みやこ花ざかり

京都旅・続々編。

さて、グランヴァニーユさんのケーキはとりあえず置いといて。実は、ここでもう一人の参加者が。奈良の実家に帰省中のみえちゃんと合流する予定で・・グランヴァニーユさんで待ち合わせていたのですよ！

しかし、イートインができないとわかった時点で、場所変更の連絡を。

急遽、ちろちゃんが連れて行ってくれたのは・・・？

エースホテル京都。この建物、電話局だったんですってよ。隈研吾がリデザインしたんだそうな。急に言ってこんなかっこいい建物にさらっとアテンドしてくれるなんて、さすがちろちゃんだ・・。

ホテルの前に咲いてた、うすーいうすーいピンク色の椿！とってもきれい。

ここで、後から来るみえちゃんと待ち合わせることにしました。

ロビーの照明がおもしろい。

一階のラウンジの奥にあるコーヒーショップで飲み物を買い、ソファーに落ち着きます。

まこちゃんがカウンターで飲み物頼んでますね。

多分、ここのコーヒーは美味しいんだろうと思う。美味しそうな気配はした。

しかし、グランヴァニーユで甘いものを食べるつもりだった私は、口が甘いものの口になっていたのだ・・・！！それと、朝イチで飲んだ新横浜駅のコーヒーが結構濃かったので、ちょっとしばらくコーヒーはいいかなという気分だったのだ。

結局、ちろちゃんと私はホットチョコレートを。ともちゃんとまこちゃんは、シアトルエール（違うかも）を注文したらしい・・。ともちゃん、すでに本日２杯目の酒。

ホットチョコ美味しかったですよ。めちゃめちゃ甘いんじゃないかと思ってたけど、意外とこれが、甘さ控えめだけど薄味というのとも違って、満足感ありました。

みえちゃん来ないかな〜、とお外を眺める。

この後すぐに合流できたんだけど、その写真がなかった！

みえちゃんが加わって５人連れになり、みんな好きなものを飲みながら、ゆったりとした時間を過ごします。神社仏閣を巡ったりそういう京都っぽい要素は驚くほどなかったけど、ここまでのところ、超贅沢な時間を過ごしてます。

少しくつろいだ時間のあと、ちろちゃんの「桜みにいこか！」という言葉を潮に、また腰を上げ、街歩きに繰り出しました。

うわー！みごとい。みごとい桜や。

高瀬川沿いを歩きます。おっと、やっとみえちゃんが出てきたな。先日、ビショップのアウトレットに一緒に行った時に見つけた、マッキントッシュのとってもいいコートをお召しになってました。似合う！そして、ミミポシェットとも合う！！

この川沿い（だけじゃなく京都はどこでもそうだと思うけど）歴史上の人物の遭難の地めっちゃ多い。立て札や碑を見るたびに「ここで佐久間象山先生が・・」などとひとり感慨に浸っていたのだが、みんな桜を追ってそぞろ歩き、自分以外誰も立ち止まりやしないのであった。エーン。

おーい！みなさーん！

橋のたもとの柳の下の、くるり見返り美人たち。

桜色と新緑との組み合わせが美しいです。

なんて美しいの。ため息が出ちゃう。

この日を京都行きに決めたのは、本当にたまたまだったんだけど。桜の時期の京都ってこんなに綺麗だったのね。こんな風にゆったりと、友達と一緒に、桜の小路を眺めて歩くなんて、もしかしたら初めてのことだったかもしれない。最高のタイミングじゃないか。

お花見といえば、お弁当作ったり、息子氏のどろんこの心配したり、公園でトイレの場所を確認したり、そんなことばっかりが浮かぶ感じで。それが、こんな家から遠く離れた場所で、大好きな人たちと、こんな大人の花見をすることになろうとは。感慨深いものがありました。

思えば、今年に入ってから結構いろいろあった。おばあちゃんが亡くなったことだけじゃなく、他にもちょっとした節目があり、考え込んだりした日もあったし、世界情勢のこともある。ちょい重めの日々を過ごしていたかもしれない。素晴らしいご褒美であった。

花ざかりの町を、存分に堪能したのでした。

さて、この川沿いの道の先には・・・この項、続きます。