とは、まるるんのファンの人たちのことである。彼は自分の(熱狂的な)ファンのことを「妻」と呼んでいるのだが、私は旦那さんの妻なので、もちろんそこには入らない。むしろ母に近い気持ちではある。いつも活力をくれてありがとうと感謝しつつ、まるるんを応援している。

妻の人たちはすごいのだ。リアルタイムのトピックスなんかでよく見かけるが、本当に妻が夫を見るかのような視点でしっかり活動を見守っているし、ときには至らなさを叱ったり、諌めたりしているようなときもある。

でも、だいたいは愛に溢れた甘い甘いツイートをしている。というのも、まるるんはエゴサーチの鬼なんですよ。本人にちゃんと愛の声が届くように、日々妻の人たちは頑張っているのだ。その関係性は、たいへん健気で尊いと思う。これは、いわゆるリア恋枠というやつなのかもしれない。

しかし、自分はどちらかというと母の気持ちで見ているところが強いからかもしれないが、ファンになった当初、彼はとってもいい子だけども、正直なんて要領の悪い子なんだろうとちょっと不憫に思った。だって、いつかほんものの妻を娶るときは、現在の妻たちと離婚しなきゃいけなくなるわけでしょう。大変なことになるじゃないの。

それくらいの覚悟でアイドルをやっているということなんだろうな。それはそれで、尊い・・。

さて、じつは一度だけ、現実世界でたまたま妻の人と遭遇したことがある。ツイッターを見るにつけ、真剣でわりと思い詰めてる人も多い様子なので、恐れ多い気持ちになるためあまり見ないようにしているのだが。その日は肩こりがひどくて、ほっておくと頭痛が起きそうだったので、都内某所でマッサージ屋に飛び込みで入ったら、ついてくれたのがなんと妻の人だった。

なぜわかったのかというと、悩みの種である頭痛を治すライフハック的な話をしてくれたので、「それすごい最近何かのテレビで見た気がします」と返したのが始まりだった。

すると彼女はものすごい勢いで、「あっそれ土曜の朝からやってる関ジャニ∞の丸山くんが出てる情報番組ですよね!私もそれ見てます、私マルターなんですよ、あマルターっていうのは丸山くん担当のエイターのことで、彼のファンはみんな彼の妻って言ってもらえるんですよ超幸せですよね、あと土曜の朝にはクロニクルっていうバラエティもやってて面白くて、ドラマにも出るんですけどね銀行員の役だから今髪短いんですよ長くてパーマのスタイルもかっこいいんですけどね月曜なんで見てみてください、コンサートのDVDがでたばかりで」・・・・・という具合に、超早口で専門用語を混じえて、まるるんへの愛を語り始めたのであった。文字数というやつである。

私はびっくりした。何も言えなかった。対人の仕事なのに相手の表情を窺わずに(うつ伏せだからしょうがないが)こんなに一気にしゃべるなんて・・。

これが噂に聞く妻の人なのか・・こりゃ太刀打ちできんな、と思い、私は「そうなんですね」とだけ言い、関ジャニ∞の丸山くんについてあまり知らないふりをすることにした。そうすれば話が終わり、ゆっくりマッサージが受けられると思ったからだ。

しかし、そうはいかなかった。丸山くんを知らない私に対して、彼女は夫である丸山くんのどこが素晴らしいか、いかに愛しているかということを早口で絶え間なく語りつつ、首や肩を揉んでくれた。が、正直施術はお世辞にも上手とは言えなかった。上手なら何を話してくれててもいいのだが、上手でないのにこの会話に付き合わないといけないのはやばい。

途中から何だか熱っぽくなってきて頭痛もひどくなり、お金を払って這々の体で帰宅することとなった・・・。しかし最後帰り際にまで「あっ今週○曜日の夜1時25分からジャニーズの若い子達が出るドキュメントがあってそれに関ジャニもちょっと出るっぽいんでよかったらみてください」と言ってきたのを、未だに忘れられない。深夜のそういう番組の開始時刻を5分単位で覚えていて、終始相槌を打っていただけの客にそこまで布教できるって、すごい熱量だ。

強烈な経験だった。頭痛ひどい!情報量多い!そしてその情報の全てを私も持っている!しかしもう言い出せない!という、恐ろしい状況であった。その後、その店には近寄らないようにしている。

あとで、あれは何かのドッキリだったんじゃなかろうかと考えた。誰が何のために仕掛けたのかは謎だが(笑)もしくは頭痛の中で見た悪夢かしら、とも。でも、財布の中にはしっかりレシートと次回割引券が入っていた・・・冗談はさておき、やっぱりああいうのはあまりよくない。私がもしまるるんのファンじゃなかったら、丸山くんのファンってこういう、あんまりちゃんと仕事しない人なんだな・・とか思ったかもしれないもの。

ただ愛が濃いだけなのよね。同好の士だからこそ分かる部分もあった。気持ちはわかる!そして、妻の人たちの中にも、いろんな妻がいるんだと思いたい。ウウッ。

ともちゃんはちゃんと全員分買ったらしいが、我が家には小さいまるるん人形が一匹だけ来たのであった。車の中にでもぶら下げようかしら。



・カーナビのひどい事実誤認の話

愛車のナビ(いわゆるマツダコネクト)にBluetoothでiPhoneを繋いで音楽を再生するのだけど、あいみょんを読み込むときにどうしても加護亜依だと認識してしまうらしい。ひどいバグだ。勘弁してほしい。

あいしか合ってないやん。

4コメント

  • 1000 / 1000

  • yuki*

    2020.07.17 17:03

    @tomo♪ぬいは枕元に日替わりで置く!が正解じゃないかしら。楽しい、いい夢が見れそうじゃない?一緒にキャンピングカーでドライブの夢とか・・。
  • yuki*

    2020.07.17 17:02

    @kyokoさん!金曜の夜はいけないと、まこちゃんにも言われました(汗)次回はまた違う時間帯に販売しようと思います。スイマセン。マッサージしてくれた妻の人ですが、技術はともかく、一生懸命に愛を語ってくれましたよ。途中私も妻じゃないけど好きですよと言おうかと思ったけども、言い出せなかった・・!体調が悪かったのが悔やまれます。オレンジ色のアクセサリーで、しっかり髪をくくっておられました。BTTFですが、親友同士がお互い別の道を選んで、終わってしまってから「あれが青春だったんだなあ・・」と切なくなっちゃうところが・・・eighterとして見ると、また違った感慨がありません?
  • kyoko

    2020.07.17 15:23

    マーティーとドクのお話、全力で同感でした。ラストシーンはわたしもうれしくもありちょっとさみしくもありましたよ。小学生の頃、BTTFがすきすぎてセリフを覚えてしまうくらい観たので、わたしの青春の1ページでもあります。ついには母がわたしの誕生日にビデオを買ってくれたくらいです(笑)ビデオってとこが時代ですねぇ…マーティーが連呼する「ヘイ!ドク!」がめちゃめちゃすきです。 それからまるちゃんですが、友人が「まるちゃんのファンはまるちゃんに極甘でないとなれないんだよ」と持論を展開したことを思い出しました(笑) 仕事でくたびれてご飯食べたあと眠っちゃってたらがま口さんの販売始まってました…!狙っていたのに残念!次回またチャレンジします♡