としまえんが閉園しましたね。
2017年の5月に行ってました。我が家では息子氏が小学生の間ずっと、運動会の代休日にどこか楽しいところへ出かけるという習慣があったのでした。
だいたい代休日は息子氏と私の2人の事が多いので、そんなには無茶はしなくて、なにか楽しそうな展示とか映画とか、行ってもドームシティくらいだったんだけど。この年は旦那さんがその日に平日休み取ってたので、どこか遊園地に行こうってことになったんだな。
ブレイクダンスという乗り物にのる息子氏と旦那さん。ぐるぐる回る系のやつです。バックにいろんなスターが描かれてて、マイケルの絵もどっかにあった。ザ・80年代アメリカって感じ。
有名なカルーセルエルドラドには、息子氏と私の二人で乗った。
旦那さん、カルーセルには乗れませんでした。手前で気づいたんだけど、どこかにiPhoneを落としてきちゃったのよね。そんで、ひとりで探しに戻ることに。もう帰る間際で、心配しつつ母子2人で乗った。
電話が見つからないと連絡は取れないわけで・・カルーセルに乗ってるねって感じで待ち合わせしたわけです。iPhoneは、いっこ前に乗ったコースター的な乗り物の座席部分に落ちてたそうで。ぶじに見つかりました。そんな思い出。
ティナ・ターナーはどこへ行くのかな。
こないだ、ともちゃんと遊園地の話をした。子どものころ、横浜ドリームランドに行ったよという話だ。近い将来、その跡地に何か大きな施設が誘致されるというニュースがあった時の話。
私は近畿圏の出身なので、ドリームランドといえば、奈良ドリームランドだ(これはたぶん、同年代あるあるじゃないか)。幼稚園の宿泊学習か何かで一回、近所の母子会的なもので一回、計2回行ったと思う。
両方泊まりがけだったが、わりと楽しいところだった記憶がある。
(家族旅行じゃなかったから素直に楽しかったんだと思う。なぜなら、家族旅行と両親の喧嘩は必ずセットだったからだ。子どもの頃の旅を思い返すと、親の機嫌がよかった記憶があまりない)
ちなみに横浜も奈良も、経営母体は同じだったようだ。
朝の伊集院光のラジオのニュースコーナーでも言ってたけど、やっぱり少子化でどこも厳しいのだろう。中小規模の遊園地は、競合相手が同業他社だけではないのだ。水族館や動物園、映画館・・スポッチャや屋内のゲーム系遊園地なんかのアミューズメント施設とも競合するわけで。ライバル多すぎやろ。
都会の親は、みんな遊園地に気軽に行くには、疲弊しすぎてるんじゃなかろうか。日差しにさらされた屋外で歩き回って、子どもと乗り物に乗って、待って・・みたいなことが、もう当たり前じゃないのかもしれない。行くなら年に数えるほどなのだし、せっかくならそういう機会にはディズニーやUSJ規模のところに行っとこう、ってなっちゃうのかな。
そうじゃなければ、もう代休日に私一人でも気軽に息子連れでいけるようなところの方が魅力的なのかもれん。お台場とか水道橋なら、あわよくばついでにちょっとおしゃれなカフェとかも寄れそうだしな。
自分が40年の人生で一番行った遊園地は、たぶんみさき公園だと思う。
南大阪の子はだいたい遠足やなんかで行くし、身内に南海の株主がいたら券をもらえるから、まあ券があるなら行こうかなと思うんだろう。両親と行った記憶はあまりなくて、親戚や、学校周りの集まりなんかで他人と一緒に行った回数のほうが多いと思う。息子氏を連れていったこともある。
でも、みさき公園もこの春につぶれた。なくなるとは思ってなかったので、それなりにショックだ。
ってことは、やっぱり田舎の親だって疲弊してるのかもしれない。県境をちょっとこえた黒潮市場はわりと流行ってるらしいから、結局、そういうことなのだろう。大人も子どもも、おいしいものは食べたいもんな。
子どもを中小規模遊園地に連れて行って一日過ごすという行為は(こんな言い方をしたら身も蓋もないし誰かに怒られそうだが)、滅私奉公に近いものがあるんだもの。
嬉しそう楽しそうな子どもの顔を見るのは楽しいが、親は子ども向けの乗り物に一緒に乗っても、別にそう楽しくない。お世話の一環である。一年365日子育てなんだから当たり前だけど、できれば親だって楽しいほうがいい。別に遊園地じゃなくても、親も子どもも興味を持てて、疲れずに楽しめるようなお手軽な場所が、他にいくらだってあるのだ。
ディズニー大好きな親が子連れでTDLに行くような場合は別だ。ってか、そのレベルのパークになると、大人だって楽しいし。なんらかの「そこでなければ体験できない」というような価値が載ってないと、今後は正直厳しいんだろうな。
でも、私が子どもの頃は、ありふれた日常の中に、身近でちょっと楽しい遊園地があった。幸せな時代だったんだと思うし、親になってそういうところで息子氏を遊ばせることもできて、本当によかった。カルーセルに乗った息子氏は、超楽しそうで可愛かった。だから自分も結局疲れたけど楽しかった。
それから、出かける度に喧嘩や罵り合いになるような相手ではなく、穏やかな人と結婚できて、子どもを持ててよかった。
あのティナ・ターナーは、皆の思い出の中で輝き続けるのである(おっ、綺麗にまとまったぜ!やった!)。
*今週の押しピン*
脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。
・大きいことはいいことだの話
この押しピンコーナーのために、何か刺さった時にすぐタイトルをiPhoneのメモに書き留めているのだけど、今朝それを見返してみて、「何だこれは・・!?!?!?」と意味がわからなかったのだ。
「大きいことはいいことだの話」。いったい何が大きいのか、大きければどういいのが、まだ寝ぼけが残った頭で一生懸命考えたのだけど、全っ然思い出せなかったのだ。
で、つい30分前にやっと思い出した。マスクの話だ!
前回、写真が撮れたら載せますと書いたと思うのだけど、この胸元にぶら下がってるのが、私のMARIA BLACKです。
シャツやシャツワンピースを着ることが多いので、襟を開けた時にちょっと輝くような、あまり大きくないコインネックレスが欲しいなと探したんだけど。ちいさい六角形もかわいいなと思って、これを選んだのでした。何と言っても長さが自由に変えられて便利だし。
で、写真を撮ったんですが。マスクは大きいほうが、小顔に見えていいってことに気づいたわけであります・・・。小さめサイズを選ぶと、正面から見た時に頬部分に余白ができたりして、顔が大きくなるんですな。いや、顔自体の大きさは変わらんのだけど。
ともちゃんも言ってたように、マスクをすると大きな耳飾りがつけられないので、ネックレスでキラキラを足すのはいいと思う。そして、口元が隠れるから、口紅で華やかさを足すことができない。代わりに、アイメイクをちゃんとしなきゃと思う。
これまでの人生にない頻度で、マスカラを塗っている。出かける時は必ず塗る。ちゃんと眉毛もかくし、下手くそながらアイシャドウもアイラインも一生懸命使っている(・・とか言ってるけど、この日はマスカラを忘れた)。
・サングラスは便利の話
大した話ではない。キッチンの引き出しに、若い頃使っていたアナスイのサングラスが入っていて、玉ねぎを切る時は必ずかけるようにしている。
昔「主婦業に慣れたらいちいちそんなするの面倒くさくなってくるで、さっさとやっちゃえば涙くらいどうってことはない」と笑われたことがあるが、嫌なもんは嫌なのである。慣れないし今後も無理しないし、辛い事を自分なりの知恵でなんとか軽減しようとしてる人を嘲笑ってマウントをとったりもしないのだ。
サングラスは便利だ。車にも積んでいるが、まぶしい時だけじゃなく、紅葉の時期だと思って山に行ってみたけれど、まだ色づきが十分じゃなくてがっかりしたような時にも使える。脳が勘違いして、真っ赤に染まった素晴らしい紅葉の景色が見られるのだ。
自分でフィルターをかける事は大事だ。たいせつなものを守れる。
・日の出・日没に敏感になる話
我が家は古い木造の家で、去年台風で屋根の一部がベロンとはがれてぶら下がった。それが、夜明けに暴風でぶらんぶらんと煽られ、寝室の枕元にある出窓のガラス部分にガツンガツンとぶつかるので、嵐が去るまで生きた心地がしなかった。
そのあと、屋根屋さんに頼んで、傷んだところを直してもらった。去年は屋根屋さんは、相当忙しかったそうだ。おかげで、今年は多少安心して台風の季節を迎えられるなあと思っていたところだ。
が、とにかく今年はめちゃめちゃ暑い。それに、コロナ禍で家にいる事が多い。
ちゃんと冷房をつけて寝ているのだけど、明け方、日が昇ってくると、屋根が温められ室温が上がってくるので、すぐ暑くなってくる。今日も日の出か・・とすぐわかるのである。
で夕方、日が落ちると、今度は急にガクンと涼しくなる。それまでの冷房温度のままでは肌寒い感じになるので、すぐわかるのだ。
たぶん屋根裏にちゃんとした断熱材とかが入ってないんだろうと思う。めっちゃ太陽に振り回されてるな、と感じる。
今週末の台風は本当にやばいらしいので、進路の方角にお住いの皆様はご用心ください。被害が少なくて済みますように・・・。
0コメント