全ての葉を落としたメタセコイア。ここからまた始まるのだ。
☆2025/04/01
この並木道の木は、丘の一番高いところから外縁に向かって並んでいて、遠くからでもよく見える。ちょっと買い物に行って帰ってくるような時でも目に入るし、高架の上を走る高速道路からもよく見えて、例えば羽田から旅立つのに横浜駅から高速バスに乗るような時や、湾岸線を自分の運転で走って帰ってくるような時も、必ず目に飛び込んでくる。
ああ、あのすぐ向こうに、私の帰るささやかな家がある。大きくて立派な目印だ。
長い冬を超えて、今はいったん葉を落としてスカスカとしているけれど、ここから夏に向けて緑に茂ってくる。秋冬には紅葉もする。Aラインのドレスを着ているような形で、きっと赤毛のアンなら貴婦人たちと呼ぶのだろう。美しくて大好きな針葉樹の並木道。どの季節にも違った美しさがある。
今日は朝から、いくつか袋部分を口金に嵌めたのだが、まだ半分ほど残っている。花冷えが長引いているせいか首の調子があまりよくないので、あまり無理せず明日また続きをやることにした。久々に首に巻くあったかい小豆のやつとかを使って温めたりしているのだが、それでもここ数日、けっこう頭痛になる。
午後、整骨院に行き、首を見てもらう。肩甲骨や脇の下の方までつっぱっているらしい。
夕方、ともちゃんとコストコへ行く。あまりの寒さにこりゃニットじゃないと無理だなと判断し、久々にユニクロアニヤのカシミヤセーターを引っ張り出して着たのだが、ともちゃんも春コートの下にしっかりセーターを着込んでいた。
コートの下ではあるが、マゼンタピンクのセーターに薄ピンクやらラベンダー色やらが入ったショールを肩がけしていたので、雨で視界が悪い中遠くから見ても、配色でどれがともちゃんなのかすぐわかる。いくらともちゃんでも今日はニットじゃないと無理よね!と言ったら、「そう、色で(春っぽく)ごまかした」とのこと。
以前は4月になったら絶対セーターなんか着なかったと思うのだが、やはり歳と共に、こだわりもまろやかになってくるのだった。つっぱっていても何ひとつ良いことなどない。
☆2025/04/02
今日も相変わらず寒い。
朝、たまたま付けてたテレビでヒュー・グラントのオンラインインタビューを見たら、おじいちゃんみたいになっててびっくりした。そんなことあるか!?まだ64だぞ。
サウスケンジントン駅(たしか)からV&Aミュージアムに向かう地下道に掲示されてたこの広告の映画だと思う、邦題は「異端者の家」。これのプロモーションを今日本でもやってるんだな。異国の薄暗い道で見たこの広告はちょっと怖かったが、やはり永遠の恋人ヒュー様は見逃せず、写真を撮ったのであった。
64でこうなるのか・・!と騒いでいたら、旦那さんがやってきて、近年ラブストーリー以外の仕事を色々やってるから役者としての深みが出てきて実際の年齢よりも老けたのではないかという考察をしていた。まあ、いい感じに枯れてきてくれて嬉しい気もする。私にとって理想のおじさまは水谷豊だからな。
ところで、ノッティングヒルはバスで近くを通っただけなのだが、落ち着いてて住みやすそうな感じだった。さすがに高級住宅街。自由時間がもっとあって、親としてのあれこれがなければ、例の旅の本屋(今はその業態じゃないらしい)にも行ってみたかったが、ロンドンの日はとてもそういう感じではなかった(いつかともちゃんとまたロンドン行くんだ・・・)。
インタビューの中で「モーリスという映画に出た時、日本の若い女の子からたくさん手紙や折り紙が送られてきて興奮したよ」というようなことを言っていて、なんというか、あれを尊ぶヘキみたいなものが全部本人にバレているのだな・・とちょっと恥ずかしくなって顔を赤らめたのであった。
いや、美しかったですよ。ただ無修正のを見てしまったので、局部にボカシがなくえらいことであった。いやはや・・・。
お昼、 webで取っておいた皮膚科の順番予約の、自分の番がやってきたので出かける。今日の液体窒素はやたら痛く、その後もずっとぴりぴりする。
これ、全部取れる日が来るんだろうか・・・?とちょっと疑問に思い始めるが、まあやり始めたからには終わるまで通うしかないのだった。夏までに取れるといいなあ。
その後、所用あってみなとみらいへ。息子にたこ焼きをお土産に買う。
地下駐車場に向かうエレベーター待ちの間、ベビーカーを押しながら赤ちゃんを抱っこする白人女性と一緒になる。何か英語で、ものすごくいい子守唄をささやくように歌っているので、うっとりとした。
エレベーターに乗ってもしばらく歌っていらしたので、一瞬こっちまで夢の世界に誘われそうになった。赤ちゃんはニコニコと機嫌よく、すばらしい親子であった。先に降りて行かれたのだが、なんだかその後もずっと気分がよかったので、ものすごい癒し効果のご相伴にあずかってしまったなあ、と嬉しかった。
そこはかとない愛を感じる子守唄であった。
☆2025/04/03
朝からがま口を検品し、袋に詰め、写真をとる。お店にプレビューが上がってます。そのうち在庫が追加されますんで、よろしかったらお店においでください。
カペルとペッパーが一緒になったカペルペッパーという柄です。グレーの細かいペッパーの奥に、ちょっとだけ桜色が混じって、グレイッシュピンクが見え隠れする気がする。ちょうど今のお花見の季節にぴったりかも。横浜では、6分咲きのまま雨と寒さで開花が止まってますけど・・・。
フォレストウェーブの大がま口、先週に続いて色違いを。パステルカラーのこの配色のやつ、発売の時には人気で手に入らなかったのよね。再入荷でやっと捕獲しました。
ナイロンの生地って難しくて、歪んで縫いにくかったり、色が鮮やかすぎたりして、通販とかだと実際に取り寄せて手元でみるまでなかなか良し悪しがわからない。これは当たりでした。きれいなレモンジュース色!レモン色じゃなくてレモンジュース色ってところがお気に入りのポイントです。爽やか〜。
そんな2種類を追加しました!春らしい感じです。
あと、ここには載せてなかったけど、おまけも春っぽい感じの生地のを追加してます。
これはペンケース。あ、もうないのもあるかもしれない、前回から投入してランダムにおつけしてますんで。もちろん、ここに載ってないのもあります。
フロントファスナーのフラットポーチはこんな感じ。個人的に好きなのはマグダレーナポジーの。どれもファスナーは紺なのかな、これ。割と何にでも合わせやすいの、紺のファスナーは。たまたま寒色が揃ってますけど、
暖色系ももちろんあります。お花畑!ジョセフィンズガーデンかわいいね。
最近初めてご注文いただく方が増えておりますので、ここでもいま一度ご説明を!おまけ類は、がま口2個以上ご注文の方が対象となります。
そして、ご注文の際に選んでカートに入れていただく必要がございますので、ご注意を!中にはご迷惑、不必要という方もいらっしゃいますので、ご注文の際にカートに追加して手続きしていただいた方のみにつけさせていただいております。
また、おまけ品のページの詳細説明欄にも説明してございます通り、ノベルティをカートに入れずご注文手続き完了後に追加でご注文やお問い合わせの場合、2回以上の注文でがま口2個以上になった場合、などは対象外とさせていただいております(合算やメールでの追加ご対応等がなかったお客様への、お礼も兼ねさせていただいております!)。
おまけはどれも、過去に使って中途半端に残った生地を使ってるんで、全く同じものをたくさんというわけにはいかず、バラバラですけど。いろんなのがあります。レアなやつから定番の、地味なの、派手なの、色々と。ストックはわりといつもカゴいっぱいにあって、家に友達が来たらお土産に好きなのを選んで持ち帰ってもらったりも。
来客の皆さんは楽しいらしく、いつも迷ってガサガサ選んでます。見てるこっちも好みがわかって面白いのだった。誰か来ないかな。いやその前にまず、そうじを・・・・。
先ほど、お店に新しいお品の在庫を追加しました。
春らしい生地を切ったり縫ったりしていると、お花見のことを考える。明日からちょっとずつ暖かくなるみたいだから、花も咲くでしょう。楽しみ。もう寒いのは嫌だ〜。
ところで、ちいかわポケットをリリースと同時に入れて、毎日ちょっとずつ進めているのだが、本当に広告が多い。多岐にわたる広告を見せられているのだが、中でも閉じ込められた王様を救うパズルゲームのやつが一番多く出てくる気がする。
あの広告、以前から結構いろんなところで出てくるけど、シチュエーションが恐ろしすぎて・・王様がすげえやばい、もうアイアンメイデン(中世の拷問器具)みたいなでっかい鋼鉄のトゲトゲに今にも串刺しにされそうなのを止めたり、煮えたぎった溶鉱炉みたいなところに落ちそうなのを止めたりしなきゃいけないの、心の負担が大きすぎない?
窮地にしても、もっと軽いシチュエーションはないのかい?あの、のほほんとした容貌の王様が・・救出失敗の場合の画面ってどうなってんの?串刺しにされるんだから、血飛沫をあげたりするんだろうと思うんだが、そこまでリアルに描いてないんだろうか。描いてないわよね。たかがパズルゲームのくせに、プレイヤーに与えられた任務内容が重すぎるんだよ。なんなんだあれは!
☆2025/04/04
真冬にpheetaの展示会で予約してたワンピースがお店に上がって来たらしくて、受け取るためにどんぶらこ、どんぶらこと都内へ。
以前は原宿店で受け取りだったけど、今は青山のエイチビューティーアンドユースになったらしくて、表参道のパーキングメータに車を停め、走って行ってきた。自宅配送にもできるのだが、マイルやポイント等を貯めたいので、つい店舗受け取りにしてしまうのだった。どっちが得なんだろうね。わざわざ行くのと。
まあでも、時には都内にいっとかないと。何が流行っているのかわからない。
そうだ、エイチから車に戻る途中、表参道に入った瞬間から、向こうからくる人々がみんな、ちいかわの小さいバルーンを持っている。そうか、ちいぽけのイベントをやっているのだな。つまり都内で何が流行ってたかって、ちいぽけが流行ってた。それは行く前から知っている。。
都内では特に他に寄り道はなし。帰りにIKEAに寄って、フェイクの蔓を買う。
帰宅まえに雨が降ってきたので、旦那さんに洗濯物を取り込んでくださいと連絡したのだが、ジムに行って風呂に入ってたらしく、応答なし。困り果てて息子氏に連絡したら、取り込んで浴室乾燥のとこに吊っといてくれた。たすかる〜。
その後、夕方整骨院に行った。前回行ってから頭痛になっていないので、調子は悪くない。
☆2025/04/05
せっかくのお花見日和だったのだが、なんだかだるくて外に出る気にならず、花見のチャンスを逃した。晴れだったので、洗濯物だけはたくさんした。
秋に買ったAP STUDIOのと、セールで買ったDeuxieme Classeのと、2枚のトレンチコートを交互に着ているのだが、どっちかというとAPのの方が使用頻度が高い。シャカシャカしていて、そこまで薄手でもなくて、バサッと羽織れるので、普段使いに向いているから。シワにもなりにくく、着たまま運転席に乗ってもあまり気にならない。
ドゥの方はもう少しぱりっとしていて、街に出かける時に羽織ってる。運転の時は脱ぐ。
この、APの方のコートなのだが、昨日帰って脱いだ時に、首周りのところが脂じみてきてることに気づいた。ここ最近、イボ治療の痕がシミにならないよう日焼け止めも塗っているし、毛先にヘアオイルもつけているから、首周りが汚れても仕方ない。しかし、なんだかすごくだらしなくみっともないような気がしたので、すぐ落としたくて、夜だったがその部分だけ洗って干した。
朝起きて物干しに出て確かめたら、あまり落ちていなかったので、頭を抱えた。息子のカッターシャツを洗うときに袖や襟に使っていた泡スプレーをかけ、よく染み込ませてから、また同じ手順で襟元だけ洗い、よく濯いでバスタオルで脱水をし、元の場所にまた干した。
そもそも縫い込まれているタグの洗濯表示には、タライに大きくバツがついたあの、洗濯するなという意味のマークが印刷されている。だが、このまま脂じみた襟のまま着続けるくらいならもう処分した方がマシだなと思ったので、洗った次第だ。ただ、丸洗いする勇気はなかった。
雨の日に着ても割とすぐ乾くような素材なので、昼前にはもう乾いていた。襟の後ろの脂じみはきれいになっていたが、なぜか襟の前の目立つ部分に丸いシミができていて、そこだけなかなか乾かない。それに、濡れた部分だけにうっすらと水が染みた感じのシミが残った。
もう丸洗いするしかないなと心を決め、そこから洗濯機の手洗いモードで洗濯した。
夕方には乾いた。三度目の正直で、ちゃんと綺麗になっていた。
そんなことをしているうちに一日が終わっていた。まあ、他にも間に色々あったのだが、大体そうだった。春だねえ。
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