大阪の桜

けっこう久々に、大阪に帰省しました。

朝早く羽田から出発して、伊丹について・・

でっかいピース又吉に迎えられる。

八木のおっちゃん(朝ドラ)やないか!こざっぱりとして!!

そんな伊丹はめちゃめちゃ混んでいた。梅田までのバスに長蛇の列。1本目に乗れず次のに乗る。

息子氏の相棒は、ノースフェイスのローリングサンダー。修学旅行以来です。

ここ数年は、家族との地道な交渉により、帰省しても義実家などに宿泊のお世話になることなく、ホテルをとって滞在するという慣例を勝ち得たので(ゆきちゃんはがんばった)、

あらかじめ航空券とセットになっていた、ビジネスホテル的なところに荷物を置きに行く。チェックイン前でも荷物は預かってくれるのだ。

場所は北新地でした。繁華街の飲み屋がたくさん入ったビルの脇にくっついた、ずらりと並んだ長〜い看板(あれってなんて名称なんでしょうね)を物珍しげに見上げる息子氏に、「この看板、全部きれいなお姉さんが接客してくれるお店やで・・」と余計なことを教える。

息子氏「今回泊まるところには、夜鳴きそばは・・」母「ないよ」

あれは全部のお宿にあるわけじゃないのよ。ドーミーインは今回改装中だったんだよう!

・・・もうちょっと場所を考えればよかったのか。でもまあ、梅田まで近くて便利ではあった(そして便利なせいか、めちゃめちゃ外国人宿泊客が多くて、日本人の方が少なかった)。

荷物を置いて、電車に乗る。午前中にお墓参りを済ませることに。

駅を降りてからお墓までの道は、徒歩20分くらいだろうか。

これが年末の極寒やお盆の猛暑の季節だと、もっと道のりが長く感じる。この日は天気が良く、桜が満開で、とてもよかった。そういえば、今までこの季節に墓参りに来たことはなかった。こんなに綺麗に咲くんだなあ!

この桜並木の向こうで娘が待っている。明るくて静かだった。人それぞれ違うあの世の入り口があるとしたら、自分のはきっとこの感じになるんだろうなと思った。

軽く掃除をして、花を手向け、息子氏セレクトのお菓子(トッポとハイチュウ)と、私セレクトの鉄分入りジョアを供える(生きていたらきっと生理のたびに貧血だったに違いない)。

帰りに結構大きめな蜂がいて、シティボーイの息子氏は嫌そうだった。こんな明るく美しい霊園でも嫌なのか(ママの田舎の竹藪の脇にあるような陰気なお墓には行けそうにないぞ)。

それから梅田に戻り、地下街で適当な中華料理屋に入ったらあまりおいしくなかった。大阪では珍しいことだ。なんだか微妙だったねと言いながら、ホテルにチェックインして、朝が早かったので皆で昼寝をした。

夕方、昼寝から覚めてから、旦那さんの実家に行った。

児童公園で童心に帰る息子氏。数日後、高校生になるのだ(本当にか・・!?!?)。

旦那さんのお母さんはもう80代なので、元気は元気なのだが今は体調がイマイチらしく、近ごろ喘息で明け方咳き込んでよく眠れないという。

横になると咳が出るからリクライニングチェアが欲しいとのことで、誕生日に贈ることにした。自分で選ぶと言って友達とホームセンターなどに出かけて行き、あれこれ座ってみたらしく、これがいいという指定があった。

それをこちらで注文し、私たちが行く日に着くよう設定しておいたので、家に着いてすぐに組み立てが始まった。無事に椅子は完成し、お母さんは快適に過ごしているという。まだまだ元気でいてほしい。


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