色があふれる季節なのだけど、なんとなく前回の投稿から色々考えるところがあって、間が空いてしまった。
夜眠れないのでグリシンなる白い粉を楽天で頼み、毎晩おふとんに入る2時間ほど前にキメているのだが、あまり早寝には繋がっていない・・・。睡眠は深くなった気がするけど。
ここいらの中学はどこも8月の前半が夏休みに当たっているので、先週は一学期の〆ってことで、面談やらなんやらがあった。だいたいともちゃんは面談の日は午後から休みを取るので、お外にランチやお茶に行くチャンスなのである。
馬車道に新しくできた、水信フルーツパーラーに行ってきた。
入るとズラーッと並ぶくだもの!
馬車道駅の周辺は、最近大規模な再開発があった。このパーラーの道路挟んで反対側に市役所が来たせいもあるかな。コロナで外出できなくなる前くらいに前を通った時、ビルボードが入るらしいのを見たので、何か大人っぽい建物なんだなと思ったが。予想通り、なかなかいい感じの飲食店がいくつも入った素敵な商業施設ができた。
美味しそうな和食屋さんとかてんぷら屋さんとかも入ってたから、そのうち行かなくちゃ。
さて、水信ですが。ともちゃんとこれまでよく行ってた桜木町駅前のちっちゃいフルーツパーラーラボは、カジュアルで入りやすい店だったけど。
今回できたお店はもうちょっとどっしりした感じで、ちょっと敷居も高い。お、お値段もそれなりである。特にパフェは一番安いのでも2000円近くしたし、普通に3000円以上するものもあったので、近隣のタカノや資生堂に比べるとだいぶ高い印象。ちょっと手を出しにくい・・。
おニューのうでわをキラキラさせたともちゃん。面談なので、爽やかな白い上下で現れました。おニューのスマホケースの主張がすごい。
内装も凝ってます。
ソーシャルディスタンシングのために稼働席数を減らしているので、ちょっと待ちました。待ってる間は、同じ建物の中のほかの飲食店をリサーチしに行ったり、リンコス(マルエツの高級版らしい)の品揃えをいちいちチェックしたりした(笑)
で、お昼だったし、お手頃価格だったし、フルーツサンドと、ももサンドを頼んで半分ずつシェアすることにしました。
クリームは甘さ控えめの爽やかな味だった。さくらんぼと、黄色いのはマンゴーピューレ。
コーヒーが、可愛いカップできた!
果物はみずみずしく、ももとクリームの相性が大変良かった。
しかし、途中で気づいたのだけど、紙で出てくるメニュー表に載ってるもの以外にも、入口のショウケースに並んでいるものをイートインで頼むという選択肢があったのだった・・・!
美味しそうな季節の果物のケーキやタルトが並んでたし、ケースの端の方にあった大きなグレープフルーツのまるごとゼリーみたいなやつにかなり心惹かれていたのだ。今度行ったらあのゼリーを食べねば。
カラフルといえば、ストライプバッグ(別称・カラフルな網戸)を買った。
表参道ヒルズのイベントにて入手した。前もって抽選で入場時間を決める方式の事前予約システムだったのだけど、わりと早い時間に当たったので、朝から行ってきた。
電車が怖いので車で(ヒルズカードで駐車場が1時間無料なのである)。一度に5人くらいしか会場に入れない仕組みなので、終始しっかりディスタンスが保たれていた。今後どのイベント販売もこの仕組みにしてもらいたい。
明るい黄色が入ったのを買った。前日にオンライン販売もあったんだけど、これはもう売り切れていたので他の色(ラッカーレッド)を注文したのだ。しかし、黄色を買ってしまったので、レッドは新品のうちに手放そうと思っている。人生初のフリマアプリ出品に挑戦するのか、私・・!?!?
誰か欲しい人がいたら、定価プラス送料のみでお譲りしますのでお声がけを。 (※終了しました)秋口まで使えそうないい色です。
たぶん店舗がある大阪以外の地方ではわりと品薄のはず・・・。その辺りの事情がよくわからん。
さて。こちらも久々の・・・
*今週の押しピン*
脳内の壁に刺さった瑣末な話題やささやかな出来事についてのメモです。
・初めての丸井とモリコーネの話
ちょっと前の話になるけど、エンニオ・モリコーネが亡くなった。その週のうちに短く触れようと思ってた話だけど、色々あってだいぶ賞味期限が過ぎてしまった。
と言っても、マレーナとニューシネマパラダイスくらいしか見てないので多くは語れないのだけど、ちょっとした思い出の小話がある。
上京してすぐの頃の話だ。早大のコンパは大体馬場か新宿であることが多かったし、下宿は西武新宿線の花小金井だったので、洋服を見たり本屋に行ったりという青春活動(←未満警察・ミッドナイトランナー的な言い回し)は、新宿界隈ですることが多かった。丸井が入りやすくて好きだった。
可愛い洋服がいっぱい入っていたし、ちょっとおしゃれなビーズパーツ屋さんも入っていた。
だから、大学の授業が終わって学食でご飯を食べ、ちょっと暇があると、しょっちゅう紀伊国屋書店から新宿の丸井をハシゴしに行っていた。
お金がないから買い物はそんなにしなかったのだけど、ど田舎から出てきたばかりの18歳には何もかもが珍しくて、見て回っているだけでも楽しかったものだ。
すぐそこの繁華街でキャバ嬢のバイトをしてる同級生がいて、お給金が入るとすぐきらびやかな洋服や化粧品を買いに行こうとするので、時々それに付き合ったりもしたなあ。
そうやってほっつき歩いて、閉店時間になると、いつもモリコーネの曲が流れた。ニューシネマパラダイスのサントラ盤でいう、8曲め「First Youth」だと思う。オルゴールみたいな音が入ってるこの曲が、当時の丸井の閉店ソングだったのだ。蛍の光じゃないんですよ。モリコーネよ!
たらららーん、たらららーん、たらららーん、たらららーん。
都会では、閉店時間にモリコーネが流れるのだ!
なんておしゃれで気の利いた選曲なんだ、と当時は本気で思っていた。立ち読みとウィンドウショッピングを満喫し、閉店までその辺をほっつき歩いていても、誰も文句を言うものはいない。家に帰っても一人だ。大いなる自由と、ちょっとした孤独。
今でもこの曲を聞くと、若者の一人暮らしの光も影も、すべてを満喫した日々のことを思い出すわけです。たのしかったなあ。・・もう、あれから倍以上の道程を来たのか。遠くまで来たもんだ。
・ルーズソックスと深い谷の話
先日、まこちゃんとともちゃんとニュウマン横浜に行った時の話を書いたのだけど。つばめグリルでご飯を食べた時、4人掛けのボックス席の、まこちゃんとともちゃんは奥の席、私とコハ嬢は手前の席に座った。
で、なぜか自分たちの中高生時代に流行っていたものの話題になり、ルーズソックス履いてたよね〜とまこちゃん&ともちゃんは盛り上がっていたのだけど。・・・実は私、ルーズソックスというものに一度も足を通したことがないのである。
和歌山には売ってなかったと言い張ってみたが、そんなわけはない。たぶん売ってたけど目に入らなかっただけなのだ。
当時、生徒手帳には「ソックタッチの使用を禁止する」旨を書いていたのだけど、自分は現役の頃、ソックタッチが何なのか知らなかった。生徒手帳の禁止事項に載っている、謎の悪いものだという認識だったのだけど、とちゅう誰かに聞いてみて、どうやら足に塗布する糊っぽいものだという知識を得た時にはびっくりした。剥がす時に痛くないのか!?と。
ともかく、まこちゃんもともちゃんも、大いに驚いた。じゃあ何を履いていたのか!?と。普通の靴下ですよ。
テーブルの真ん中あたりを横に指差して隔て、わたしはコハちゃんに言い聞かせた。「嬢よ、見てごらん・・。ここには深い谷があるのだよ・・・。かつて陽キャだった者と陰キャだった者を隔てる、深い谷がな!」
そう、ルーズソックス峡谷である。
コハ嬢はきっと、ママやお姉ちゃんと同じく、一軍に入って活躍していく子に違いない。しかし、そうでない峡谷の向こうの民にも、優しくしてあげておくれ。決していじめぬように。よろしく。
・・・それにしても、その後すぐ、ちょっと特殊な経歴のアート系の人たちとお茶した話の時にも、ルーズソックスを履いたことがないと話したのだけど、やはり驚かれたのであった。
当時はどこの地方でも大体みんな履いていたらしいし、同年代のママ友なんかと話すと、駅でおじさんにルーズソックスを売った若気の至りの思い出を話してくれるような人もいる。
ちなみにその際の相場は一足3000円だったらしい。もらったお金で新しいソックスを何足か買い、また売り、みたいな話をしていたが、それなら無限に儲かるではないか!まるで錬金術だ。人生ちょろいな。
それもこれもすべて、峡谷の向こう側の話だ。
自分も若かりし頃に戻れるなら、ちょっとそっちで過ごしてみたかったが、今更言ってもせんのない話だ。
・息子氏のひどい歌の話
息子氏は、ひとりでいると放歌・喧騒がひどい。オンラインで友達とゲームをやっている時には、相手がいてもいなくてもずっと喋っているし、ひとりで漫画を読みながら謎の歌を歌っていたりする。
さて、先月あたりにヘビーローテーションだったのが、うんこの歌である。しかも、ふざけた楽しい感じの歌じゃないんです。すごい詠嘆というか、情感たっぷりのメロディにのせて。
「うーんー、こーだなー」
「やーっぱり〜、おまーえは〜〜、うーんー、こーだなーー」
なんちゅう歌だ。
なんなのそれ!?!?と息子氏に聞いたら、これは、Apple Musicにも入っている、れっきとした歌手の曲だぜ!と言う。
流行ってるの?と聞いたら、俺の中では流行っているとのこと。それは母にもわかる。
とにかく、あるなら一回再生してみてと頼んだ。すると、情緒的なポロンポロンとしたギターを爪弾く音から、その曲は始まった。
なんと、森山直太朗だった。なんともいえん。
しかし、毎朝「エール」を見ているにもかかわらず、うんこの歌の直太朗=藤堂先生であるという認識はなかったらしい(二階堂ふみとお見合いしたいけ好かない奴=スーツの脇役弁護士、には気づいていた)。
ちなみに、今のヘビロテ曲は、はんぺんの歌(自作)らしい。「はんぺんはんぺはんぺはんぺん!はんぺんはんぺはんぺはんぺん!」と、ひたすらチャントのように繰り返される、単純な歌である。
息子氏のお気に入り、フォートナイトのバナナTシャツ。かわゆい!
・マスクを足した分の引き算の話
ともちゃん式ファッションの数学では、今年は顔の大部分をマスクで隠している分、二の腕やなんかの露出は多少大胆にしても大丈夫らしい。
そういうわけで、最近は会うたびにノースリーブのかわいい服ばかりお召しになっている。
私も影響されて、ノースリーブとは言わないまでも、フレンチ袖くらいのTシャツワンピなんかを着てしまっている。顔を隠すと、人はだんだんと恥じらいなる感情を忘れていくのかもしれない・・・。
しかし、単純にマスクで隠しているぶん、暑い。出入り口を塞いでいるわけだから、熱が体にこもる。ならやはり、首から下だけでも涼しく保つべきなのかもしれない。理にはかなっているぜ!
4コメント
2020.08.05 06:49
2020.08.04 15:20
2020.08.04 12:09