ヨコは確かに最高(同意)

さて、18祭東京ドーム公演の最終日であります。

3日めの席は、一階スタンド席。ちょっと後ろの方。どうやら私の席運の良さは去年の前半までで終わったようだ・・。とか言ってるけども、天井の天井を見た後では、もはやどんな席でも見やすいと感じる。何より、隣に相棒ともちゃんがいるのだ。これに勝ることはなし(いい席に連れていってあげられなくてごめんな!)。

やっぱり最終日は、一番いい感じだった。会場全体の盛り上がりも、ご本人たちのテンションも高かった気がする。MCも長かった。たくさん喋ってくれて嬉しかった。


ところで、話は一旦逸れるのだけど、年末ちょっと驚くことがあった。

毎年恒例の、英国ジョシュアエリスの公式オンラインサイトのセールが始まり、雑誌なんかで見てちょっと欲しかったストールが半額になったので、注文したの。そんで年明けに届くみたいだから楽しみに待ってたんですが。

クリスマスにファンクラブの動画サイトをみたら、毎年恒例になってるメンバー同士のプレゼント交換会みたいな企画があるんだけど、それでマルが用意してたプレゼントの中に、なんと注文したのと全く同じストールが入ってた(笑)

しかもあみだくじで自分に当たっていたので、結局マルのものになっていたのであった。という一連の流れを話したら、いくちゃんから「そんなの…マルからのクリプレってことじゃん…!!」という斜め上のリプが返ってきたのであった。

いや、少ない収入の中から買ったのよ、自分で(真顔)。でも嬉しいよねえ、推しのセンスと被るってのは。全く予想してなかった。以前ジョンストンズを巻いてるのは見たことがあった気がするのだが、ジョシュアもいっぱい持ってるんだそうだ。やったー!


そんで、ともちゃんにそんな話をしている時にふと、ああ、マルってもはやサンタクロースみたいなもんだな、と思ったの。サンタは全世界の子どもを一人ひとり知っていて、良い子にしてるかどうかちゃんと知っている。そして一年に一度、プレゼントを持ってやってくる。

冷静に考えたら、物理的にそんなことできる人はいないとわかる。わかった上で、それに嘘つきめと怒るような人はきっといない。全部知った上で、それでもサンタはいると思い続けるのだ。少なくとも、私はそう思っている。だってサンタさんのこと考えると幸せだし楽しくなるから。信じてると人生がより良いものになりそうだ。

前日の公演で、釧路から来た子たちにも言ったことだ。

ファン一人ひとりのことを知っている。会いたくて会いたくてここに来たの、ちゃんとわかってる。どこに座ってても、どこに自分のファンがいるかちゃんとわかっている。全員に届くように全力で歌ったり踊ったりしてくれる。(さらにマルの場合は、最近はあんまり言わなくなったけども、ファン達が妻だとずっと言い張っている。)

良い子のことをサンタはいつも見ているよ、というのと一緒だ。

生身の人間が・・と考えると、全く現実的ではないことを言っている感じもする。けれども、全部分かった上で、皆それは本当だと信じているのだ。嘘つきめと怒るような人はいない(いや、時々何かの節に見かけるけども、本当にほんの一部だと思う)。

信じることが自分達の幸せだからだ。そして信じさせてくれる特別な何かがあるのだ、うまくは言えないけれど。


アイドルとは虚像のようだけども、ステージに立って歌ったり踊ったり、おかしなことを言って笑ったり、汗をかいて頬が紅潮して徐々にだらしない顔になっていくような様子を見ていると、ああ人間なのだなあと思う。

この3日間、彼らはとっても楽しそうで、幸せそうだった。それが一番よかった。

もちろん全部が本当ではなくても、なかなか完璧に演じたり感情を隠し切ったりすることはできないから、やっぱりそこにはポロッと零れたり、滲み出るような真実があるのだ。

3年前、ドームで彼らを見た最後の日、盛り上がっていたわりには最後の個人の挨拶が収録映像だったし、ヨコにはあまり表情がなく、マルは異様に笑顔だった。それは、やっぱりそういうことだったんだと思う。ヨコは当時、確か「関ジャニ∞はもう自分たちだけのものじゃない」って言っていて、ファンの感情やプロジェクト全体への責任や義務を背負ってる重さみたいなものを、聞いてるこちらもずしんと感じていたのだけど。

今回の挨拶でヨコ、「やっぱり俺たちだけの関ジャニ∞でもいいのかなと思ってます」って言っていたの。そのことがとっても嬉しかったのだ。ああ、また心から楽しめるようになったんだなあって。その後ふざけて信ちゃんとマルの間に割り込んだ時、久々に見るような元気でかわいい悪戯っ子みたいな顔をしてました。ちょっと恥ずかしそうで、本当に楽しそうで、超可愛かったなあ。きっとともちゃんも、隣で見ていて同じことを思ったと思うなあ。

そうだ、本来こういう雰囲気の人達だったよなあ・・!!戻ってきたんだな!と思って、ポロポロと涙がこぼれちゃったわたくし。マスクに全部吸い込まれていった・・。

いろんなことがあったのに辛抱して堪えて、よく続けてくれた。また素晴らしいステージを見せておくれ。楽しみにしているよ。


マルは挨拶で、今日ももう一回、皆さん、僕に向かって思い思いの言葉を叫んでもらっていいですか?とまた頼んでいた。今日はちゃんと決めていたので、「大好き!ありがとう!!」と言った。マルは耳に手を当てて頷いたあと、「ぜんぶ聞こえました。ぜんぶ届きました。今日ここでもらった皆の言葉、こっから先全部!返していきます!」と言ってました。

やっぱり全部聞こえるし、届くらしい。サンタさんは、良い子のことは一人ひとり、ちゃんと知っているのだ。

キラキラのドームを後にして・・・なんか規制退場の順番がものすごく早かったので、「おいしいラーメン食べいこ!!今なら空いてる!!」と、走って神座まで行った。

めっちゃ久々に食べるわ、おいしいラーメン。

ともちゃんと初めて東京ドームに来た日も、一緒に食べた。あれは夏のことで、私たちはJのお作法や準備のことなど何も知らない30代で、人生の大ピンチからエイトの助けを借りてなんとか這い上がったところだった。

這い上がったからには是非彼らに会いに行こうではないか!という話になり、グッズを買いに並んだはいいが。酷暑の中2時間ほど並んでヘトヘトの汗まみれになり、くたばりかけたところにあった塩分が神座だった。・・・やっぱりドームは冬がいい。

帰り道、色とりどりに変わるイルミネーションがとっても綺麗でした。

今年もたくさん楽しいことがありますように。



おまけ

これが件のストール。すっごい気に入ってます。

今なら英国で半額。いつなくなるか知らんけど。

7コメント

  • 1000 / 1000

  • Tama

    2023.01.14 14:25

    @yuki*エイトさんのこと、全然詳しくないのですが、楽器も歌も苦手そうな横山くん(すみません!)がコツコツとギターを練習して、コンサートで披露できるまでになって、新しいバンド体制になったこと、本当に素敵でちょっと泣きました。素晴らしいまさかですね!こらえて応援し続けたからこそ、見られた景色、本当に素敵です!涙!そして、yuki さんが「これならば人生かけて後悔なく頑張っていける」と思えるしんどさを選択したって書いて下さったのを読んで、すごく元気が出たし、うれしかったです。ファンのためにグループを残してくれたことを少し申し訳なく思っていたところもあったのですが、彼らだって残したいっていう気持ちがあるからこそ、そしてその道なら頑張れるって思ったからこそ、残してくれるんですよねー!全然関係ないグループの話を長々してしまって本当にすみません!でも、本当にありがとうございました!!とにかく応援し続けます!
  • Tama

    2023.01.14 14:14

    @yuki*yuki さん、ご返信ありがとうございます。そして優しい言葉もありがとうございます。あのラジオ聴かれていたんですね。事前に告知はあったもののの、もっとさらっと話すのかなと思っていて、というかさらっとしか話せないだろうなと思っていたんですが、放送時間のすべてを使って、率直に自分が話せることを話した彼の誠実さや覚悟に涙しましたし、若い彼にそんな絶望を味わわせた状況に悲しさと悔しさといろんな気持ちになりました。そうなんです。彼は本当に10年後も15年後も今のメンバーでずっとやっていくって思っていたと思うんですよね…。それは、きっと彼だけじゃなくて他のメンバーもある時点まではそう思っていて、そして彼らはダンスも歌も個性も突出して素晴らしくて、メンバーも仲良くて、本当に宝物みたいな才能が集まっていたから、ファンもつらくて悲しくて、バラバラにしたくないって思ってしまうんですよね。そして、yuki さんが書かれているように、純粋に悲しんだり、せめて別れる日まで5人を応援したりしたいけど、いろんなファンの人がいて、大好きだったフォロワーさんも冷静じゃなくなってしまったり、誰の担当かによって意見が分かれてしまって、Twitterを見るのも辛かったりします。それはファンの問題ですが…。
  • yuki*

    2023.01.14 04:34

    @Tama正直、私はエイトが5人になって初めての公演を(円盤ですが)みた時、これは物足りないって思うことがひとつだけありました。それは、ギターが3人から1人になったことにより、迫力があって分厚かったバンド演奏が、急に薄くなったことです。それはともちゃんにも話していて、せめてあと一本ギターがあれば・・と愚痴を言ってました。でも物理的に両手を開けてギターを持てる人員はヨコしかいないし、それは無理でしょ〜って。そもそも歌も楽器もそんな得意じゃないのを、バンドスタイルを充実させるために結構頑張ってトランペットとパーカスをやってたと思うので、まさか〜!と。そんなことがあったら奇跡だわ、と思ってましたが、ブログでも書いた通り、まさかのまさかは起きました。悪い方のまさかを散々経験した後だったので、こんな素晴らしいまさかがあるなんて。ともちゃんも私もびっくりで、えっ愚痴本人に聞こえてた・・・!?!?と目が白黒なりましたよ。やろうと決めて、コロナの間も毎日こつこつ練習してたんですね。一昨年末、横アリで初めてヨコがギターを弾く姿を見た時の感動は、きっと一生忘れられないと思います。こらえて応援し続けていたからこそ、見られた景色なんですよ。そして、良い子が思っていることは、サンタはみんな知ってるものなんです。だから、もしかしたら人数が減ってがっかりしちゃうかもしれないことを、きっと2人もわかりすぎるくらいわかってて、とても怖いんじゃないかと思います。でも、彼らにまだアイドルとしてファンと一緒に支え合ってやっていこうという気持ちが残ってるなら、火事場のナントカで、きっと何とかしてくれます。ピンチの時こそ、信じてあげましょう!一緒に抜ける、残って解散する、個別にタレントや役者としてやっていく、減った人数で続ける・・・どの決断を選んでも、しんどいのは同じだったと思いますよ(どの道を選んだ人も見たことありますよね)。その中で、現時点で「これならば人生かけて後悔なく頑張っていける」と思えるしんどさを選択したんじゃないでしょうか。短い期間に悩み抜いて・・・あんなに一流の人たちなんだもの、決して惰性ではないと思います。ご本人たちも周りの人も、とにかくやってみましょう!微力ながら、応援しております。