空からは涙雨

県境をまたぐ移動が解禁された日のこと。梅雨の真っ只中、冷たい雨の降る中、都会へとドライブ。

本当なら、午後からシアターコクーンでまるるんの舞台を見ているはずだったの。グスン。舞台のFC先行チケットなんて取れたの初めてだったのにー。泣いちゃう。ウウッ。

この日のために取った有休をそのままにしてくれてたともちゃんと、心癒す旅に出かけたというわけ。私らの癒しといえば、関ジャニ∞とウィンドウショッピングですよ。


何か美味しいものを食べようってことで、前から行ってみたかったニュウマンのお店へ。



ROSEMARY'S TOKYOです。雨のテラスを見ながら、お昼をいただきました。



前菜に入ってたシーザーサラダ的なものがおいしかった。

パスタは、キノコのフジッリとサルシッチャのオレキエッテでかなり迷って、オレキエッテにした。味を聞いたら、唐辛子が入っているというので、パンチが効いてていいなあと思って。



すごいおいしかった!平たい盛り付けだったので、すぐ冷めるかと思いきや、最後まで温かくて不思議だった。夢中で最後まで、もぎゅもぎゅと食べた。

もちろんこの店だからおいしかったんだろうけど、よくよく考えてみたら、誰かがちょうどよく茹でてくれた熱々のパスタを差し出されて食べたのなんて、何ヶ月かぶりだったのだ。ちょっと感動する味だった。


雨に濡れた緑ってきれい。

いいレストランだなあ。駅からもバス乗り場からも近いし。



おやつはミルクティーのプリンだった。弾力があって、あっさりしていて、上にかかったいちごスライスのシロップ漬けっぽいのがいい仕事してた。また行きたい。


そのあとは、ニュウマンとルミネと高島屋を見た。

ともちゃんが一つ前のブログでミュベールとレスポのゼブラトートを買ってたけど、横浜から新宿に向けて走ってる間に、あれのレオパードの方をだんだん私も欲しくなってきて、高島屋のレスポに見に行ったら品切れだった・・・。

レスポのオンラインショップにはまだあったので、取り寄せることにする。丈夫だし、機能的だし、値ごろ感があるな。


ニュウマンでは、rokuでともちゃんが早くも秋色のブラウスに手を伸ばしていた。あれはそのうち買うな。

ルミネに移って、私はプラザでアイブロウブラシと眉マスカラを買い、カレンソロジーでセールになっていたピンク色のシャツワンピースを買った。薄手のラミーで、涼しそうなやつだ。

若い頃からずっと、一年に5回くらいしか眉毛を描かないのだけど、最近ちょっと描いてみたら、ものすごくちゃんとお化粧した感じになったので、これを機にちゃんと眉を描いていこうと思ったのだ。ジェーン・スーさんも言っていたが、歳をとるとともにどんどん顔がぼんやりしてくる。しっかりメイクしたつもりなのに、写真を撮るとノーメイクかってくらい薄くなると聞いたが、最近自分もとみにそれを実感している。


いろんなお店でプレセールっぽいものから定価のものまで次々に試着した。お店によってフェイスカバーの扱いが違うのだが、どうやらベイクルーズのお店では、使ったら持ち帰ってくださいと言われるようだ。今はお互いのために、それがいいと思う。


さて、そのあと、ちょっとだけ伊勢丹に寄ろうと思ったのだが、



疲れたので結局お茶をした。ローズベーカリー。ローズマリーズ、ローズの高島屋、ローズベーカリーをはしごしたことになる。ローズの日だ。



レーズン入りのスコーンを食べた。クロテッドクリームとは、なぜこうも旨いのだろうか!

ローズマリーズは初めて行ったのでよくわからないが、ローズベーカリーの方は席数を少し減らしていた。

席に着くなり、お水と一緒に紙袋を渡されたので、一瞬(・・???もしや、何かをテイクアウトする用?)と脳内が混乱したのだけど、どうやら外したマスクを保管しておくためのものだったらしい。気が利いてる〜!


せっかくともちゃんとお出かけしたのだが、なんだか一日中「もしチャリティ販売の時に全然売れなかったらどうしよう・・」という、自信のない話ばかりしてしまった気がする。

ふだん工房で取り扱っているものとちょっと毛色が違うし、セットだから単価が高いので、ちゃんと売り切れるか不安だったのだ。でも、フタを開けてみたら10分ほどで一旦全部なくなった。実はそのあとキャンセルも発生したのだけど、それもちゃんとすぐ売れたので、良かった。


皆様のご支援、確かにお預かりしました!

セーブザチルドレンに送金後、ちゃんとご報告させていただきます。


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 *今週の押しピン* 

脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。  


・KANNAI8の話

我が横浜市では、この春に市庁舎が移転した。関内駅の目の前、ハマスタの向かいにある古い建物から、みなとみらいの立派なビルへとお引越ししたのだ。

で、ある時ともちゃんと車で買い出しに出かけて、庁舎の周辺を通った時に「跡地って何になるの?」という話になったの。

私は、冬にネットニュースか何かで再開発の計画を見ていたので、

「あっ、前にニュース見たよ。たしかホテルとか飲食とか、いろんな企業が参画した複合施設になるんだよ。なんか変わった名前で、ご当地アイドルみたいな名称だったことは覚えてるんだけど。AKB48的な、地名と数字を組み合わせたような・・・何だろう、すぐに思い出せないなあ」と、うろ覚えの知識をひけらかした。

ふーんそうなんだ・・と、言いつつともちゃんがググって調べてくれたのだが、数秒後、爆笑とともに、「ゆきちゃん!KANNAI8!!カンナイエイトだって!!ちょっと!!」と教えてくれたのだった。

「そうそう、それ。地名プラス数字・・・。あっ」

めっちゃ何かと酷似した名称じゃないか。なんで気付かないのか、私よ。なかなか、すごいボケ具合である。


・自販機とハマ弁の話

息子氏が最近朝に、200円くださいとねだってくる。中学には、飲み物の自販機があるのだ!

最初は「水筒があるんだからお茶を飲みなさい」とお断りしていたのだけど。おそらく、休み時間に友達と連れ立って買いに行く楽しみがあるとか、そんなところだろう。しょうがない。

小学校と違う環境でワクワクしてる感じ、やっと来たか。良かったなあ。

つい甘い顔をしてしまうのには、他にも理由がある。

全国政令指定都市の中で、中学校給食を実施していないのは横浜市だけ。本来、家から持ってくる弁当、業者弁当、(あの全国的に悪評の高い)ハマ弁、の3つから選べるという建前になっているが、他の学校では大体の子がハマ弁など頼まない(実際ともちゃんは「たとえタダでも頼まない」と言い、毎朝嬢のために美味しいお弁当を作っている。えらい)。

ところが、息子氏の学校はなんとハマ弁の推進校なのだ。アレルギーなど余程の特別な理由がない限り、全員ハマ弁を注文することが推奨されているので、まあ親は楽っちゃ楽なのだが、本人たちはまあまあ辛いらしい。しかも今の2年生から急にそうなったので、3年生はセーフなのだ。なんて理不尽なことだろう。

しかもけっこう高い。一食が340円だぞ。2年くらい前まで470円だったらしいが、安くなった分は我々の市民税で補填しているらしい。じゃあ結局安くなってないじゃないの。・・なんとも言えん。せめておいしくあってほしい。

味については・・まあ、好き嫌いがあるだろうが、息子氏はとにかく冷たいおかずがありえないと思っている子なので、小学校の時の給食より数倍まずいと言っている。

「冷たいチリコンカンや、冷たいドライカレーや、冷たい麻婆豆腐が出てくるんだぜ!本来あったかくないと食べられないものが!!まじでひどい」とのこと。

そりゃそうだろうな、あんた、チャーシューや冷しゃぶなんかを夕飯に出したら、なんとか温めて食べようとして、お茶碗のご飯の中に埋めるくらいだもんな!(笑)

かわいそうだけど、今のところクラスの大半がそれを注文してるわけだし、強制じゃないけどほぼ強制みたいなもんだし、しょうがないよな。がんばれ。


・2時に起こす約束の話

旦那さんをこの後2時に起こす約束をしているので、おおっぴらに月曜から夜ふかししている。

Appleのオンラインイベントに参加しようと思っているんだろうな。


・突然地獄と化する話

さっき、2回前に書いたブログの「多目的の話」の項を読み返していて気付いたんだけど、この時まだNEWSは4人だったのよねえ。

グループから突然の脱退者が出るというのを去年自分も間近で体感したのだけど(「突然の」というのは、予告も皆で名残を惜しむ猶予もない、背景に何かしらの揉め事を想起させる感じのやつです)、何が地獄かって、ちょっと前まである団体をともに心を一つにして応援していた人たちが、ある時を境に分断され、人によっちゃ反感を剥き出しにして争い出すってところですよ。まあ表に出しちゃうようなのは一部なんだとは思うけども、沈黙を守っていても内心穏やかではない場合もあると思う。

衝撃のお知らせからの、秒で即地獄ってほんとやだ。

誰もが自由に生き、決めた進路に向けて好きなタイミングで進む権利があるのが当たり前だと思うし、本人が立派な大人として選んだ新たな旅立ちについては尊重し(できるならば)祝福してあげたらいいんじゃないかと思うが。同時に、大勢がかなしいさみしい気持ちになるようなことが起きちゃったのも事実なんだから、ただただ純粋に素晴らしかった日々を惜しんだり、嘆いたりする時間が必要なんじゃないのか。うまくいえなくてもどかしいが。

SNS社会だからしょうがないとは思うが、冷却期間ってほんと大事だよなあ・・・。
まあ、あんまり沈黙が長くても心配になってやきもきしちゃうんだけどね。


・ワッハッハーの話
「この胸生きていこうと 今胸を立てるのは、悲しみ憎しみじゃなくて 楽しい高鳴りであって欲しい〜!イェー!」なわけですよ。
この先人生において何があっても、迷って迷ったとしても、最後はそっちを選ぶ人間でいたい。


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