風薫る

５月。パッとしない連休もついに明けました。

風くんのライブ配信をYouTubeで見直しながら、すっかり日常生活に戻っております。

神奈川は緊急事態宣言下にはないので、百貨店もファッションビルも普通に開いてたけれども、ほぼ外出はせず。・・すぐそこの中華街すら行かず。たぶん、まあまあな人出だったんだろうな。

一回、友達んちにご飯食べに行った日があったな。手土産を買うのに朝イチで高島屋に行ったら、案の定、まあまあな人出だった。しかし、ほぼ何をしていたのか記憶にないぞ。このままあっという間に歳とったらどうしよう。怖い怖すぎる。

あっ、思い出した。あまりにもイベントがない息子氏のために、どの日だったか忘れたが一回だけ徒歩で下山して黄色いMの店に行き、朝マックという輝かしい初めての体験をさせたのである。
これまで、黄色いMの店ではナゲットのハッピーセットしか頼んだことがない息子氏。ソーセージエッグマフィンを食べて「おれハンバーガー食ったの初めて！うまいな！」と大変な誤解をしていた。すぐさま訂正する。「これは違う、ハンバーガーとはもっとこう・・フカッとして、いろんなものが入ってるのだ息子よ」。
よほど楽しかったらしく、その日夕飯を食べた後に「マジでマックめっちゃうまかったわ・・また行きたい」と言っていた。・・・母が作った夕飯の立場は？？

まったく。ぴえん、である。ぴえんぱおんズドン。

さて、がま口作りも今日から再開。

連休に入る前に、ヒューモンガスさんにお手紙を。

admiのファブリックを使ったがま口を作ろう！と思って、商用利用登録をさせてもらったのでした。

手続きは郵送でおこなうのです。ちょっと前にお店に行った際、すごく感じのいい店員さんに登録について聞いてみたら「お気軽にお問い合わせください！」とにこやかに応対してくださったので、お願いしてみようかなと思ったわけです。

がま口屋を開いてもうじき９年とかそれくらいになるのだけど、その間にハンドメイド販売に関して、色々と状況が変わったんですな。

当工房の基本的姿勢としては、生地の版権を持っている人の嫌がることは絶対にしたくないという方針で、これまでずっとやってきてます。デザイナーが商用利用についてウェルカムではないという印象を持った時点で、それは売ってはいけないものと判断し、販売しないようにしてきました。

しかし。ここ数年の間に、デザイナーさん側の定めたガイドラインをしっかり守った上でなら商用利用してもいいですよ、という方針に転換してくれるとこが、ぽつぽつあらわれたみたいで。

こちらとしては、ご厚意に感謝しつつ、使わせていただこうという気持ちです。

admiさんに関しては、もう１０周年になるとのことで。当初は特に利用制限とかはなく、うちの工房でも始めた年に一回だけ作らせてもらったのですが、その後商用利用不可とアナウンスされたので、もう作ることはないだろうな・・と内心諦めてたんですよ。今回許可を頂き、とってもありがたい。嬉しい限りです。

木版プリントなので、多少のにじみやかすれ、地色の変色なんかもあるんですけど、それも味。

ウキウキと材料を仕入れ、久々にハサミを入れましたが、もう可愛くってしょうがないです。

きょう、裁断から縫製まで終わったので、明日には口金にはめる作業ができる！仕上がりが気になる方は、インスタをお楽しみに。めっちゃ可愛いのできますよ。ぐふふ。

・・・・・・・・

さて、楽天スーパーセールなので、最近楽天で買っていろんな人に褒められるものを紹介。

（そんなにいろんな人に会っているかと言われれば、微妙だけど。）

このブレスレット。

こないだオパールのピアス買った店で買いました。これはナバホのじゃなくて、お店のオリジナルだそうですよ。

これ、ミックスの方。ちょっと前のセールの時に、同じお店で丸いビーズだけのも買って、重ねづけしてます。揺れる感じにしたかったので、どっちも長めのサイズを選びました。

オパールのピアスは、再入荷があったみたいなんだけど、すぐ在庫無くなってた。お手頃だもんね。

オリジナルの品もいい感じだとわかったんで、また買い物するかも。リーズナブルだと思う。良心的。青森のお店らしいですよ。

・・・・・・・・

＊今週の押しピン＊ 

 脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。 

 ・むらこみの話

むらこみ。

それは刑事ドラマ史上最ももどかしい、微妙な距離感の、ロマンスの話である・・

と言っても、９係を見てない人にはなんのことだか。しかももうだいぶ前から、９係じゃないし。特捜９ね。イノッチの刑事ドラマですよ。村瀬と小宮山。

初登場時にはお互い別の婚約者がいたのに、シーズン１の（たしか）終盤で一回キスしちゃって、そのまま晴れて付き合うのかと思ったら、そこから全然進まないの！！付かず離れずってやつです。

それが、前々回に村瀬刑事が走馬灯の果てに死にかけて、ええっまさか村瀬殉職！？むらこみが死別で終わるの！？！？そんなことあるか！？・・と、次の週がくるまでもう、ヤキモキしちゃった。

しっかりネタバレになってしまうが、たぶん誰も見てないだろう（・・いや仮にもジャニーズが主演なんだから見てる人はいるよな。毎週冗談みたいな設定のご遺体ばかり出てくる一課長よりは皆見てるだろう）。そういう話で進めよう。

ともかく、村瀬は助かった。でも足が不自由になるかもしれず、長期のリハビリが必要なのであった。そんな村瀬のもとに、婚姻届を持って見舞いに来た小宮山。でもなかなか出せないのよこれが！

しかし、勇気を振り絞り（たぶん）なんと小宮山の方から「私達、家族にならない？」とプロポーズを！！わたしゃテレビの前で一人で大興奮したよ。ウワアアアアアアアアーーー！！ってなったよ！

でも村瀬、今は・・と断っちゃった。ウウッ（涙）

リハビリ頑張って、なんとか今シーズン終了までに村瀬からプロポーズし直してくれい！お願いしますよ！ともかく、生きててよかった。うん。

・タイタニックの話

吹き替え初めて見たかもしれん。まあ冒頭しか見てないけども・・。

「The heart of the ocean」の訳は、字幕では確か「碧洋のハート」だったと思うんだが、吹き替えでは「青き海の心」になっていた。なんか全然別のもののように思える。

東岸和田のワーナーマイカルシネマズで彼氏と見た。懐かしの思い出だ。そのあとも、VHSを買って何回も見たぞ。

でも何回見ても、船もレオ様も最後は沈むんだよなあ。せつなーい。

同世代のみなさん、タイタニックはどこで誰と見ました？ちょっと気になる。家族と見るとちょっと気まずいシーンもあるよな！馬車の・・あれはカットされるのかね、放送時には。【追記】馬車じゃなくて自動車だったわ！

・おちょやんと息子氏の心配の話

先週おちょやんを見ていた息子氏。

「このラジオドラマ（死んだと思っていた夫が戦地から帰ってきた）を聴いた人の中には、実際には家族が帰ってこなかった人の方が多いわけでしょ？聴いて腹たったり、悲しくなったりしないの？」

と、突然あらぬ心配をしはじめた。びっくりした。

多少狼狽しながら、しどろもどろに

「いや息子氏よ、こうだったらいいのにな〜、を思って作る物語ってたくさんあるからな！

それに、もし例えば・・そうだなあ、ママがあんたの前にお姉ちゃんを亡くした時、町中の妊婦さんや無事産まれた赤ちゃんを見て、憎らしくなったかと言えば、ならなかったよ。

全然ならなかったし、こんな悲しい思いをする母親が一人でも減った方がいいと思ったし、危ないところで助かったような話を聞いた時だって、よかったなあって本当に思ったよ。

他人の幸せは、自分の幸せとは取り替えられないものなんだよ。どれも皆大切なの。

結局は人は人の幸せを願うものだ、それが本質だとママは思います」

とか言ったのだけども、もう言ってる最中から涙がどぼどぼ溢れてきて、すごい我慢したんであとで超頭痛くなった。

「そっか・・」と言って、息子氏は階下の部屋にモンスターを狩りに行ったのだが、そのあとしばらく、ちょっとクヨクヨとしていた。

もしかしたら今の子達は、目に見えない怖いものに、いつもすごいおびやかされているのかもしれないなあ・・とか。何かこれまでの環境に問題があったせいで、人の善意を信じられない子になってしまったのか・・とか。

とにかく、普段明朗単純な感じの息子が、こんな風に言い出すなんて！と驚いてしまったのだ。

そうしたら、旦那さんが「何を心配することがある。いろんな立場の人間の気持ちになれるということだ。むしろ安心すべきだろう、僕は嬉しい」と言いだした。

そうか・・・。そういう考え方もあるな。そうかもしれない。それは、確かに素晴らしいことだな！

いい方に考えるようにしよう。と思った出来事であった。