今夜は、新作がま口をお店に追加しました。
というわけで、今回もがま口メモを。販売前に詳細に紹介しても良かったんだけど、前回のブログの時に書きそびれたのと、まあインスタの方にアップしてるからいいかと思って・・。
こちら、早くも2021年秋冬柄リバティ。インスタの方に秋冬リバティ第一弾とか書いたけど、先日販売した果物柄(ピエトラデュラ)が第一弾であった・・。大ボケである。
しかし、新しい布はやっぱいいですね。ブルームスベリー。なんとなく実っぽいのあるんで、てっきりberryかと思ったら・・Bloomsbury。地名ですよ、ロンドンの。とんだ勘違いっすわ。やっぱり暑さでボケているな。
さておき、実、蕾、花の全てが違う色で、それがまた可愛い。花がなんとなくウニッコっぽいなと思った。ラミネートかかってないんだけど、タナローンの中で一番可愛いなと思ったんで仕入れたやつです。秋冬に洋ナシポーチにして持ったらさぞ可愛かろう・・と。
これ、まだちょっとだけ在庫あります。ピンクのほう。中身はあえてグリーンとブルーにしました。もうじきに秋だから・・。本当、早く秋がきて涼しくなってほしい。家にこもってるうちに秋になってそうだけど。
で、今回はもう一個別のタイプを。華奢なサングラスをしまっても安心な、しっかりしたメガネ入れがほしい!とのリクエストがともちゃんから寄せられたので、それを。普段この形はタナローンに芯貼りで作ることが多いんだけど、ラミネートの方が丈夫なんで、今回はそっちを採用。
せっかくなんで、いろんな柄で作ってみました。過去にお店で販売したことのある柄の残りが多いです。どれも割と人気あったやつ。
口金ゴールドのは、上から順にクロッシェメドウ、ストロベリーシーフ、スモールペインターズメドウ、アーカイブライラック、ファリアフラワーズスモール。
全ラインナップの中で、スモールペインターズメドウと、ファリアフラワーズスモールだけは、今回が初出し。どっちもちょっと前の柄なんだけど、いろんな色の花が咲いてて可愛いです。
口金シルバーのは、プリマヴェーラ、ハイディメドウ、オーチャード、チューリップフィールズ、ポージーランドスケープ。
もう在庫がないのもある・・とインスタで書いたけど、それはチューリップフィールズのことでした。すごい可愛い柄なのに、前回別の形に仕立てた時に自分のものにしなかったのを後悔していたので、今回はひとつ置いとくことにしました。今年の秋冬にもチューリップ柄あったんだけど、それよりだいぶ好き。
個人的に思い入れがあったのは、ハイディメドウ。三浦春馬がせかほしにこの柄のシャツを着て出てたことがあって、配色はちょっと違ったんだけど、ジャケットとも合っててすごく似合ってたの。
追悼の総集編で見つけて、ああ素敵だなあと思ったんだけど、どうにも切なくてその時は使う気になれなかった。一年経って、やっぱり改めていい柄だなあと思ったんで、今回ラインナップに入れました。
このシルバー口金の方に使った布は、もう残量が相当少なくて、また出せるとしても、これ以下の大きさのものになります。今回ご縁のあった皆様、ありがとうございました。
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少し前より感染がかなり拡大して、自由が狭まってきて、またあのぎすぎすした感じになってきた。嫌な感じがする。友達の中には心の細やかな人もいて、傷ついているのを見ると、なんだかつらい。
みんな何か我慢しているし、多かれ少なかれ傷ついている。
フェスに行った人がめちゃめちゃに叩かれたり、それを受けてかどうかは知らんが、次の時期のイベントが軒並み中止になりそうな雰囲気になってきた。いつか行ってみたい優くん主催の秋田キャラバンミュージックフェスにも、きょう延期要請が出されたそうだ。夏前に弾き語りコンサートに行った時、彼はこのフェスをあんなに楽しみにしていたのに。
優くんがFCに載せてるブログ的なやつに、ちょっと前に書いてあったのだけど。「当人によからぬことが起こった時に『ほらみろ、私の言った通りだ』というための下地を敷きにくる存在」。
ピンとくるものがあって、今日はがま口を袋に詰めながら、そのようなことをずっとぼんやりと考えていた。うまくは言えないのだが。なら言葉にしない方がいいかもしれない。まあ、愚かなのは承知だ。
人は、自分の中に線引きを作る。それは、とても自分に都合の良い基準に基づいて作られる。
そうやって自分で設定した守れそうな線引きの、外に出ないことを自分に課し・・嫌な話になるが、その縛りによって内に発生したストレスを、線を越えて外に出ている人間を白い目で見ることで、晴らす人がいるのだ。無意識かもしれないが、中毒性のある、とても暗いエンタメだ。
そんな風に自分で設定したルールを(たとえ部分的であれ)冒した人間を非難することは、とても楽に自己を肯定できる手段のような気がする。特に、それがたまたま世間の声と合致している時はなおさら。自分は正しい側だって自信持って主張できるんだもの。それが当たり前になると、気持ちよくてやめられないのだ。少なくとも自分の育った田舎には、そういう人がたくさんいた。
何も田舎に限った話ではなく、このコロナ禍になってから、昔ママ友だった人なんかと久々に会って立ち話になったような時に、ああこの手のスパイラルに落ちかかっているなと感じたことがあった。
さておき、もちろんそれは自分の都合によって作った基準だから、自分のことは棚に上げていたりする。
例えば、例えばだ。お酒は飲まなくて平気だけど買い物やデパ地下がすごい好きで、県境を越えないまでも、割としょっちゅう出歩いている人がいるとする。そういう人が、近所の飲み屋で週に何回か晩酌がてらの外食をしちゃったりするような人を、ボロクソに叩いてたりする。
また別の日は、遠くのフェスに泊りがけで参加したというロックキッズを、とんでもない迷惑行為を集団で犯した者たちとして、大いに糾弾したりするのだ。
でももしかしたら、ロックキッズが月末の楽しみのためにずっと引きこもってる間、そいつはセールを回ってお買い得品を物色したり、カフェに寄ったり、デパ地下で旨い物を買い回ってたかもしれない。
しかし、たぶんまた別の人からしたら、どっちもどっちだ。
第三者に指摘されたら、自分は最大限の対策をした上で大丈夫と判断してやってるんだから奴らとは違う、というだろう。なかなか、自分のことは客観的に見られないものだ。
それでいいんだ。事情は人それぞれなんだから。
デパートで買い漁ってるように見えても、もしかしたら帰省できないからお供え物やお中元をどうしても送らねばならず、親族のためにできることを精一杯やってるなんて可能性もあるよな。そういう人はまた、帰省してる人をやいやい言うんだろう。
でももしかしたら、超高齢の、明日をも知れない家族が、何もかもわからなくなる前にシールド越しにでも一目会いたいと待ちかねていて、なるべくピークを避けて苦渋の決断をしたような場合だってあるかもしれないぜ。
恩ある人の、人生に一回しかない節目の機会なんかに、スピーチとかの大役で呼ばれて遠方に出向くような場合だってあるぜ。こんな感染拡大時だからとドタキャンしたら、このご時世に式を催す相手側の方が配慮なしで失礼みたいになっちゃうじゃないか。幸せにみそをつけちゃいけない。取りやめたのを美談にするようなこともやめてもらいたい。
そもそも、同じだけお金を払うんなら、こんなご時世じゃなくて平常時にやる方が、いろいろ制限なく満喫できて、費用対効果がいいに決まってるじゃないか。単にそれが理由で旅に出ないとかイベントを開催しないって人だっているでしょ。
それをさ、高い金払ってわざわざこの時期に動いてる人には、それなりの理由があるんだよ。それがないとコロナ以前に心が死んで死に至りそうとかさ。知らんけど。
みんな自分勝手だ。別の誰かから一面だけ見たら、おかしい場合だってある。
そのことをわかっているからこそ、他人のそれについては、よっぽど直接の迷惑がかかってこない限り、強い言葉で責めたり、蔑んだり、真顔で非難したりしないようにしようと思う。
・・うすら笑いしながらはギリオッケー。でも笑いにならないような言い方はダメだ。
そんな風に、いろいろ反省したのだったよ。41歳、不惑なんて嘘だね。
こんな日は、大倉くんと高橋くんに帰ってきてほしくて、たまらない気持ちになる。
でも帰ってきてくれないから、GOING STEADYの銀河鉄道の夜聴いて、枕かかえて寝るわ。
(あのさ。そもそも、国のトップがもっと具体的にやっていいことと悪いことをはっきり決めて、強く頼もしくアナウンスしてさ、今はこうしろ、あとは引き受けるって言ってくれたらさ、こんな暗いエンタメがここまで蔓延ることはないと思うんだけど。まあ、責任はとりたくないものね。)
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