御殿場のアウトレットに行きました。超久々に。
前の日に急に誘ったんだけど、友人たちもフットワーク軽く乗ってくれました。
なんと、東名高速で別の友人の車に並走されるというハプニングも。ふと何かの気配を感じて追い越し車線の方に目をやると、見慣れた顔が隣の車の助手席からこっちに向かって手を振っていた・・(笑)
御殿場、斜面の方にかなり増床したらしく、山の方にあった観覧車が消えて、メリーゴーランドができていた。小さい可愛いやつ。
そして、ロンハーマンと、ハンバーグのさわやかが入っていた。驚き。
入って最初にしたことは、ハンバーグの順番待ち発券であった・・・!
開店前に着いて発券したのに、14時って言われた。まあ、さわやかだからそんなものかと思いつつ・・やっぱり人気だよなあ。おいしいし安いしな。
店員の若い子がすごい感じのいい子で、終始たのしかった。よくこの鉄板の牛の前脚んとこで手を火傷するんですよ!という話をしていた。ヒッ。気をつけてくれたまえ。
ちなみに鉄板の牛は、一個一個職人さんが鋳型に直接流して作ったもので、在庫が終わったら終了らしい。風情があっていいよね。目があうと怖いけど。味わっていただきました。
いろいろ回ったんだけど、最初から最後までずっとロンハーマンのコートのサイズ感で悩み(だって冬になって内に厚手のセーターを着ることなんて、俄かには想像しがたい夏日だったから)、滞在のあいだに3回も出たり入ったりして、みんなに呆れられながら、最後には納得して小さい方を買った。自分にしては清水買いの値段である。
40年の人生でコートに出した最高額を更新してしまったが、半額になっていてそれだったので、正規の値段ではとても手が出なかった。40代になってから迎える最初の冬にふさわしい、いい買い物だったと思う・・。冬になって、機会があればご披露いたします。
家に帰ってすぐにハンガーに吊り、シワが消えたところで数日後、冬の引き出しからギャルリーヴィーのハイネックセーター(厚手の代表選手)を引っ張り出してきて、うっすら汗をかきながら合わせてみた。ちゃんと適度にゆとりがあって、ひと安心した。
気温35度の日に冬の格好をするもんじゃないな。
さて、夕方はとらや工房にお茶しに寄った。
ガソリン代だと言って、友人がたが私の分のあんみつをご馳走してくれた!感激!
とらや工房はお茶がお代わり自由なんだけど、温かいお茶も冷たいお茶も同じくらいおいしかったです。
ちょっとした旅感があるよね。そんな遠くまで来てないけど。
どこの店も(とくに飲食店は)換気や衛生管理がきちんとしていたし、われわれの方もあまり同じ店に長く滞在しなかった。御殿場はギリギリ静岡だから県境はまたいでしまったけど、まずまず万事控えめな、いい休日のすごし方だったと思う。
ちりんちりん。
この人は、私とは違う配色の網戸を買った。相変わらず、おしゃれな合わせ方してはりますわ。
このパンツは私も狙っていたやつなので悔しい(ギリィ)。しかも私より似合うしな。なのでよし。
もう一人のお連れ様は、ここは初訪問だそうで。
すでに陽が落ちかけてる感じの時間だったし、びみょうに山の天気でもあるので、薄暗くてちょっと一息つけたというか・・よかったです。
高速に乗っちゃえば本当に近いんで、もっと頻繁に来たい癒しスポットではある。箱根とかもそうだけど。毎年大阪まで車で行き来していたこともある身としては、今年は本当に遠出してないなと物足りないのだけど、まあご時世なのでしょうがない。
最後にちょっとだけ富士山が顔を出してくれました。
*今週の押しピン*
脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。
・原始人彼氏の話
白泉社の少女マンガ雑誌・LaLaを、けっこう長いこと購読してたんですよ。でも、数年前に(いくらなんでも、もう、ちょっとないな・・)と思ってやめたわけです。
今後の展開が気になる作品はいくつかあったものの、若すぎてどうしようもない作品の方が増えてきたんで。この均衡が崩れると、買うのをやめます。逆にこっちが惜しんでても、廃刊で終わっちゃった雑誌も多いです。ここ5年くらいでいうとYOUとか、別冊花とゆめとかがそうだな。
話をLaLaに戻すと、買うのをやめる直前に、いくらなんでもわけがわからなさすぎて付いて行けんと思った作品がこちら。「原始人彼氏」。
内容は、現代の女子高生がタイムスリップして、たくましい原始人と出会って恋に落ちるというもの。こいつの連載が始まって2回くらいで買うのをやめたので、だいぶブッとんだ頭おかしいのが始まったなという印象しかない。
・・・そのまま忘れていたのだけど、最近になって、たまたま続き(終盤〜最終回)を読む機会があった。マンガParkという白泉社のアプリで、いま何かのイベントで、LaLaのバックナンバーの一部を無料で読めるようになってるんです。
久々にタブレットでアプリを開いたら、2018年後半のバックナンバーが無料で読めた(今は2019年前半のに変わってます)。ので、そういや購読やめてから連載どうなったかな・・と思って、ページをめくってみたわけです。夏目やニャンコ先生と、久々の再会!
なつかしーと思いつつ読み進めて行くと、なんと原始人彼氏が。なんということだ。あんなに荒唐無稽な設定なのに・・言葉の話せない毛むくじゃらの猿人との恋愛だぞ。
そんなに長いこと連載が続くとは、と大いに驚きながら読んでみた。どうやら終盤の3話くらいで、恋の相手が猿人ではなく、縄文人(弥生人かも)にかわっていた・・・。
どうやら、「何度生まれ変わっても彼と巡り合って恋するの系」の作品だったらしい。なんじゃそりゃーーー!!
しかし、連載開始直後の猿人の部分だけ見ると、もう、これ以上の雑誌購読を諦めようと思わせるくらいのインパクトだったのだ。まったく展開が予想できないやつだった。
最後はちゃんとめでたしであった。そして、他の連載陣も、今読み返すとなかなか面白かったので、もしかしたらこれは購読の復活があるかもしれんと思い始めた。電子に切り替えたから、もはや古雑誌が溜まる心配もないしな。
ちなみに、現在同イベントでは「覆面系ノイズ」と「お迎えです。」が無料公開中。覆面系ノイズはこんな高校生ら絶対おらんやろと分かりつつ読むのだけど、フェスの描写とかマジでアツいんで、引き込まれましたよ(私は最後までユズ派でした)。
・卓球の話
息子氏は、どうやら卓球部に入りたいらしい。
吹奏楽に入ってドラムをやりたいとも言っていたのだけど、どうやら昔から折り合いの悪い子が先に入部を決めたらしく、あいつがいるなら俺は無理だと言い出した。
小3くらいの夏休みだったと思うが、遊び場で一瞬目を離した隙に妖怪ウォッチのゲームソフトをそいつに抜かれたことがあったらしい。休みの後ソフトは「落ちてたぜ」と言って返してくれたのだが、中にいた友達の妖怪は全部相手にごっそり抜かれて持って行かれていた。
俺が苦労して友達になった妖怪たちをあいつは・・と後で本気で悔しがってちょっと泣いていたが、故意に抜いて持って行ったことを証明する手段はないし、取られた「物」自体は戻ったわけだし、そういうやつに限って、先方の親はあまり学校に顔を出さない。
自分の不注意もあるので仕方ないといえば仕方ないが、それまで相手を悪いやつじゃないだと思っていただけによほど悔しい出来事だったようで、めったなことでは誰かを本気で嫌いにならない息子氏だが、そいつだけは二度と自分から関わりを持ちたくないらしい。
まあ、無理してそいつと関わらなくても別にいいと思うので、部活は好きにしたらと言った。テニス部か卓球部がいいなという話だったが、屋外だと暑くて肌が痛くなるのが嫌だから卓球がいいなあと最終的に思ったそうだ。なんとも消極的な理由だが、まあわからんでもない。
何でもやってみたら良いと思う。足腰がつよくなりそうだ。
・で、急に話は自分のことになる
スポーツに限らず、何に関してもそうだ。ディベートや議論なんかのレベルから、下は口げんかの責任のなすり合いまで、どっちが正しいかの主張を個々の立場から延々と繰り広げてるような感じのことがよくあるが、もうそういうのに疲れたのだ。相手を負かすまで、言い返せなくなるまで、自分の正しさや偉さを相手が認めて勝ちを得るまで、絶対に負けない、打ち返し続けるという構えの人となんか、対峙したくない。うんざりする。
・・ある特定の分野における知識の披露合戦やなんかもそうで、輪の内側にいるともしかしたら話が盛り上がっていて楽しいのかもしれんが、結局マウントの取り合いみたいだなあと思ってしまう。よほど仲が良い人との、発展性のあるやりとりなら別だが(もちろん、そういうのが好きな人達のことは否定しない)。
各種SNS等で、一回の文字数の中に自分の造詣の深さや知識量、経験年数等を詰め込めるだけ詰め、目一杯披露してるようなのを稀に見かけるが、内心うわっと閉口している。こういう人とは最初からラリーにならないようにしよう、と及び腰になる。長いのが問題なのではなくて、この人何をしたいのかわからん、と思わせるようなのが怖い。
だから、共通の趣味のサークルのようなものに属することは、きっとこの先もうないだろう(そもそも同調圧力が苦手だから、みんなでこうしようよ!みたいなのに素直に従えない)。例の隊への参加はかなりイレギュラーであった。個人の裁量が大きかったし、最初は普通にちゃんとした人が多かったしな。
人間関係において、「これ卓球みたいだな・・」とか「うっかりラリーはじめたらヤバそうな予感」と思った時にはもう、その相手がしんどいのだと思う。せっかくもう大人なんだし、しんどいことは極力我慢しないでいきたい。
・成城石井のイタプの話
出先で成城石井を見つけると、イタリアンプリンを探してしまう自分がいる。
えん食べニュースに出てると、もうどっかの誰かさんがソッコー食って、おすすめです!とか上から言ってそうだけど(黒)、あちらは私、今年に入ってから一切見てませんので(コロナだけどまだそんなテンション持ち続けてんのかな?むしろ加速してたりして。どうなんだろ。どうでもいい)。
これ本当に美味しいですよ。上の黒いとこの苦さが絶妙なんだけど、息子氏は食べられないのよねえ。
こないだ、ともちゃんと待ち合わせした場所にたまたま成城石井があって、「私イタプ見てくる!」と言って駆け出そうとしたら、ガッと強い力で「待って行かないで買っちゃダメ」と腕を掴まれ制止された(笑)
ちょうど、何かのお返しにイタプをくれるところだったらしい。待ち合わせる前に買っておいてくれたのだ!大いなる愛を感じたぜ!
ともちゃんにもらったイタプは、格別に美味しかったのでした。
こんな偏屈な私とずっと仲良くしてくれているハイツの皆さんは、みんなそれぞれ大変に個性的で面白く、人の良い人達です。偏屈な私が仲良くしたいと思うくらい良い人達だし、偏屈な私を許して友達でいてくれるくらい良い人達ってことです。めでたし。
4コメント
2020.08.20 11:54
2020.08.20 11:51
2020.08.17 04:40